妊娠高血圧症候群の悲劇再び…!?
私は、第1子、長女妊娠中に、妊娠高血圧症候群になりました。37週の健診へ行った足でそのまま入院となり、2週間の管理入院を経て、帝王切開になりました。
↓昔のブログ記事(病院へ提出したバースレビュー全文)
そして…いつの間にか34週に入ってしまった第3子妊娠です。臨月間近です。
実は一ヶ月ほど前からじわじわと血圧が上がってきてしまいました。昨日の健診であわや入院か、となるところでしたが、何とか弱い降圧剤を処方してもらって、自宅療養で様子見ということになりました。
ちなみに、第2子の時は血圧は全く問題ありませんでした。ベビーアスピリンと呼ばれる、低量のアスピリンを医師の指導の元、14週から毎日飲んでいたおかげかなと思っていました。今回も飲んでいるのですが…高齢を意識せずにはいられません。そういうことですよね…きっと…。
日本で入院した第1子の時は、妊娠後期に手首が痛くて曲がらなくなり、臨月に入る一ヶ月以上前からむくみがひどくて朝の寝起きには手の指が痛くて曲がらなくなっていました。しかし今回はそういったことはなく、むくみもほとんどありません。
体重も、それほど増えていなくて+5kgくらいです。これも第1子の時と同じくらいのペースです。
ちなみに、第2子の時は、今の体重+10kgあったから恐ろしい…。(アメリカでは体重管理はほとんど何も言われないのです。むしろ痩せてるって医師に言われて「それはないわ!」て思いました…日本で私を見た人が痩せてるとは100人中一人も思わないでしょう…)
妊娠高血圧症候群になると、肝機能と腎機能に影響が出てくるのですが、今のところ血液検査では異状なし。ただ単に血圧が上がってきている、ということです。それでも、脳溢血やけいれんを起こして倒れてしまう可能性があるので、とても危険な病気なのです。
治療法は、「出産」。それが、妊娠高血圧症候群です。出産すれば元に戻ります。中には重症化してしまう人もいるようですが…。そうならないことを願います。
降圧剤を飲み始めて、血圧は下がっていますが、このままだと37週に帝王切開かもしれません。長女の時は、生まれた時はとても小さくて、体重が増えるまで2週間入院しました。今は嘘みたいに元気に大きくなっているので、それが救いです。
同じ人間でも妊娠は毎回違うし、子どももそれぞれ違う…不思議です。今はとにかく無事に、元気に生まれてきてほしいとそればかりを祈っています。
アメリカで初めてバイオリンを買いました。
長女、ついに1/16を卒業へ
この夏6歳になったばかりの長女は、私が3〜4歳の頃使っていた1/16のスズキバイオリンをずっと弾いていました。私の姉も、このバイオリンで始めたので、我が家に代々受け継がれている?楽器なのですが、スズキバイオリンは量産品、時間が経ってプレミアがつくような造りではないので、言ってしまえばただ単に古くて汚いだけ、という楽器です(3X年前の練習用のシールやテープがペタペタ貼ってある)。
「1/16は、それほど長くは弾かないし、娘が続けるかどうかもわからないからこれで十分」と、初期費用がほぼかからないことを理由にこのバイオリンで始めましたが、娘は私と同じで手足がすらっと伸びるタイプではないようで、6歳過ぎるまでなかなか先生からサイズアップを指示されませんでした。ましてやこのパンデミック。そうこうしているうちに、2年4ヶ月の間、1/16を弾いていました。
2巻も後半に入り、ちょっとこの楽器では辛いな…という感じになってきていました。
まあ将来ソリストになるような子達は1/16でも4巻や5巻の曲を弾いているんでしょうけれど…(年長でこれくらい進んでいないと厳しいらしいですよ…どんな世界?)、そういう子達はもっと音の鳴る楽器を使っているのだろうな…と思います。
次は1/10
バイオリンに向いているかどうかは1、2年でわかる、という話をどこかできいたことがあったので、2年やって2巻に進まなかったら本人のやる気次第ではやめて様子を見てもいいかなと思っていました。が、なんとかギリギリ2年経つ前に2巻に進んで、本人も楽しくなってきたようです。
これから先の2年間が大事だなと感じたので(ただの親の勘)、次のバイオリンはもうちょっとましな楽器を弾かせてあげたい…。また2年間弾くことになるかもしれないし…。
(ちなみに実家の1/10は、使えるらしいものの、このパンデミックで一時帰国も、親の渡航もやめているので送ってもらうしかありません。しかし、楽器の海外発送はいろいろ面倒でお金もかかるらしく、そっちで買いなさい、と言われました。)
レンタル?購入?
きょうだいもバイオリンを習うなら、購入した方がリーズナブルです。次女は3歳半。まだ全然やる気もないけれど、ひょっとしたら始めるかもしれないので、次女も続けるとすると買った方が割安になります。個人的には買った方が、気楽に弾けていいかなという気がするんですよね。愛着も湧くし。
どのメーカー?
分数バイオリンの世界がよくわからなかったので、この動画を参考にしました。↓
【演奏比較】子供用分数バイオリン、人気の5本比較してみました
価格と品質が、良い意味で量産品、安心と信頼のSuzukiと、アメリカ西海岸のメーカーということでEastmanに的を絞って、問い合わせてみました。(ちなみに今はどちらも工房は中国みたいです)
店舗へ問い合わせ
先生からオススメされたお店に、まずはメールを出してみました。内容としては、1/10のバイオリンを探していますが、Suzuki 210 か、Eastman 80 (どちらも廉価版モデル)は手に入りますか、という感じです。どの程度の楽器を探しているか伝えた方がいいと思ったためです。(良い楽器のためなら金に糸目をつけないと思われても困るので…)
すると翌日返信があり、Eastmanなら全ラインが置いてあるということ、他にもいくつか試せるものがあるということ、予約はいらないからいつでも来店して弾いてみてね、ということでした。
店舗へ行ってみる!
善は急げ。メールをもらったのがちょうど土曜日で、夫も「行けるよ!」と言ってくれたので、早速家族で出向きました。
試し弾き
Eastmanの80、100、200の全ラインナップ、他にノーブランドのものと、試し弾き途中で持ってきてくれた年季の入ったオールドっぽいもの、5本を弾かせてもらいました。最初はテープ(指の位置)の貼っていない指板に怖じ気づいて音が出せない長女(予想通り)でしたが、次第に慣れてきて音が出せるようになりました。
Eastmanは80と100は同じ値段と言われ、え、そうなの?て感じでした。そして、200は若干お高め。250USDも違うんです…。でも弾いてみると、響きが全然違いました。私も弾かせてもらったところ、楽に良い音が出る!しかし予算オーバーギリギリのライン…。最後に弾いたオールドっぽいバイオリンは、ものすごく響いて良い音がしたものの、怖くて値段がきけませんでした(参考までにきけばよかったと後悔)。しかも娘的にはオールドっぽい見た目がNGとのこと。Eastman 100と200で迷い、今後の成長の為に200に決定しました。娘は、100の方が黄色っぽくてキラキラしていたので、好みのようで、最後まで100がいい、と言っていましたが…。夫がカッコ良く「君(私のこと)が良いと思う方を買おうよ」と言ってくれましたが、まさか後でネチネチ言われるとは…。
弾いて楽しい、が一番!
帰宅してからも、娘は「本当はキラキラしてる方がよかった」(モデル100のこと)と何度も言っていて、夫にも想定より高いの買わされたみたいなことを言われ、自分は間違ったことをしてしまったんだろうかと落ち込んでしまいました。
でも娘は良い音の鳴るバイオリンを弾くのが楽しいようで、翌日の日曜日は文字通り一日中弾いていました。こんなに弾いたの人生初じゃないの?というくらい、暇があると楽器を出していました。いつもの家で聴くと、音の違いがよくわかって、やっぱりこっちにしてよかったなと思えました。楽しそうな娘の姿に夫も納得したのか、それ以後文句を言われることはありません…。
指の位置テープ
バイオリンの先生からは、新しい楽器を買ったら指の位置にテープを貼るよう言われていました。1(人差し指)と3(薬指)の指の位置だけでいいよ、とのことで、2(中指)の位置は卒業!すごいよ娘、私は小3まで確か3本貼ってたよ。音程悪いから。(大学生になってから音程の概念を理解したので)
このテープ、何でもよさそうなので、ダイソーで買った細目のマスキングテープを更に半分の細さに切って、娘の好きな色を貼りました。
実は楽器屋さんで、「指の位置に貼るテープは置いてありますか」ときいてみたんです。すると、「うちでは売ってないよ。レンタルで返ってくる楽器にテープが付いて戻ってくるんだけど、うちは剥がすの専門で、あのテープが何なのか知らないんだ(笑)」って言っていました。更に、「奥で試し弾きしてるのはバイオリンの先生だから、きいてきてあげる」って言われて、申し訳ないけどありがたかったです。その先生によると、なるべく薄くて指で押さえた時に干渉しないものがいい、とのことで、お店の人が「washiテープ」て知ってる?と、メモに書いてくれました。
要するに「和紙テープ」なんですよね。これってマスキングテープでもいいのかな、同じ?ということで、家にあるもので解決しました。貼ってみると、確かに薄くてテープの汚れも付きにくそうだし、良い感じです。
Amaz○nでバイオリンは買っちゃダメ!
TwoSet と TwoSet ファミリーの Olaf さんの動画をどうぞ。
1、2万円て、普通は立派な値段に思えますが、実際はほとんど使い物にならないのがバイオリンの世界です…。あと楽器屋さんできちんと調整されたものを買いましょう…。
We Try the Cheapest (and most useless) Violins from Amazon
I bought a 100 dollar violin!!😬 Olaf reviews a cheap violin bought online...
Will it work?!? I try to Improve the 100 Dollar Violin with my Master Setup
四年前の自分へ
3度目の出産が近づいてきたので、二人目の時はどうだったかな、と過去の自分のブログを最近よく読み返しています。
そうしたら、長女の教育のこととか、自分の英語のこととか、悩んでるな〜と客観的に思いました。今なら、そんな自分にどんな声かけるだろう…?4年経って、色々と答えが、少しだけですが見え始めてきたので、現時点での状況から過去の自分の疑問質問に、自ら答えてみたいと思います。
あくまで、自分自身の経験を、自分自身に語りかけています。
Q1. 長女は日本語を忘れてしまいますか?
A1. 現地校へ行き始めても、忘れません。両親とも家庭で普通に日本語を話し、毎晩最低でも一冊は絵本を読んであげる、という生活を続け、日本語親子教室へ通ったり、日本語プレイグループに入ったりして他の日本語を話すお友達と交流し続けていれば、日本語を話さなくなるということはありません。親が英語を混ぜた日本語を話さなければ、子どももそうなることはありません。
Q2. 私は英語を話せるようになりますか?
A2. たいして話せるようにはなりません。でも、よく使うフレーズを覚えることによって反応が速くなり、単純なやり取りだけなら何だか話せる風にはなっていきます。しかし、ちょっと込み入ったことを伝えようと思うと途端に頭がフリーズするので、「I'll text you later.(後でメールします)」で切り抜けることがほとんどです。
また、聞き取りは日々鍛えられていきます。渡米直後は早すぎると感じたような英語も、4年経つと普通のスピードに感じられます。ただ、理解できるかというのは別問題です。たとえはっきり聞き取れても、何を言っているのかわからない、という問題は常にあります。句動詞(phrasal verbs)を学びましょう。(わかってはいても全く進歩がない現状です…)
Q3. 子どもの日本語、英語教育はどうしたらいいですか?
A3. あなたが大学入試までは頑張って英語を勉強してきたのは確かですが、日常英語は正直いってネイティブ3歳以下レベルなので、親が変な英語を聞かせるよりは家では日本語を使う、を徹底しましょう。子どもが3歳になるまでは日本語を最優先して、手先が器用になり始めたらひらがなを書く練習を始めます。ひらがなが書ければ、アルファベットの大文字小文字は楽に書けます。
アルファベットは書けなくても何の問題もありません。Kindergartenでゼロからやってもらえます。でも、できれば英語環境に慣れるために、Kindergartenの始まる一年前からは英語のPre-schoolに通っておくと良いでしょう。そうすることで親がアメリカの学校行事や習慣に慣れることもできます。
英語の学習は、親が教えようとするのではなく子どもが習ってきたことを一緒に勉強するような姿勢がいいのではないでしょうか。借りてきた本を一緒に読む、覚えなきゃいけないことを一緒に覚える、というように。時には子どもに教えてもらうと、子どもは喜んで教えてくれます。(発音矯正されて悲しい思いもします…)
Q4. アメリカ人のママ友はできますか?
A4. 心を許して何でも相談できるようなアメリカ人の友達、というのはできません。
でも、あなたにはいずれ、元NASAの研究者の主婦、ハーバード卒の経理スペシャリスト、高校の英語教師といった人達がいわゆるママ友(子どもを介した知り合いで、子ども同士が遊んだり、メールすれば返信が来るような関係)になってくれます。そういう高学歴な人達は、弱者に親切にするのが義務だと思っている善きアメリカ人の人が多いようです。
また、近所に住んでいる元小学校の先生が、暇な時に無料で英会話してくれたり、日常生活でも何かと気にかけてくれます。あと、ボランティアしたい銀行員も、週に一回2時間も無料で英会話してくれるようになります。
人とのつながりを怖がらず、飛び込んでいけば必ずどこかに仏はいるものです。もちろん完全に無視されたり、腹が立つことや嫌な思いもすることはあります。(そういう時は気にせずこっちが無視してやるくらいの勢いでいきましょう)
Q5. 子どもが誕生日パーティーに招待されたのですが、どうしたらいいですか?
A5. 子ども同士がとても仲良しだったり、子どもが行きたがっているようなら行っても良いですが、子どもが小さいうちは親も参加しないといけません。ソーシャルが苦手なら「I'm sorry, but she can't make it. Happy birthday!(残念だけど都合が悪くて行けません(sheは娘のこと)。お誕生日おめでとう!)」とでも早々に返信しておけば大丈夫です。
パーティーでは、ホストは所在なさげにしているゲストを放っておいてはいけないという暗黙の了解があるらしく、何かと気にかけてはくれるのですが、とにかくソーシャルが苦手なら行かないのが一番です。行ったら行ったで、アメリカのパーティー文化がわかって面白いですけれど、1、2回も行けば充分でしょう。
2020年はパンデミックで全くお誘いがなくなりましたよ!
Q6. 日本人のお友達はどうやって探したらいいですか?
A6. 日本語教室や日本語保育園、幼稚園に入るのが早いですが、日本人の先生の習い事や日本語育児サークル、プレイグループなどもあります。他に日本人が多く住んでいる地域の公園へ出かけてみたり、SNSやブログで出会えることもあります。あなたは人との出会いには恵まれますから、無理せず、合うなと思う人を大切にしていってください。
Q7. 車の運転はできるようになりますか?
A7. できます。本当に、信じられないかもしれませんが、あなたは英語の筆記試験も実技試験も無事に合格し、子どもを自由自在に送り迎えしています。数時間高速を飛ばして州境や国境をまたぐこともできました。
最初の一年目は、事故に遭って車の前半分が潰れたり、白昼の公園でバッテリーが上がったりするなど、あなたの配偶者には多大な迷惑をかけましたが、あなたが運転できるようになって誰より助かっているのは配偶者のはずです。
Q8. ハロウィンはどうやって過ごしたらいいですか?
A8. 学校へ行くようになると学校でのイベントがありますし、近くのショッピングセンターや商業施設、商店街などでも昼間から夕方にかけてtrick or treatingをやっています。そういうところに仮装して参加して、雰囲気を楽しみましょう。家をデコレーションして、やって来る子ども達を出迎えてもいいですが、はっきりいって外国人のあなたにはハードルが高すぎます。あなたの夫は全くやる気はありません。小学生も高学年になると大きくて、知らない人が敷地にやって来るのは怖いものです。外のデコレーションはやめておいて、夜は電気を消して過ごすのが一番です。
とはいえ、ハロウィンデコレーションをしたいし、生活があるから電気も消すわけにはいかない、という場合は、ハロウィンバケツにお菓子をたくさん入れておいて、玄関に出しておくと、勝手に来た子ども達が持っていってくれます。最近そういう家も多いようです。
2020年はパンデミックでハロウィンも自粛になりそうですよ!
Q9. アメリカでの出産はどんな感じですか?日本と比べてどうでしたか?
A9. アメリカの方が何でも進んでいる、というのが率直な感想です。私は一人目は都内有数の、NICUもある大病院で、管理入院もそこで2週間したのですが、妊婦健診では毎回内診があるし、医師や助産師の言うことは絶対、という雰囲気で何でも「赤ちゃんのため」。「赤ちゃんに優しく母親に厳しい」と言われる産院でした。「赤ちゃんのため」と言われると、母親はもう何も言えなくなりますよね。
アメリカでの出産は、内診は最初の方の一回と、最初の超音波、あとは陣痛始まってから最後の一回だけでした。普段はお腹の上から超音波も心音も確認できました。これだけで身体的苦痛が断然少ないです。それに、医師(日本人)もアシスタントも皆フレンドリーで、雑談もしてくれるし、ほぼ全員女性です。男性産婦人科医をまず見たことがないです。日本でも女性の割合が若干高いのが産婦人科医かなという気はしますが、それでもまだまだ半数以上は男性のようです。そして毎回内診があるとか(単に設備の問題?)、アメリカ人は耐えられないでしょう。日本人だって嫌なはずなんですけどね、男性産科医。仕方ないから我慢するんですよね。アメリカ人は我慢しないですからね。出産の主役は母親、という感じで、何でも本人の意志を尊重してくれる姿勢でした。だから、3人目もアメリカで産みたいと思えたのです。
Q10. 私は一体何年アメリカで暮らすのでしょうか?
A10. 少なくとも4年はいます。あなたが渡米してすぐの大統領選で当選した大統領が再選されるようなことがあれば、帰国も視野に入ってくるでしょう。
日本の医師の男女比率に関する記事がありました↓
6歳長女の日本語状況(6歳0ヶ月 在米4年2ヶ月)
6歳長女の日本語状況(6歳0ヶ月 在米4年2ヶ月)
半年毎の成長記録ですが、前回書いたものとあまり変わらないような…というか、コロナでほとんどのことがストップしてるような気がします。少しは進歩している部分があるかな…?
英語
もう在米4年以上になるという事実に驚き。自分のことは棚に上げますが、長女も、ついでにアメリカ人(国籍)の次女も、4年もいるのに英語苦手です。「うちの子英語の方が強くって〜日本語ヤバい!」とか言ってみたいものです...。いや、そうならないように努めてきたんですが、これで良かったのか…?と心が揺れてきています。
うちの子は、こっちの日本人ママに「日本語ペラペラだよね!」とよくびっくりされます。「日本語ペラペラ」という表現に笑っちゃいますが、うちの周りは駐在の人は少なくて、国際結婚とか在米歴長くて永住権持ってる人達が多いので、よけいにそう思われるのかもしれません。うちは父親も日本人だし、母親の私が英語堪能じゃないからっていうだけなんですけれどね…。でも駐在じゃないからいつ日本へ帰るのか、そもそも帰るのかも決まっていないのです。
英語に関しては、まだオンラインで続けているバイオリンと、9月からオンラインで始まった現地校で触れているので、家庭では宿題等以外特別取り組むこともなく、このまま様子を見ておきます。(あ、Z会の英語は月に1回で終わりますが一応やっています)
現地校はそろそろオンラインが本格始動しそうなので(遅い)、動き出したら記事にしたいなと思ってます。早くも現地校は1年生です。
日本語
読み
小2レベルの本やテキストも、なんとか読んでいます。わからない漢字はその都度きいてくるので、何度か繰り返すと読めるようになっていきます。この「わからない→調べる」の繰り返しこそが、読めるようにようになるには必要です。現在、公立図書館でも、日本語図書館でも、本の貸し出しがストップしているのが痛いです。最近amazon.co.jpから買った児童書は、楽しんで読んでいました。きょうだい関係がテーマなので、刺さるものがあったようです。
書き
課題にしていたカタカナを、ほぼマスターしました。たまに忘れて書けないこともあるのですが。ひらがなとカタカナの使い分けも、意識して書くように言い続けてきたので、書くようになってきました。あと、日本語教室の先生のお力も大きいです。(親だけの影響力には限界があります)
漢字は一年生の前半に習う漢字には習熟してきたようです。
算数
Z会の小学生コース2年生のテキスト、ドリルに取組んでいます。
Z会小学生コース2年生
現在までの内容はほぼできていますが、算数は、2年生に入ってから、長さや、かさの繰り上がり繰り下がりのある計算が苦手なようです。単位が変わるのがまだピンとこないみたいです。多分一人ではできないんじゃないかな。一緒にやるとなんとかできる感じです。筆算は桁が大きくなっても大丈夫でした。算数はこれから九九が出てくるけれど…どうなるかな…。国語は漢字がまだまだ自由に書けるほどではないものの、1年生の復習をしつこくドリルで出してくれるので、1年生前半の漢字はだんだん書けるようになってきました。主語と述語とか、修飾語とかが、意外と分かっててびっくりしました(これは英語のおかげなのかも)。
日本語補習校
今年の四月から、日本語補習校に通える年(キンダー・幼稚園年長)になったのですが、家から遠いこともあり、結局通わないことにしました。現地校では9月から1年生だし、日本語での学習も家庭で進めているので、今更幼稚園の内容をやるために往復2時間弱かけたくないなというのと、土曜日が一日そのために使えなくなってしまうので、時間がもったいなく感じたからです。また、この補習校は伝統と歴史があり日本語スパルタで有名で、日本の学習指導要領にのっとって教育が行われるとかで、公立学校の校長経験者が校長として赴任してきているようですし、入学試験があって入れないこともあるし、出席や成績がよくないと退学になるとか、学校で習っていない漢字は使ってはいけないとか、とにかく日本の学校の良いところよくないところひっくるめて日本の学校、という雰囲気なんです。でも先生は別に教員免許持ってなくてもいいらしいです…。
そんなわけで、日本で国語の正規教員約10年やった私としては、まあ頑張って通わせなくてもいいかな…と思っています。今のところ。あと夫も当初から通わせなくていいと言い張っています。
でも駐在員のお子様方なんかは、数年で日本へ帰国するので、日本の学校の雰囲気を忘れてしまうと帰った後で苦労するでしょうから、日本の雰囲気に慣れておく場所が必要です。そういう意味で必要な学校だと思います。
補習校について、長くなってしまいましたが、要するに通っていません、ということです。
バイオリン
バイオリンはアメリカ人の先生のスズキ式の教室で、始めて2年と数カ月ほど。2巻の「Gavotte from Mignon」(ミニヨンのガボット)に入りました。ここからも2巻は良い曲続くんですよね〜。これまでのところ、だいたい目標通りのんびりやっています。毎日の練習も15〜30分くらいで、嫌にならない程度に…。このまま1年に1巻のペースで進んで10巻で卒業して地元のユースオケに入る…というのが親の私の青写真です…。できれば12歳くらいでオケ入って欲しいな〜。
その他
工作、お絵描き、簡単な科学実験が大好きで、この夏はよくやりました。あと、フラフープを100回以上回せるようになっていました。こうなったらフラフープしながらバイオリン弾けるようにするしかないか…。(本人は断固拒否してます)
音楽バトル その後
音楽バトル その後
もうちょっとだけひっぱります、この話題。
これまでの関連記事
グランドフィナーレを迎えたTwoSet ViolinとDavie504の音楽バトルですが、それに対するリアクションで主なものをご紹介しておきます。あと、実はまだバトルが勃発していたらしく、新たな火種もTwoSetが撒き続けているのでこれからまだまだ広がっていきそうです…(笑)。
Charles の参戦動画に対するHerman Li のリアクション動画
グランドフィナーレ前に投稿されたベーシストCharlesの動画に対して、TwoSetと同じくDavie504からチャレンジを受けて今のところスルーしているHerman Li が好意的なリアクト。一緒に組んでDavie504をやっつけようというようなことを言われています。過去にDavie504と対決して決着が着かず、Holy slapを喰らっているCharlesはどうするのか?
DragonForce Reaction - Herman Li Reacts to Through the Fire and Tap by Charles Berthoud
Charles のグランドフィナーレとHerman Li に対するリアクション動画
そのCharlesがグランドフィナーレ動画とHerman Liに対してリアクト。2対1は不公平だから、自分も参加したかったなーという気持ちが正直なところなんでしょうね。あとDavie503という謎の人物とも対戦しています。もうよくからない(笑)。
Dragonforce Want To HIRE ME On Bass?! (Bass Battle)
バイオリンメーカーOlafのリアクション動画
TwoSetと何度も動画を一緒に作っているTwoSetファミリーともいえるOlafも、何と関連動画?を作成。それがこちら(笑)。バイオリンをはじめとして弦楽器の製作、修復作業が観られる、なかなかレアなチャンネルです。Olafさんのキャラも良い!
A Bass-Bar inside a violin?!? Master violin maker explains how it works
他にも勃発した音楽バトル
1 バイオリン vs 金管
ベースとのバトルの最中、TwoSetが作ったこの動画。ここでまた金管とのバトルが勃発していました(笑)。
Sightreading 10 Levels of Brass Orchestral Music!?
オーケストラを知ってる人ならジョークだとすぐわかるし、金管の大変さも、難しさも、重要性も…皆知っているはずなのですが、当の金管奏者にしてみたら気分が良くないものなのかも…。コメントでも本気で怒ってる人?けっこういます。(セカンドバイオリンも似たような動画作られてますちなみに。誰も怒ってないけど…というより爆笑。)
個人レッスンをずっと受けてきたようなバイオリン奏者は、一楽章全部休符を意味する「Tacet」を知らない人もけっこういます。私もオケ入るまで知りませんでした。(学生の時、コンマスだった人も知らなかったらしい)。これは、おそらくブラスバンドやってた人も知らないんじゃないでしょうか。それくらい、オーケストラにおける金管の役割はけっこう微妙な役どころではあります。出番が少ない上に重要すぎるっていうんでしょうか。ずーっと休みでいきなりソロとか…。バイオリンは、人数多くてソロとかソリは首席奏者とか前3プルトくらいしかしないから気楽なんですその分。そういうところを皮肉ったリアクション動画がこちら↓
Brass player responds to TwoSetViolin #DootDoot40hrs
TwoSetのこと、「TwoSet Viola」って言ってますね(笑)怒ってるー(笑)!
2 バイオリン vs トライアングル
これも最近投稿されたもの。実は私は中学生のときブラスバンドでパーカッションやってました。で、顧問の先生がなんとパーカッション専門だったのですごく勉強になったんですが、トライアングルってほんと奥が深いんです。バイオリン首席だった人で中学生の時部活でパーカッションやってたっていう人一人知ってます。実はそういう人けっこういるのかも?バイオリンの右手は打楽器的要素ありますしね。打楽器は鍵盤楽器もあるから本当に多方面こなす人じゃないとできないです。トライアングルばっかりやってるわけじゃないですし。ちなみに私は鍵盤楽器苦手でした。
これも次々といろんな人がリアクション動画を投稿してます(笑)。面白いからどんどんやって!
Reacting to Twoset Violin's Triangle VS Violin video
おまけ
2nd Vn. って…
Performing 2nd Violin Part of The Blue Danube Waltz by Strauss
英語ネイティブの子どもが最初に身につけるべき英単語とは
英語ネイティブの子どもが最初に身につけるべき英単語とは
5歳長女の英語についてです。
長女の英語は果たして大丈夫なんだろうかと親として心配しているのですが、学校ではELL(英語を第二言語とする子ども用の授業)を受けてはいますが、特に問題有りとは認識されていないらしく、家でどうしたらいいのかよくわからないまま過ごしています。
学校の先生からは、「sight words」の最初の25個が、キンダーの範囲だから読めるようにしておいてね、というゆるい指示と、あとは本を読みましょう、というくらいで放置されています。
今日は、この「sight words」について書きます。
「sight words」とは?
「sight words」で検索すると、とにかくいろいろ出てきます。私ももっと早く調べておくべきだったなと思いましたが、自分の認識としては、「ぱっと見ただけで何も考えなくても読めるようにしないといけない超基本的な単語」という感じのものです。
他に「fry words」や「fry's first words」などという呼び方でもほぼ同じものが出てきます。
では、どういうものが「sight words」なのかというと、以下のような100単語です。
the / of / and / a / to / in / is / you / that / it / he / was / for / on / are / as / with / his / they / I / at / be / this / have / from / or / one / had / by / words / but / not / what / all / were / we / when / your / can / said / there / use / an / each / which / she / do / how / their / if / will / up / other / about / out / many / then / them / these / so / some / her / would / make / like / him / into / time / has / look / two / more / write / go / see / number / no / way / could / people / my / than / first / water / been / called / who / oil / sit / now / find / long / down / day / did / get / come / may / part
私は、最初にこれらを見た時、面白いなと思いました。ネイティブの子ども達と、外国語として英語を学んだ自分とでは、最初に習う言葉が違うんですよね。当たり前といえば当たり前なんですが、うちの長女も先に日本語と日本語での学習を進めてきたので、外国語として英語をこれから習っていきます。その時に、最初に読み書きとして習うのがこれらの単語だというのが、興味深いです。
Z会の英語学習サイトでもそうだったのですが、やっぱり外国語として言語を学ぶ時は、身近なものの名前とか、よく使うあいさつやフレーズから入っていきますよね。
でも、「sight words」は品詞や文脈、複数形と単数形、時制すら関係なく、とにかく英語の会話や文章の中で「よく使われる」単語です。ネイティブの子ども達には「これは何?」と思うことがないくらいに身近な言葉なんですよね。「あ、あれはこうやって綴るんだ」くらいの認識なんじゃないでしょうか。
長女は、最初の25個はさすがに読めていましたが、100個は完璧ではありません。そして、「これは何?」レベルです。例えば、「could」や「would」も100の「sight words」に入っていますが、「これは何?」ときいてきます。そういう時に、何と説明したらいいでしょうか。
「could」は can の過去形で…と言うよりは、「Could you〜?(〜してくれますか)」のcouldだよ、と言った方が多分ピンとくるし、「would」は will の過去形というよりは、「Would you like 〜?(〜はいかがですか、要りますか)」なんかの方がよく耳にする使用方法じゃないでしょうか。特に幼児にとっては。
だから、なるべく知っている例文や、歌の歌詞なんかで理解してもらうようにしています。子どもは意味がわからなくてもディズニーなんかの歌をよく歌ってるので。私は私で、子どもが何を歌ってるのかとか把握しきれてないんですけれど…。
読書
学校があった頃は、図書室へ行く時間が週に一回あり、そこで子どものレベルに合わせた本を借りてきていました。シンプルな文が大きな文字で書いてある薄手の本をよく借りてきていて、それなら読めるという自信がついたようでした。オンラインのELLでも、そういう本を先生に、あるいは一緒に教えてもらいながら読んでいました。
あとは好きなキャラクターやモチーフが出てくる本。ディズニーの好きな話とか、人魚やユニコーンが出てくる絵本です。それと興味のあることのノンフィクションの本、例えば鉱石や楽器、動物なんかが喰い付きがいいです。何でも良いから、本人の好きなものを選ばせると、読みたいという気持ちにつながるようですね。(親の私も同じです)
音楽バトル、グランドフィナーレ
音楽バトル、グランドフィナーレ
TwoSetファンが待ってた最高の形のグランドフィナーレが、ついにやってきました!
Davie504との、音楽バトルです。
ファンの期待を裏切らないわー!Davie504の株も私の中で上がり、お礼にlikeと登録しておきました。
まずは、ぜひ一度ご覧ください↓
こいつらバイオリニスト達は止めなきゃならない(ベースvsバイオリン バトル)
These Violinists need to be STOPPED (BASS vs VIOLIN Battle)
感想
前置き
TwoSetではなく、Davie504のチャンネル上でのバトル。それでもTwoSetに彼らの言い分を言わせてます。Davieのバイオリンのフェイクは本人も認めたってことでいいんでしょうかね(笑)。
TwoSetの寸劇、イラッとさせる感じの演技がぎこちなくていい(笑)!このセリフは自分達で考えたのか、Davieがオファーしたのか…?TwoSetの持ちネタである、「If you can play it slowly, you can play it quickly.」(←怪しい速弾きバイオリニストがテレビでいっていた言葉)を変化させて「If you can fake it slowly, you can fake it quickly.」とBrettがドヤ顔でDavieを挑発してます。
バトル
そしてTwoSetの土俵であるクラシック音楽をベースにバトルが進みます。
トルコ行進曲のイントロから始まって、全4楽章(笑)の構成。
興味深いのが曲の構成ですが、このうちの2曲が以前TwoSetが「演奏されすぎ」と紹介していたメジャーな作品であることから、Davieの視聴者を意識してキャッチーな構成にしてきているのかなという気がします。
特に、ビバルディの「夏」はTwoSetのチャンネルではほとんどネタとしてしか扱われてきていないので、真面目に?弾いてるところが観られてファンは喜んでいるんじゃないでしょうか。
構成
第一楽章 バッハ/チェロ組曲 一番
第二楽章 ヴィヴァルディ/四季「夏」
第三楽章 ベートーヴェン/月光 第一楽章
第四楽章 パガニーニ/24の奇想曲
イントロでTwoSetふざけてるな〜と思わせながら、第一楽章でスキル全開、超絶技巧を炸裂させています。簡単そうに聴こえるかもしれないけれど、多分ここが一番難しいはず。コメント欄を参考にしてますが、この一楽章、アレンジされすぎてて私には何の曲かわからず「アルプス一万尺」にしか聞こえませんでした。
第二楽章は、それに比べると技術的に難易度はそれほどでもないものの、彼らのこれまでのオーディション番組等の分析から、「一般人にはデターシェやトレモロ(弓を短く速く動かす奏法)が超絶技巧に聴こえるしウケる」ということがわかっているので取り上げたのかな…?と思います。ウケは抜群のはず。
第三楽章はコメント欄でも賞賛し尽くされているけれど、中毒性の高い傑作!バイオリンもベースもいい!でもバイオリンソロがいいわ〜。実力がないと、こういうの弾いても人の心には訴えてきません。しかも二本でっていうのがいいですよね。
第四楽章は、Davie504のお国であるイタリア人作曲家に敬意を表してということでしょうか。欲を言えばバリエーションをやって欲しかったけれど…。(調べてみたら、ヴィヴァルディもヴェネツィア生まれなので、言ってみればイタリア人でした)
長々語ってしまいました。
日本でこのバトルに注目していた人がどれくらいの数なのかわかりませんが、動画に17万Likeが付いていることから、世界中で少なくとも17万人が熱狂したのでしょう。インターネットが、YouTubeがなかったら、絶対に実現しなかったであろうニッチな組み合わせのコラボを聴くことができて、良い時代だなと思います。(あとコロナがなかったらこのバトルにそこまで心血を注ぐことにはならなかったかもしれないですね)
何はともあれ盛り上がったし、チャンネル登録者数もうなぎ昇りなので、300万人登録記念のEddyのシベリウスバイオリンコンチェルト生放送、今年中に聴くことができるかもしれませんね。楽しみ!
関連動画
演奏され過ぎな10のクラシック曲
10 Most Overplayed Classical Music Pieces
Charlesとのベースバトル(動画の流れがだいたい同じ)
This PRO Bassist BETRAYED Me... (BASS BATTLE)
どうでもいいけれど、ベースvsバイオリンバトルの動画とこの動画↓は同じ日に撮影したものでしょうか。服装が同じです。どうりで何か疲れてる感じがしたし、すぐに終わっちゃったなと思いました。
ドン引きしたら動画終了
○cringe: ドン引き(という日本語に近い言葉らしい)
ぜひ日本人ユーチューバーともコラボして、日本での人気を確立してほしいです。日本人だけで数十万人は登録者増えると思う!