国語の教員でしたが、アメリカで子育てをして、日本に帰国しました。

高校の国語科教員を退職し、長女が1歳の時に渡米し、2022年に帰国しました。3人目も無事出産しました。

6歳長女の日本語状況(6歳0ヶ月 在米4年2ヶ月)

6歳長女の日本語状況(6歳0ヶ月 在米4年2ヶ月)

 

半年毎の成長記録ですが、前回書いたものとあまり変わらないような…というか、コロナでほとんどのことがストップしてるような気がします。少しは進歩している部分があるかな…?

 

英語

 

もう在米4年以上になるという事実に驚き。自分のことは棚に上げますが、長女も、ついでにアメリカ人(国籍)の次女も、4年もいるのに英語苦手です。「うちの子英語の方が強くって〜日本語ヤバい!」とか言ってみたいものです...。いや、そうならないように努めてきたんですが、これで良かったのか…?と心が揺れてきています。

 

うちの子は、こっちの日本人ママに「日本語ペラペラだよね!」とよくびっくりされます。「日本語ペラペラ」という表現に笑っちゃいますが、うちの周りは駐在の人は少なくて、国際結婚とか在米歴長くて永住権持ってる人達が多いので、よけいにそう思われるのかもしれません。うちは父親も日本人だし、母親の私が英語堪能じゃないからっていうだけなんですけれどね…。でも駐在じゃないからいつ日本へ帰るのか、そもそも帰るのかも決まっていないのです。

 

英語に関しては、まだオンラインで続けているバイオリンと、9月からオンラインで始まった現地校で触れているので、家庭では宿題等以外特別取り組むこともなく、このまま様子を見ておきます。(あ、Z会の英語は月に1回で終わりますが一応やっています)

現地校はそろそろオンラインが本格始動しそうなので(遅い)、動き出したら記事にしたいなと思ってます。早くも現地校は1年生です。

 

日本語

 

読み

小2レベルの本やテキストも、なんとか読んでいます。わからない漢字はその都度きいてくるので、何度か繰り返すと読めるようになっていきます。この「わからない→調べる」の繰り返しこそが、読めるようにようになるには必要です。現在、公立図書館でも、日本語図書館でも、本の貸し出しがストップしているのが痛いです。最近amazon.co.jpから買った児童書は、楽しんで読んでいました。きょうだい関係がテーマなので、刺さるものがあったようです。

 

魔女ののろいアメ (PHPとっておきのどうわ)

魔女ののろいアメ (PHPとっておきのどうわ)

 

 

 

 

魔女のうらないグミ (PHPとっておきのどうわ)

魔女のうらないグミ (PHPとっておきのどうわ)

 

 

書き

課題にしていたカタカナを、ほぼマスターしました。たまに忘れて書けないこともあるのですが。ひらがなとカタカナの使い分けも、意識して書くように言い続けてきたので、書くようになってきました。あと、日本語教室の先生のお力も大きいです。(親だけの影響力には限界があります)

漢字は一年生の前半に習う漢字には習熟してきたようです。

 

算数

Z会の小学生コース2年生のテキスト、ドリルに取組んでいます。

 

Z会小学生コース2年生

現在までの内容はほぼできていますが、算数は、2年生に入ってから、長さや、かさの繰り上がり繰り下がりのある計算が苦手なようです。単位が変わるのがまだピンとこないみたいです。多分一人ではできないんじゃないかな。一緒にやるとなんとかできる感じです。筆算は桁が大きくなっても大丈夫でした。算数はこれから九九が出てくるけれど…どうなるかな…。国語は漢字がまだまだ自由に書けるほどではないものの、1年生の復習をしつこくドリルで出してくれるので、1年生前半の漢字はだんだん書けるようになってきました。主語と述語とか、修飾語とかが、意外と分かっててびっくりしました(これは英語のおかげなのかも)。

 

日本語補習校

今年の四月から、日本語補習校に通える年(キンダー・幼稚園年長)になったのですが、家から遠いこともあり、結局通わないことにしました。現地校では9月から1年生だし、日本語での学習も家庭で進めているので、今更幼稚園の内容をやるために往復2時間弱かけたくないなというのと、土曜日が一日そのために使えなくなってしまうので、時間がもったいなく感じたからです。また、この補習校は伝統と歴史があり日本語スパルタで有名で、日本の学習指導要領にのっとって教育が行われるとかで、公立学校の校長経験者が校長として赴任してきているようですし、入学試験があって入れないこともあるし、出席や成績がよくないと退学になるとか、学校で習っていない漢字は使ってはいけないとか、とにかく日本の学校の良いところよくないところひっくるめて日本の学校、という雰囲気なんです。でも先生は別に教員免許持ってなくてもいいらしいです…。

 

そんなわけで、日本で国語の正規教員約10年やった私としては、まあ頑張って通わせなくてもいいかな…と思っています。今のところ。あと夫も当初から通わせなくていいと言い張っています。

 

でも駐在員のお子様方なんかは、数年で日本へ帰国するので、日本の学校の雰囲気を忘れてしまうと帰った後で苦労するでしょうから、日本の雰囲気に慣れておく場所が必要です。そういう意味で必要な学校だと思います。

補習校について、長くなってしまいましたが、要するに通っていません、ということです。

 

バイオリン

バイオリンはアメリカ人の先生のスズキ式の教室で、始めて2年と数カ月ほど。2巻の「Gavotte from Mignon」(ミニヨンのガボット)に入りました。ここからも2巻は良い曲続くんですよね〜。これまでのところ、だいたい目標通りのんびりやっています。毎日の練習も15〜30分くらいで、嫌にならない程度に…。このまま1年に1巻のペースで進んで10巻で卒業して地元のユースオケに入る…というのが親の私の青写真です…。できれば12歳くらいでオケ入って欲しいな〜。

 

その他

工作、お絵描き、簡単な科学実験が大好きで、この夏はよくやりました。あと、フラフープを100回以上回せるようになっていました。こうなったらフラフープしながらバイオリン弾けるようにするしかないか…。(本人は断固拒否してます)