国語の教員でしたが、アメリカで子育てをして、日本に帰国しました。

高校の国語科教員を退職し、長女が1歳の時に渡米し、2022年に帰国しました。3人目も無事出産しました。

音楽バトルの意外な勝者

以前書いたTwoset Violin vs Davie504の間で勃発した音楽バトルのその後をご紹介します

どこに需要があるのか全くみえてこないのですが、日本語記事を見かけないのと、自分の英語の勉強のためにやってます。

これまでの流れ

1 有名ベーシストユーチューバー、Davie504 がTwoSetを挑発する(要するにバイオリンよりベースの方が難しいと言いたいらしい)

2 TwoSetが、ベースを嘲笑する動画を作る(バイオリンは難しいんだよってこと)

3その動画をDavie504にリアクションされ、挑戦を受ける(絶対演奏不可能なこの曲をバイオリンでスラップしてみろと言われる)

4 TwoSetが挑戦を受けて立ち、逆に挑戦し返す(Eddyの絶対音感によって、即座に弾けてしまった上に、BrettがベースでパガニーニのCaprice24の主題を弾き、今度はお前がバイオリンで弾いてみろと挑戦する)

5 Davie504が、初めてバイオリン演奏を披露したものの、微妙にズルしていることがバレバレな動画だったためファンがヒートアップ

6有名なプロのメタルギタリスト(DragonForce の Herman Li)が二組のやり取りにリアクションする(「3」の段階までの時点に対する動画)

7 TwoSet最新リアクション動画でファンの期待通りの内容、更に今度はチャイコン3楽章をベースで弾いてみろと挑戦する

どうするDavie504?

 

nicota-in-us.hatenablog.com

 

まず、前回の記事↑の最後に動画を紹介した Charles が案の定この音楽バトルにリアクト。Davie504(Bass)を援護しよう!ということで、Herman LiとTwosetに対してメタルミュージックとパガニーニのメドレーを披露。やっぱりこの人やってくれたわ〜と大満足です。Davie504のライバルらしいけれど、この人の方が音楽的に好きだな〜。


Through The Fire And TAP - Defending Davie504 And BASS

 

その後、Davie504の反応待ちだったところに、思わぬ形で動画が投稿されます。

 


VIOLIN DISS TRACK (Official Music Video)

Diss trackという形式で、何とラップ。Davie504が、Twosetのためにラップを作曲。言ってることは新鮮な切り口もなく繰り返しにすぎないのですが、穏やかでないのが、曲が終わった後。なんとバイオリンを人質?にとって、ピザカッターを突きつけ(イタリア人としてのジョーク)、「バイオリンよりもベースが優れていると言え、言わないと…」と脅迫(笑)。

問題のチャイコン3楽章は、調を変えての演奏。これがやはり火種となりました。

 


Violin is Better Than Bass (a 3-Movement Symphonic Diss Track)

 

Twosetも何と1週間ほどでDiss trackを制作(仕事早すぎるしクオリティー高すぎ)。Twosetは今までも Bach vs Beethoven、最近もLiszt vs Paganiniを投稿しており、彼らの土俵といえば土俵。歌詞のユーモアも音楽的センスも2枚以上は上手な印象。てちょっと擁護しすぎ?

チャイコン、調を変えとるやないかい!というツッコミも当然盛り込まれてます。

彼らはこれまでもCM等で Cannon in D(パッヘルベルのカノン)使われすぎ!というネタで何本も動画を作っていますが、ピアノで登場人物が演奏する時に決まって「C-major になっとるやないかい!」というツッコミをしつこくやっているのです(黒鍵使わなくて演奏しやすいから)。だから、調を変えるというのは彼らにとっては許しがたいことなんです多分。

そして最後に決着をつけにきました。「Live streamで勝負だ!」

○sike: な〜んちゃって!(←全く知らないわ…こんな単語)

 

それにしても、日本語で「お前はもう死んでいる」って色々な動画の中で二人はよく言ってるけど、そんなに世界中に認知されてる名セリフだなんて全然知りませんでした。すごいな、北斗の拳…。あとViolin-chan とか、日本語のアニメ的な影響力すごいですね。動画編集者のことをEditer-sanて呼んでるし、敬称もずいぶん認知されているんですかね。あと、Senpaiとか…。ネット文化ならではなのかもしれないけれど。

 

Davie504の反応待ちのところへ、こんな人も参戦してきました。何とトロンボーン奏者。ベースやバイオリンには絶対にできないことをやってのけています。

 

それは…

 

シャワーを浴びながらミトンを手にはめて楽器を演奏すること!

 

負けた!!(笑)バイオリンには絶対にできない!!トロンボーンの優勝!!


Christopher Bill Eviscerates Davie504 and TwoSetViolin with an IMPOSSIBLE Piece

 

...さてDavie504はどう出るんでしょうか。このまま終戦かな???

 

BRUTUSのオンライン記事がありました。↓Cateenさんと日本で共演できると面白い企画になりそうですね。

brutus.jp