国語の教員でしたが、アメリカで子育てをして、日本に帰国しました。

高校の国語科教員を退職し、長女が1歳の時に渡米し、2022年に帰国しました。3人目も無事出産しました。

4ミリオン・メンデルスゾーン!と、ラ・カンパネラ。

だいぶ時間が経ってしまいましが、ようやく記事にします!

ありがたいことにリアルライフが充実していて、どうにもブログを書く時間が取れないのです…。

我が家はテレビが地上波に繋がっていないので、サッカーワールドカップが開催中なことも、日本代表が決勝トーナメントに進出したことも、SNSを通じてくらいしか知らなかったのですが(汗)、何はなくとも!メンデルスゾーン!!です!!

 


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※レイ・チェンとN響メンデルスゾーンでもなく!!(聴きに行きたかった〜!)

 

私は前日、ほぼTwoSetのファンアカウントとなっているバイオリン用Instagramアカウントで宣伝ストーリーズを作成し、流していたのですが、なんとTwoSet公式アカウントのストーリーズにメンションされました!

 

ほぼ日本語で作っていたのが、逆によかったのかもしれません。もう、見た瞬間「わ゛!!!!」て声出ちゃいました(笑)このブログの読者の皆さま、リアクションしてくださってありがとうございました!

 

Violinist.com : Brettへのインタビュー記事↓

www.violinist.com



発売から数分で瞬間蒸発した現地公演チケット、一体どんな人たちの手に渡ったんだろう…と思っていましたが、若い女性が多かったようですね〜。

 

The Strad の記事↓

www.thestrad.com

 

お友達にこちらの記事も教えていただきました〜。

www.shure.com

こちらは、録音、ヘッドホンなどの機器のメーカーの記事です。これまでにない感じの記事ですが、新たな層に二人のことを知ってもらえる、良い記事ですね。二人の動画がきっかけで、他のソリストのコンサートに足を運ぶようになった人がいる、という話をソリスト本人からきいたというのは、初耳でした。私もそんなライトな音楽好きの一人です。二人の活動がなかったら、ここまで気軽にクラシックを楽しめていなかったと思います。元々好きではあったのですが、オーケストラがメインで、個別のソリストの名前とか、全然知らなかったんですよね…。ソリストってなんだか高嶺の花で、あまり身近には感じられないじゃないですか。だけど、当然血の通った人間で、意外にお茶目なところがある…なんて知ると、すごく親近感が湧きます。応援したくなります。実際に観られるなら、会いに行きたくなりますよね。ハリウッド俳優に会える機会なんてそうそうないけれど、ワールドクラスのソリストなら、チケットさえ手に入れば、観に行けてしまうんです。クラシックって、ほんとファンのしがいがある趣味だと思います。

 

この動画も教えていただきました。作者のものすごいパッションを感じます。作者と一緒にBrettのメンデルスゾーンを反芻できますよ。


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さて、あまり必要ではないかもしれませんが、私の感想です。

 

まず、前プロとしてのシンガポール響の「フィガロの結婚」ですね。「ああ、私の通った田舎の中学校、掃除の時間いつもこれと魔法使いの弟子が放送でかかってたな〜」とか思いながら聴きました。今思えば魔法使いの弟子が掃除の時間にかかるってなかなかのセンスですね。それとなんでフィガロの結婚だったんだろう???

 

そういえば、シンガポール響のセカンドヴァイオリンのトップに、TSAのモデルやショート動画に出演していたヴァイオリニストのJoanneさんが入団していたんですね。SSOのインスタで10月16日に投稿されていました(Tseng Chien-An のお名前でしたね)。彼女はアメリカの西海岸の名門、コルバーン・スクール( The Colburn School Conservatory of Music)へ通われていたんですよね。東海岸の名門カーティスと同様に、学費・寮費・食費が全て無料ということで、世界中の才能をかき集めている学校です。ひときわ華やかなお顔がEddyとBrettの間からよく映っていました!

 

 
 
 
 
 
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さて、ついに本プロ、Brettの登場です!2人での挨拶の後にソリストとして入場するBrett。メンコンは前奏が短いから臨戦体制とるじゃないですか。で、指揮者が振り始めたら、ん!?なんか違う…これは!ブルッフ…!!ブルッフじゃん!!て、怪訝そうな顔をしてから意味を悟って弾き始めるBrett、最高でしたね!!わざと盛大にビビラート(緊張して右手が震えること、こう呼んでるのは私がいたオケの人だけ???)かけててさすがでした!!

 

この元ネタは、以前の動画↓に出てきた、ベルリン・フィルのリハーサルで起きたらしいドッキリです。


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4:40あたりから。日本が誇るベルリン・フィル第一コンサートマスター樫本大進さんが、サントリーホールでソロを弾くリハーサルで起きたドッキリだそうです。この時演奏する予定だったのはプロコフィエフの2番だったのですが(これも前奏が短くすぐにソロが始まる曲)、みんながメンコンの前奏を弾き始めた…!時間にしておよそ2秒で瞬時に対応してソロ弾き始める…って、すごいです。ていうか、しれっとこんなドッキリ仕掛けてくるベルリン・フィル…怖〜!!でもこういう事が積み重なって、コンマスというのは団員達の信頼を得ているんでしょうね。ほんと恐ろしい世界ですが。

www.newsdigest.de

 

ところで、ベルリン・フィルには第一コンサートマスターが3人いるそうです。「第一」って日本語になっていると、「第二、第三…」ているような気がしますが、実際は3人の第一コンサートマスターと、1人のアシスタントがいるだけなんだそうです。

もう一人の第一コンサートマスター、ノア・ベンディックス=バルグリーさんは、この動画のコント(笑)で出演されています↓


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さて、気を取り直してもう一度!

今度はほんとにメンデルスゾーンだよね?と指揮者のスコアを確認して(笑)始まります。ストラドが美しく響いていましたね〜。もうなんか万感の思い…。これまでのBrettの道のりを考えると、胸が一杯になって泣きそうでした。家族が起きてなかったら泣いてただろうな。うちの子ども達、やはりというか、予想通り寝かしつけに失敗して、結局最後まで一緒に観てしまいました。三女は9時頃寝ちゃいましたが。

第二楽章を情感たっぷりに弾くBrettもよかったですね〜。ずっと観ていたい。カメラワークも最高でした!

第三楽章はもうお祭りですね。Brettの喜び、Eddyの想い、全部感じて世界中と共有できている感じがして、最高の気分でした!私、今回初めて、インスタでリアルタイムにストーリーズを作ってみたのですが、楽しかったです!また何かあったらやりたいと思います。

 

Eddyも加わってのバッハのドッペルも良かったですね〜。二人が並んで立っていると、すごく安定している感じがします。名言” Two is better than one “ !! Brettもこころなしかほっとしているように見えました。

一楽章が大好きな長女は「三楽章もカッコいいね!」と大興奮。早く弾けるようになりたいな〜と言っていますが、年明けのおさらい会のためにドッペルは先送りになっています。来年は本当にコンクールにも挑戦するようですし…弾けるようになるのはまだまだ先かも…?

 

Eddyのまさかのラ・カンパネラもあり(笑)、大満足の2時間でした!コメディ要素は少なめで、演奏自体は本格的なクラシックのコンサートなのに、こんなに若い人がたくさんで大成功というのは、本当に歴史に残ると思います。ありがとうSSO!!ありがとうTarisio!! 

そして2023年、World Tourの告知がありました!2023-2024となっているので、年をまたいでの大規模なツアーになるのでしょうか!!日本に来て〜!!

Come to JAPAN!! Pleeeeeeeeeeeeeeeeeeese!!

 

BLACKPINKの件

私も公式にメンションされたからだと思うのですが、BLACKPINKファン:Blinksからたった一件だけ、心無い言葉を頂戴しました。多分、メンションされてる人全員に、コピペでやってるんだろうけれど。ほんとヒマだな〜と思いますね…。TwoSetも影響力が大きくなってきているから、昔だったら歯牙にもかけられなかったところが、思わぬ反応をされるようになってきているのかもしれません。私個人としては、低レベルな嫌がらせには負けないでほしいけど、変な騒動に巻き込まれたり、危害を加えられたりしないかが心配なので、あまりやりすぎないでほしいな、と思います。

このブログも荒らされませんように…何の影響力もないので…お願い見逃して!日本の中でも圧倒的にBLACKPINKファンの方が多いと思うのですが、このことをきっかけにTwoSetにも興味を持ってもらえるような記事を書こうかな…と考えています。間違いなくEddyはKpopファンなので、そこを誤解されないといいなと思います。

 

…と思っていたら、こんなインタビュー動画がアップされました!すごく良いインタビューです。Sumikoさんグッジョブ!一連のBLACKPINK騒動について改めて話しています。TwoSetの名前の由来についても、(やっぱり2Cellos なんですね笑)この動画のBrettの雰囲気がなんかすごく好き。↓


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ラ・カンパネラといえば、日本ではフジコ・ヘミングさんのイメージが強すぎて、ピアノ曲だと思ってる人が多いと思うんですよね。だから、BLACKPINKがヴァイオリン曲として引用しているのは、さすがだな!って思ったのです(ホントだよ!)。韓国はポップスでもよくクラシック曲を引用しているし、Baby Shark で世界を席巻した Pinkfong の動画なんかでもさらっとクラシック曲を取り入れていて、子ども達にとって良いなあと思ったものです。

 

HIMARIさんのラ・カンパネラ(動画の後半)。何度聴いてもすごすぎる…。神童の演奏で心の浄化をしよう…。


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ラ・カンパネラといえば。亀井聖矢さん、ロン・ティボー優勝おめでとうございます!10歳の時の演奏がすでにYoutubeに残っていたんですね〜。若いって素晴らしい…。先日演奏を聴く機会があって、たった一曲だったのですが、音と醸し出す空気に圧倒されました。そのコンサートのレポートも早く書きたいな〜なんて思っているのですが。書きたいことが多すぎていつになるやら…。


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