国語の教員でしたが、アメリカで子育てをして、日本に帰国しました。

高校の国語科教員を退職し、長女が1歳の時に渡米し、2022年に帰国しました。3人目も無事出産しました。

7歳長女の日本語状況(7歳0ヶ月 在米5年2ヶ月)

長女もとうとう7歳になりました。

誕生日の関係で、日本では小学1年生、アメリカでは早生まれで9月から2nd Gradeです。

半年ごとの成長記録を細々と続けているので、今回も書きたいと思います。次女や三女のことも書きたいとは思っているのですが、やっぱり長女は親にとっても初めてのことばかりなのでどうしても気にかけてしまいます。

 

日々の学習や取り組みに関しては、学習専用のアカウントを作って、Instagramにアップしています。そこには次女のこともたくさん出てきます。我が家の英語教育と日本語教育の試行錯誤にもし興味のある方は、ぜひのぞいてみてください(成功モデルではなくて申し訳ないのです)。全く映えない写真ばかりですが…。応援していただけると、もう少しやる気が出るかもしれません(汗)。

 

↓インスタアカウント

@nicota_edu



Z会小学生コース3年生中学受験講座での取り組み

 

長女はキンダーの年に小1コースを始め、今年は4月から小3中学受験講座を受講しています。

日本の中学受験の予定は、今のところ全くありません。ではなぜ中受コースなのかというと、長女は、我が家にとって初めての子なので、日本でどの学年でどのくらいのことを学習するのか、我々親はすっかり忘れているし、変化もしているでしょうから、知りたいと思っているからなのです。とりあえず、一番難しいのを受講しておけば、この年までに最高でこれくらいできていればいいんだな、とわかりますし、万が一長女が「まだできそう」というときに先に進ませてあげられます。できなければ、できるところまでやればいいだけです。費用対効果を考えて、いつも一番難しいものを選んでいます。(小2コースまではハイレベルを受講していました、ワークやドリルの問題が数回分増えるだけなので)

 

結論からいうと、今の長女には、かなり難しいです。受験を意識している3年生向けなので、当然ですね。

算数は、用意されている基本のワークの練習問題全部は手が回りません。さらにオンラインの確認問題、オンラインのドリル、4月についてきた付録の計算ワークまであるので、用意されているものを全てやりきることは全くできていません。単純に今の学習のペースでは時間が足りないという感じです。基本のワークである、「エブリスタディ アドバンスト」だけできればいいかなと考えています。

国語は、読解はまだ何とかなりますが、漢字が難しいです。何が難しいかというと、新しく習う漢字は、まだきいたこともない言葉や熟語が多いからです。自分がよく使う言葉ならまだしも、使ったことも聞いたこともない言葉(主に熟語)を漢字で書くのは、今の長女にははっきりと無理です。そして小2の漢字もまだまだ身についていない(というか大半忘れている)ので、先に進むのは無理があると感じました。小2の漢字を夏休みの間やり直し、半分くらいまできました。余裕があったら小3漢字の音読みか訓読みどちらかきいたことのある方だけ、とりあえず覚えようと今思いつきました。

理科と社会は、ワークのページ数もそう多くないので、できないことはないのですが、やっぱり出てくる漢字が難しいなという印象です。内容は楽しいみたいなので、暗記は必ずしもしなくてもOKで楽しく進めてます。

 

しかし…夏休みはやりたいことがたくさんあって、8月号がついに手つかずになってしまいました!

 

1年間一括で支払っているので、とりあえず年度内はこのまま受講しますが、来年度からはお休みして、3年後、日本の学年で4年生になるまでに、今あるものをじっくり取り組めばいいかなと思っています。そんな先のこと、どうなるかわかりませんが…。



日本語 読み・書き

漢字は、日本語教室でも一年間みっちりみてもらったので、小1の漢字の読み書きは一通り習熟してきたと思います。「大木」や「土足」のような漢字も読めるようになりました。

読みは、学年相当かそれ以上のものを読んでいると思います。読解は小2のテキストで昨年度やり残した問題がたくさんあるので、それを今年少しずつ進めています。

 

日本語 話す・聞く

ほぼ学年相当で、発音も日本で育ったようにできていると思います。もう2年近く日本に帰っていないので、学年相当って…どんなんだっけ、と思うこともしばしばなのですが。親の話もよくわかっているし、よく聞いていて、よく覚えているなと思います。

 

算数

Z会のおかげで、今の段階で四則計算をほぼマスターすることができました。割り算も、3桁÷2桁で余りもあるようなものも解いています。ただ、一人で黙々とやるような感じではなく、まだ「お母さんといっしょに解く」という感じです。掛け算の筆算も、割り算の筆算も、もう少し数をこなして習熟することが必要だなと感じています。これ以上学習を進めるのではなく、毎日少しずつ、簡単な問題を解くことを続けていきたいです。9月からは2nd Gradeレベルの英語の算数のワークにも取り組んでいかないとな、と思っています。

 

英語

9月からも、英語を第二言語とする生徒向けのELLを受けることになりました。なかなか先は長いです。ネイティブレベルになるって本当に難しいことなんだなと実感します。でも私は決して英語は教えません。そこだけは一貫しています(笑)。ただ、英語を勉強する姿は見せていますよ。

 

親の片方が英語話者というご家庭のお子さんも、ELLを受け続けている子はいます。本当に意外で、びっくりします。皆さん聡明なお子さんばかりです。英語も全く問題ないように私には見えます。日本語がその分得意で達者な子が多い気はします。そんなお子さんでも難しいのだから、まあうちの子がネイティブレベルになるのはまだまだ先なんだろうと納得がいきます。英語もChapter bookを読むのがカッコイイと思ったらしく、好きなシリーズは背伸びして読んでいますが、もう少し易しい多読本を家でも用意しようと考えています(もっと早く気づけばよかったです)。学校からiPadが貸与されていた間は、Raz-kidsのkidsA-Zで多読を行っていました。(レベルE

 

最近、スクリーンタイムは英語コンテンツだけになっています。意図的にそうしたわけではないのですが、午前中のタブレットAmazonのKids +)45分と、午後夕食支度時間のテレビ(Netflix)に子ども達が楽しんでいるのは全て英語コンテンツです。My Little Pony のシリーズが大好きで、シーズン8まで見終えてまた2周目を観ています。ファンブックみたいな、ポケモン図鑑みたいな本があるのですが、それを姉妹で読み込んでいます。とにかく楽しく英語インプットを続けてもらいたいと思っています。

 

ちなみに、日本語は読書で楽しんでいます。

 

スズキバイオリン

3巻ユーモレスクを卒業か?

8月は丸々レッスンをお休みさせてもらったので、その分地元のオケを楽しむことができました。7月まではユーモレスクを練習していて、だいたい弾けるようになりました。

ポジション移動(shift)がスムーズにできるようになってきました。毎年感謝祭前に行われる発表会は、今年は教会でやると先生は言っていたけれど…それも難しそうな昨今です(オンラインはとにかく楽でいいんですよね)。長女は、バイオリンに対する自信が生まれてきたみたいで、それこそがバイオリンを習っている理由でもあるので、続けてよかったなと思います。何か一つ、言葉を介さなくても理解してもらえるもので、他の人にはない特技があればいいなと。アメリカはのんびりマイペースで続けている子が多い印象で、進度が早かったり、上手かったりする子はなぜかだいたいアジア系です。



絵と工作大好き

夏休みは、Artのオンライン講座を申し込んで受講していました。アメリカ人の先生が、様々なアーティスト(近現代)を紹介して、その人の作品を真似して絵を描いたり作品を作ったりするのです。草間彌生さんを取り上げたこともあって、長女は何かを発言していました。毎週楽しみにしていた講座です。

その影響か、最近は立体的なものを描くようになってきました。子どもって本当に面白いです。



読書

以前別の記事で書きましたが、「ちびまる子ちゃん」のなぞなぞの本が大好きになったので、全巻コンプリートしました。また、「まんがことわざ辞典」で漫画の面白さに目覚めたらしく、我が家にほぼ唯一あるといっていい漫画本セット、角川のまんが学習シリーズ「日本の歴史」を見せたら面白がって全部読んでいました。親が読む漫画は全部Kindleに入っています。

さらに、「世界の歴史」が今年になってから出ていたことを知り(これが出るのは遠い未来だと思っていたのに、感慨深いです…)このたび、日本から取り寄せました。自分自身も世界史を学び直したいと思っていたので、一緒に読むつもりです。本物のクィーンやプリンセスが出てきて、子どもは喜ぶんじゃないかなと思っています。(日本の歴史でも平安時代のお姫様が大好きなので)

 

英語は、My Little Pony のアニメにハマっていて、Netflixでテレビシリーズと映画と人間化?したシリーズも全部観ました。歌も歌詞を印刷して欲しがり、動画を自分のタブレットにカメラ機能で撮影して繰り返し観ています。ポケモン図鑑みたいなファンブックがあるので、以前買ってあげたのですが、本が読めるようになってからは、細かいところまで読み込んでいます。

好きなものはこれからも全力で応援しようと思います。

 

昔角川の日本の歴史を買った時の記事↓

(日本で住んでたアパートの床が懐かしい…)

nicota.hatenablog.com



とうとう9月から新年度が始まってしまいました。長女は喜んでいるものの、子どものCovid-19感染ははっきりと増加しています。冬にはまた学校は閉じるんじゃないか…そんな気がしています。

 

↓ポニーのポケモン図鑑的な本