国語の教員でしたが、アメリカで子育てをして、日本に帰国しました。

高校の国語科教員を退職し、長女が1歳の時に渡米し、2022年に帰国しました。3人目も無事出産しました。

長女が好きなTwoSetの動画

長女が好きなTwoset Violinの動画


TwoSet布教ブログになりかけている当ブログです。でも、彼らの日本語ファンの記事があまりに少ないので(いることはいるみたいだけど)使命感に駆られて書いています。(もう日本の入試制度とか完全に頭の外です今すみません)


5歳長女もTwoSet Violin が好きなようです。動画に有名なフレーズがよく出てくるので、私が流しているだけでも反応してきます。何はともあれ、音楽好きな子になってくれてよかったです。


アメリカでは毎日車に乗る時間が長く、クラシックチャンネルを流しているとたまに私がこんな感じ。(運転中にテンション上がると危ない)(あと、Brettの無表情最高)↓


When your jam comes on in the car

 

ところで、長女が大ウケしていたTwoSet動画はこれです。娘が使っているのは、動画で最後の方に出てくる1/32と紹介されているものとほぼ同じ大きさです。(バイオリン屋さんが言ってたので)ちっちゃいですね!大人が音程取るのは至難の業です。(上手く取れてないところがいい)↓


Playing on Mini Violins

 

あと、SUZUKIの練習曲が最初に出てくる、この動画も好きです。自分も弾ける曲を「お兄さんが弾いてる!」と嬉しそうでした。二人も最初はSUZUKIで始めたみたいですね(他の動画で言ってました)。いい曲いっぱいありますね〜↓


12 Levels of Violin Playing

 

彼らの動画に触発されて、楽器を弾きたくなった人は世界中にたくさんいます。私もまたバッハのドッペルが弾きたくなって、再び練習を始めたところ、長女も一日30分くらい弾くようになりました。Arigato! TwoSet!!


彼らは確かに上手いけれど、「これくらいなら日本だけでもたくさんいるよ」て言う人もいるかもしれません。それはそうかもしれません。でも、彼らの魅力は上手い下手じゃないんです。彼らは自分達がもっともっと練習しないといけないことをよーくわかっているんです。だから「Practice」が合言葉だし、「Ling Ling 40 hours(リンリンは一日40時間練習している)」なんです。(ウィキペディア参照)


上手いから好きなんじゃなくて、難しいところで思わず間違えちゃうところとか、初見譜読みでどこまでできるか動画にしちゃって、間違えるとお互い爆笑してるところとか、演奏家のおかしな内面を面白動画にしているところとか、全体的なユーモアのセンス、音楽に対するストイックさと愛、オージーイントネーション、チャイニーズアイデンティティ、そして若い世代にクラシックを伝えていきたい面白さを伝えたいという強い情熱が大量の動画になって表れている、彼らの全てが大好きなんです。完全無欠のスターだけがクラシックをやっていいというわけじゃないんだ!と、クラシックを身近に思えるんですよね。そういう人達がやっているから面白いと思えるし、興味が沸くし、聴いてみたいと思わせる。芸術って、結局人から出てくるものだから、最後は人なんですよね。最近よく思います。


世界中で愛されるのは、英語コンテンツだっていうところも大きいですよね。でも英語だと日本ではまず流行らないんですよ。私も日本にいたらまず観てないと思います。ワールドツアーに日本は入ってないんです。あんなに動画撮影しに日本に来てるのに(別記事予定)。でも英語よくわからなくても、観てみたら音楽好きな人はファンになると思うんですよね。だから、こうやって記事を書いています。

日本でも人気、出ますように!