国語の教員でしたが、アメリカで子育て始めます。

高校の国語科教員を退職し、1歳の子どもを連れて、アメリカで生活を始めました。英語から最も遠い職業だった私の、渡航から英語の学習、米国での生活、子どもの教育等を綴ります。現在、上の子5歳。下の子2歳。

長女のバイオリンや発表会について

長女のバイオリンや発表会について

完全に私の趣味で、3歳の終わり頃から長女にバイオリンを習わせています。もちろん、小さい頃から楽器を演奏することは脳に刺激になるとか、集中力をつけるとか、度胸をつけるとか、英語の先生とのコミュニケーションに慣れるとか、理由はあるのですが。なぜバイオリンなのかと問われると、私の趣味以外の何ものでもないです。

日本にいたらもっと早くからやっていたでしょうし、こっちアメリカでも日本語の先生にお願いするという選択肢もあるにはあったのですが、バイオリンにはあまり乗り気でない夫から「アメリカ人の先生なら習ってもいいよ」と言われ(私と娘の英語の勉強にならないし、日本人の先生が良い先生とは限らないという夫の持論から)、金銭面以外はほとんど夫の助けを借りずにやらないといけないというハードルがあり(習い事関係は全部そう)、のろのろ手探りでやっています。長女が師事することになった先生は、ベテランの女性のヨーロッパ系の先生です。長女のバイオリンに対するモチベーションはそれほど高くないものの、音楽は好きなようで、しかも音感が良いので、他の楽器ができる年齢になるまではせめて続けてもらおうかなと思っています。


使用楽器

自分が最初に使ったSUZUKIの1/16。ドイツの1/32というのとほぼ同じ大きさらしいです。長女は小柄なため、5歳現在でもまだこれを使っています。次の楽器は壊れてしまっていて調整不可なので、レンタルするか買うか、どうしようか迷っています。1/10飛ばして⅛になるかもしれないですし。


最初の発表会(3歳)

3歳8ヶ月で始めたスズキのバイオリン教室。始めてから半年くらい経った時、個人の発表会がありました。しかし、まだきらきら星が途中の状態だったので、当然出られないと思い込んだのと、他の習い事のステージ演奏の機会と日にちが重なってしまったため、結局出ませんでした。グループ練習の日に、狭い教室内でリハーサルがあり、その時初めて長女は、人前できらきら星を演奏しました。その時、親の私と次女は「外に出てて」と長女に言われ、親はドアの外から聞き耳を立てていることしかできませんでしたが、立派に弾いているのが聴こえてきて、涙が出そうになりました。3歳の子はうちの子だけで、帰りにも色々な人から声をかけてもらったのですが、「この親なんで中に入らなかったんだろう」と不思議に思われたかもしれません。その後も、長女による発表会親シャットアウトは続きます。家での練習とかは普通に私としているんですが…。


2回目の発表会(4歳)

それから更に半年後。春です。また個人の発表会の季節になりました。発表会は、春と秋に年2回あります。この時、ようやく、きらきら星のバリエーションを一通り合格し、「ちょうちょう(Lightly Row)」と「こぎつね(Song of the Wind)」を弾けるようになっていました。この時初めて、ソロの発表会で舞台に立つことになりました。しかし、やはり、長女の希望により親はシャットアウト。中で聴くことはできませんでした。この頃からようやくレッスンも普通に受けられるようになっていき(時間かかりすぎ?)、バイオリンを弾く楽しさを実感し始めたのかなと思います。とはいえ、練習は2日に一回、5〜10分程度でした。この発表会でトリを飾っていた素敵なお姉さんが、実はお母様が日本人で日本語が話せて、娘に日本語でしゃべりかけてくれました。「何歳ですか?4歳?すごいね!」と言われて、娘は固まっていましたが、嬉しかったんじゃないかなと思います。そのお姉さんは、9巻のモーツァルトの協奏曲を弾いていて、一人ズバ抜けて良い音を出していましたが、始めたのは5歳だそうです(始める年齢が早けりゃいいっていう問題じゃないんですよね、このお姉さんみたいになれるんだろうか…私はとてもじゃないけどムリだったから)。しかしなんと今回が最後の発表会で、お教室をやめられるとのこと。ずいぶん大きいし、大学受験のためなのかなと思ったら、なんとまだ中1ですって…!背の高い先生と同じくらいの身長ですよ。170cmくらい?またどこかで会えますように。


3回目の発表会(4歳)

初夏。前回の個人の発表会から一ヶ月ほどしか経っていません。この発表会は、スズキ名物の全体発表会です。これは、教室の全生徒が各自、プログラム上にある弾ける曲を全て演奏します。うちの教室の場合は、バッハのドッペル合奏から始まり(4、5巻卒業曲)、上級者から巻数ごとに弾ける生徒達がステージ上に増えていき、最後は全員できらきら星を演奏します。長女は最後の4曲くらい参加できました。この時は母親と妹はシャットアウト。父親だけがビデオを撮るという名目で中で聴くことが許されました(あくまで長女の希望の話)。


4回目の発表会(5歳)

更にまた半年経ち、秋の発表会の季節になりました。この時にはスズキ1巻の無窮動(Perpetual motion)をバリエーションと併せて弾きました。ここまで長かった…。約一年半です。発表会も、なんとか中で聴かせてもらえました。やっぱり緊張したようで、全然伸び伸びとは弾けませんでしたが、終わった後は晴々とした顔をしていました!発表会後は各家庭treat(いわゆるスイーツ?おやつ?)を持ち寄ってちょっとしたパーティーがあるのですが、前回はそそくさと会場を出てきてしまったので、今回はがっつり参加して何人かに話しかけたり話しかけられたりして、交流しました。長女も、ついでに次女も、この日ばかりは甘いものいっぱい食べてました。頑張ったご褒美。モチベーション。この時期あたりから、少しは先生の門下生らしくなってきたかな…?同じ年の生徒さんが入ってきたので、一人飛び抜けて小さい…ということもなくなりました。でも欲を言えば同じ年齢で同じくらいかちょっと進んでる生徒さんがいてくれると、刺激になっていいかなと思ってるんですけどね(日本だと普通の教室にいっぱいいるでしょうが…)。この辺りでは5歳くらいから始めることが多いようです。ちなみに長女の進度は別に早くはなく、かといって遅々として進まないというほどでもありません。よく練習も嫌がっているし、まああまり向いてないのかな…と残念ながら思います。でもとりあえず何かの自信になるといいので続けてもらおうかと思ってます。小学校のオーケストラに入れば、楽しくなるかもしれないなと。


次の発表会

次は春の発表会シーズン。個人発表会、その約一ヶ月後に教室全体発表会です。今取り組んでいるのはバッハのメヌエットNo.3なので、個人発表会では、1巻の最後の曲、我が家では「おむすびころりん」の替え歌で親しんでいるゴセックのガボットを弾けるといいねと話しています。全体発表会では2巻のグループに入ることを前回からの目標にしたので、一曲だけでも弾きたいようです。


ロングトーンボーイングで音が見違える

バイオリンは実は右手(弓の扱い)が命。

私自身、大学でバイオリンをやり直す時はそうでしたし、初心者の後輩にバイオリンを教える時も、まずロングトーンから練習しました。テンポ100で4拍のロングトーンを、均一な音で弾けるようになるまで、Aの開放弦でひたすら弾き続ける、ということを大学オケ一年目にやりました(時間あったなー)。

子どものバイオリンは、デターシェ(短くタカタカ弾く弾き方)から教えるようで、目からうろこが落ちました。確かに長い音よりも短い音の方が出しやすいし、バイオリンを弾くのに必要な筋肉をつけるのに効果的。ただ、バッハのメヌエットシリーズに入った頃から、長い音をしっかり出せるようにならないと、壁にぶち当たるようです。長女は、やる気もそれほどないので、練習時間が短く、だいたい長くて15分程度。左手(音程)が良くても右手が弱くてよく聞こえないし、弓全体を使う弾き方をしないとスラーが弾けないのです。それに多分弾いていても楽しくないんじゃないかと思ったんです。先生に言われたわけではないのですが、ロングトーンを少しだけ、でも毎回、やるようにしました。10往復もすれば飽きてくるので、それくらいを限度に。4拍と2拍でA線でやってみたところ、その日からはっきりと曲の弾き方もよくなり、本人のやる気もアップしました。音が良くなると弾くのが楽しいですもんね。良い楽器を使うと上手くなるのも同じ理由かと思います。


譜読み?

さすがスズキの教室、始めて一年半以上経過してますが、楽譜を持ってきなさいと言われたことがありません。教室で見るということもまずありません。全て先生からの口伝です。楽譜はまだ読めない代わりに、耳に集中して大人の真似をするという、乳幼児の言語習得と同じやり方を音楽にも取り入れているのを実感できます。純粋なスズキの教室では、楽譜の読み方は全く習わないそうなのですが、娘の先生は一応やってくれるみたいで、娘ももう5歳なのでそろそろ今年は始めるよ、と仰言っていました。


口笛と手指スナップが好き

アメリカ生活も長くなってきたからか?口笛とスナップが大好きです。どうやってやるのか、父親にきいて、毎日練習して、できるようになったようです。私は口笛が全く吹けないし、スナップもスカッとしか鳴りません。自分は全然できないので、長女の口笛はすごいなと思います。親バカですが、やっぱり音程が良いんです。音も大きい。バイオリンで練習中の曲とか、まだ習ってもいない曲も、車の中で口笛で演奏しています。そっちの方が難しいんじゃないかなと思っています。フルートなんか向いてるのかな?息を使う楽器の方が向いてるのかもしれないです。歌うのも好きだし。管楽器なら将来フルートかオーボエやってほしいなーなんて気が早すぎですが思ってしまいます。N響スターウォーズの曲を演奏するYou Tube動画を観た時にそれとなく勧めてみたら、「イヤ」と言われましたけど。なんで???(親が言うのが嫌なんでしょうね!)


発表会のドレス問題

ただでさえレッスン料高いんだから、すぐ成長しちゃうし、年に1,2回着るか着ないかの服にお金は出せない…。いろいろ考えた末、今現在我が家が愛用しているのが、Goodwillです!

非営利団体運営の、全米展開するリサイクルショップです。ここは規模が大きく、正に玉石混交。日本のブックオフのように、品物自体の価値は関係なく、一律で値段が付けられています。元々無料で寄付されたものばかりなのですが、たまに、これどこで着るの!?というドレッシーな服が、普段着に混ざって同じ値段で売られています。富裕層が持ち込んだものなのかなーと勝手に想像。でも意外と着る場所がないのでそういうのは売れ残るのか、たいてい行くといいのがあります。少し大きくても先に買っておいて、数年後に着てもいいかなーと、見つけたら買っておいています。お値段は、ワンピース5.99ドル。660円てとこでしょうか。しかも物によっては状態良いですよ。


以上、長女のバイオリン関係でした。