国語の教員でしたが、アメリカで子育てをして、日本に帰国しました。

高校の国語科教員を退職し、長女が1歳の時に渡米し、2022年に帰国しました。3人目も無事出産しました。

最後のレッスンが終わりました。

日本へ移動してから、毎日充実しすぎています。

 

とりあえず、長女のバイオリンです。先日、最後のレッスンが終わりました。

3歳8ヶ月でアメリカで初めて出会ったJ先生との、最後のレッスンでした。(実際にレッスンを受け始めたのは3歳10ヶ月頃)

 

先生は、この夏に手術を受けられるとのことでした。詳しいことはどうせ英語できいてもわからないので、あえてきかなかったのですが、数年前に一度倒れられていたので、きっとそれも何か関係しているのだろうと思います。先生は、鈴木慎一先生のセミナーを受けに、30年以上も前にはるばる海を渡って松本までやって来られ、その時の写真(鈴木先生とのツーショット)をずっと楽器ケースに入れていらっしゃいます。もうけっこうなお年ではあると思うのですが、長身ではつらつとした、わかりやすい英語を話して下さる先生です。きっとまたすぐ回復されることは疑いません。

 

日本へ帰国してから、実に4回もオンラインレッスンをしていただきました。授業料が四半期ごとの納入だったために、支払い済みの授業料でできる限りレッスンしていただけました。日本へ来てから、生活をするだけで忙しく、正直言って宿題を全てはこなせていませんでしたが、4巻のザイツのコンチェルト第2番へ少し入っていたので、時間いっぱいまで教えていただきました。

 

日本の先生はどうしようか…悩んでいる途中でしたが、とりあえず鈴木の教室の先生に会いに行ったことをお伝えしました。J先生は、「読譜(reading)の教材をやっていることは話した?」とおっしゃいました。私がそのことについては話していないと伝えると、「読譜の練習は続けるようにぜひお願いしてね。◯◯(長女)は良いreaderだから、続けたほうがいいわ。日本の鈴木の先生は読譜を教えないときくけれど」という感じのことをおっしゃっていました。内心「その通り…!」と思いました。

 

でも実際のところ、見学した感じだと、「それは難しそうだな…」と思いました。それくらい、ガチガチの支部のお教室でした。決して悪い印象はないのですが、そこに他の教材を持ち込む余地は無さそうだったのです。アメリカの教室は、一応スズキ式を謳ってはいるのですが、正式な加盟教室ではないようです。あのロゴも使っていませんし。ただ、地元の有力日系人のご子弟が複数通われており(驚)、何となく安心感がありました。(先生に日本人はいません)

 

アメリカの先生のレッスンもついに終わってしまったので、これから本格的に日本の先生を探さなくては…と焦っております…。長女がまさかのコンクールに興味を示していることもあり…先日とあるコンクールの本選を見学したところ、驚愕の連続だったとかいったネタは豊富にあるので、また書きたいと思っています。

 

長女のこれからのバイオリンに関しては、現在進行系でいろいろなところを見学していますので、今後必ずご報告したいと思います!