国語の教員でしたが、アメリカで子育てをして、日本に帰国しました。

高校の国語科教員を退職し、長女が1歳の時に渡米し、2022年に帰国しました。3人目も無事出産しました。

8歳長女の日本語状況(8歳0ヶ月、 在米6年で日本へ本帰国)

長女、8歳になりました。

 

誕生日の関係で、日本では小学2年生を5月からもう一度やっている感じになっています。アメリカでは早生まれで4月いっぱいまで2ndにいたので、もうほとんど学年度終了というところで、この9月から3rd Gradeの予定でした。

 

半年ごとの成長記録を細々と続けているので、今回も書きたいと思います。次女や三女も元気にすくすく育っています!(一言で片付けてごめん、次女、三女!インスタにはもう少し投稿したいと思っています。)

 

バイオリンとは別に、学習専用のインスタアカウントがあるのですが、最近投稿する暇がなく、眺めるだけになってしまっています(汗)。たま〜にストーリーズを流すかもしれませんので、よかったらフォローしてみてください。(最近、インスタはストーリーズを使うのが楽しいのかも…というところがわかってきました…)

 

↓学習用インスタアカウント

@nicota_edu



Z会小学生コース4年生中学受験講座はお休み中

長女はキンダーの年に小1コースを始め、今年は4月から小4中学受験講座を受講しています。

 

受講といっても、解約しようと思っていたところが自動継続になってしまったので、そのまま教材は受け取って、実際は手をつけていません。本当は、夏休みの間にストップしていた小3の途中から手を付けようと思っていたのですが、まだ船便が届きません。というか、まだ現地にあるらしいです!

Z会に言えば紙の教材なら再度送ってくれるようなので、そうしたいと思います。小4講座までで一旦退会して、小4になるまで自分のペースで頑張って、小5になったらまた再開しようかな〜という感じで考えています。オンライン教材も、退会してから一年間は利用できるとのことです。

今度、漢検9級(小2レベル)を受ける予定なので、合格したら小3講座の続きを取り組もうかな…と思っています。



日本語 読み・書き

日本へ帰国してから、日本の普通の公立小学校へ通っています。5月から通い始め、一学期を終えた感じからみて、長女の日本語力は他の子と遜色ないレベルです。

読みに関しては、日本へ来てから鬼滅のノベライズ版にハマり、学校ではそれを読んでいるらしいのですが、読んでいると色んな子が興味を持って話しかけてくれるみたいです。私から見て、鬼滅のノベライズ版は長女にとってかなり背伸びしていると思うのですが、ちょっと残酷な描写がある…という話なのでアニメも漫画も我が家では禁止していました。でもアメリカでも流行っていたし、長女は興味津々だったのです。小説ならいいよ…ということで、ノベライズ版を読むことになりました。面白いらしいです。

書きに関しては、2年生の漢字をほぼ1から学校で教えてもらえるので、進度としては丁度良かったです。作文はよくできている、と先生から太鼓判をもらい、長女の自信になっているようです。この夏は小規模な作文コンクールにも挑戦しました。面白い作文が書けたと親としては思っています。

 

日本語 話す・聞く

長女は早口だったり、ボソボソ話したりして、よく聞き取れないことがあったのですが、長女の同級生と話すと、「みんなこんな感じなんだな〜」と安心しました(笑)。

日本語の聞き取りは全く問題ないようです。むしろ、「日本だと、みんな何言ってるのかわかる!」と言っていました。やっぱり英語だとわかっていなかったのですね…(笑)。そのかわり、こちらが何言ってるのかもみんなわかるから、気をつけないといけないよ、という話をしました。

 

算数

Z会は(難しすぎて)一旦お休みしていますが、四則計算を継続して鍛えています。特に、割り算は市販の割り算だけの問題集を買って、少しずつでも毎日解く…を日本に来てからも続けています。本当に毎日はできてないのですが。割り算の筆算は、実質的には掛け算と引き算の訓練になるので、一石三鳥なのです。

四則計算自体に苦手意識があったり、つまずきがあったりすると、時間や速度、面積、体積…全てに影響が出るので、学習を進めるよりはまずは計算だな〜と思って今は取り組んでいます。別にナントカ先生や◯◯ママの本を読んだわけではないのですが…(そろそろ読もうかな)。子どもの理解やペースに合わせて学習を進めていけるのは、家庭学習の良いところだと思います。

 

英語

夏休み中にメールが来てわかったのですが、実は長女、英語を第二言語とする生徒向けのELLを卒業できたそうです!渡米6年、長い道のりでした…。ようやく完全にネイティブ達に混じって授業が受けられる…という時には既に日本へ帰国していた、ということになってしまいました。

でも…これでようやく、「英語と日本語の両言語を学年相当レベルにする」という当初の目標が達成できました!あくまで「現2年生」時点で、のことなのですが。これから英語のレベルを学年相当に上げていくことは簡単ではありませんが、読み書きがだいぶできるようになっているので、日本語と一緒にこれからも頑張っていこうと思います。(まだほとんど読み書きができない次女、三女が問題だな〜と思っています…)



バイオリン

スズキ式の教室ではなく、個人の先生に習うことにしました。スズキのことも、音教のこともよくご存知で、いつも褒めてくださる桐朋ご出身の素敵な先生に、親の私までいつも元気をいただいています!

現在スズキの教本4巻、ザイツの3曲目を仕上げているところです。我が子にしては上出来のペースで、音程に関してはもう私の出る幕はありません…。自分が小2の時よりは、ずいぶんましだと思います。先生は、スズキの7巻以上は教本を使わず、その子に合った曲を進めていく方針のようなので、このまま、12歳くらいまでに基本的な技術を一通り習得して、中学生でブルッフモーツァルトの協奏曲なんかを弾けるようになったらいいな〜(遠い目)なんて思っています。一応、本人の目標は、チャイコフスキーのバイオリンコンチェルトを弾く!ということらしいです…。私も死ぬまでに弾けるようになってみたい…。

親の私としては、子どもにはいつかオーケストラを経験してほしくて、できれば1stも担当できるような技量を身につけてほしい、と思っています。別に1stの方が偉いとかではなくて、本人が「選べる」ことが大事かなと考えています。私なんかは、技量の問題で2ndしか弾けないわけです。(1stはメロディーはもちろん、超音波と呼ばれるハイポジションの音を出す必要があります。)1stも弾ける上で2ndにやりがいを見出すのとは、やっぱり違うと思うんですよね。できれば両方経験した方が良いとも思います。というかただ単に、子どもが乗ってるオケを聴きに行くのが夢なだけです。

バイオリンに関してはまた別に記事にしたいと思っています!

 

アイススケート

この夏から、アイススケートのレッスンを始めました。グループレッスンで超初心者コースからスタートしています。アイススケートに憧れがあるようで、何度も何度も懇願され、いろいろ調べて通えなくもなかったので通うことにしました。どうなるかわかりませんが、本人も、ついでに次女も楽しそうなので、しばらく頑張ってみようかと思っています。



作文と工作大好き

最近絵を描いてくれなくなってしまいました。多分次女のすごい才能を目の当たりにして、本人なりに何か思うところがあったようです…。そんなことは気にせず好きに絵を描いてほしいのですが…。(次女画伯の独特すぎるすごい絵の才能は、インスタの方にアップするかもしれません…)

学校の先生から、作文力を褒められたのに気を良くして、この夏休みに小さな作文コンクールにチャレンジしてみました。ずーっと「コンクール」に出てみたかった長女の初コンクールは、作文コンクールになりました!あと、貯金箱コンクールにも応募しました。他に作って来てる子がいなかったそうなので、競合が少なければチャンスはあるかなと思っています笑。

 

読書

日本帰国直前は英語のグラフィックノベル(漫画だけれど、内容があるもので「コミック」とは一線を画すものをこう呼ぶみたいです)をよく読んでいました。日本へ本帰国してからは、日本語の本ばかりです。まだ船便が届かないので、英語の本がほとんど手元に無いことも影響が大きいです。長女がよく読んでいる(いた)シリーズものをご紹介しておきますね。

 

↓作者Rainaの自伝的グラフィックノベルシリーズ。この作者は出す作品軒並み賞を獲っています。アメリカにもこういう漫画があるんだな〜ということを知った作品です。

 

Guts

Guts

Amazon

 

 

↓王女さまのお手紙つきシリーズはほとんど読んでいました。低学年でも読みやすいです。

 

↓「コンクールに出てみたい」熱に火をつけた作品。1〜4巻を読んでいました。最近最新刊5巻が出たようです。曲や演目についてもよくわかるように書かれていて、バレエ作品について理解が深まります。

 

↓リリアーネの4つあるシリーズのうちの本編1〜13巻。ほとんど読んでいたと思います。ドイツ人作者の翻訳もので、けっこうひどいいじめ(?)の描写があるようで長女は心を痛めていました…。

 

↓クラスのお友達に勧められて読んでみてハマったようです。全23巻あるそうなんですが…まだ2巻を読んでいるところだと思います。この影響もあり「アイススケート」を習うことに…。ちょっと読んでみたら、けっこうスポ根ものでした。アイススケートの大会のことや、演目、衣装なども詳しく書かれていてよくわかります。バレエもですが、クラシックと相性が良いですよね。

 

 

↓「小説ならいいよ」ということで仕方なく(?)読んでいる小説版「鬼滅の刃」。まあ今までになかった語彙は増えそうです。