保育園・幼稚園・習い事見学
今年に入ってから、2歳の娘の教育のために、どこか自宅以外で遊んだり学んだりできる環境はないだろうかといろいろ探しています。
これはやはり、自分の体調が良くなってきたことと、車の運転が少しずつ克服できてきていることが大いに関係しています。特に、車の運転は必須です。電車は本当に限られた範囲でしか使えないし、バスも私にとってはちょっと複雑だし、ちゃんと来ないらしいし、小さい子どもを連れた大きなお腹の私にはまず無理です。
そして、お腹がだんだん大きくなるにしたがって、外に連れ出すのも難しくなってきました。でも、もっと動き回って体力をつけさせてあげたいし、驚異的な吸収力を見せている今のうちに、いろいろなものに触れて学んでほしいという思いが大きくなってきたのです。下の子が生まれたら、しばらくはお世話に精一杯で、教育的なことはあまりしてあげられないかもしれません。そうなる前に、まだ動きやすい今のうちに、どこか娘が楽しんで通えるところを探して、慣れていてくれれば。あわよくば、産後の育児の負担軽減になれば…と考えています。
とはいえ、英語が不自由な私が主体となって学校を探したり、先生とコミュニケーションを取らなければなりません。そこで、まずは日本語が通用するところで、車で運転して行けそうなところから探して、見学へ行ってみることにしました。
欲を言えば、日本語が通じるけれど、英語に触れられるところというのが、私たち家族にとっては理想的だと考えました。(キンダーガーテンで現地校へ行くまでに、英語環境に慣れさせてあげたいという思いからです)
日本語情報誌に広告が載っていたり、ウェブで紹介されているところで、車で行けそうな範囲のものを選んで、問い合わせをしてみました。候補にしたのは、以下の四つです。まだどうするかはっきりとは決まっていないのですが、自分の思考の整理のためにも、特徴や感想を書き出してみます。
- 候補1 日本語保育園(nursery school)
- 候補2 日本語幼稚園(pre-school)
- 候補3 日本語教室
- 候補4 インターナショナル幼稚園
候補1 日本語保育園(nursery school)
週5回のフルタイムから、週2回のパートタイムまで選ぶことができます。私が見学に行ったところは、日本人が割と少なめな場所にあるので、幸いパートタイムに1名分空きがあるとのこと。
長所:
- その場で作っている温かい日本食の給食が出る
- サービスも現地の人向けの保育園より手厚いので、日本語を話せない両親の子どもも利用するほど
- 保育は全て日本語で行われるが、子どもの中には英語で話す子もいる
- トイレトレーニング(potty training)もしてくれる
- オムツをしていても入園可能
- 預かり時間が長く、最長7:30〜17:30まで(日本で通っていた認可と違って、親の勤務状況とか勤務時間とかに関係なくお迎えに行けるのはありがたい)
短所:
- 教育的なプログラムは最小限
- 基本はみんなで遊んで、ごはんやおやつを食べて、お昼寝をするだけ
- 費用が高額で、フルタイムだと日本で通っていた区の認可の最高保育料のおよそ2.5倍
候補2 日本語幼稚園(pre-school)
いくつか見学に行きました。日本の幼稚園そのもの、という感じのところから、早期教育を取り入れているところまで、やはり園によって特徴があります。週5回のフルタイムから、週1回のパートタイムまで選ぶことができます。場所によっては来年度入園希望者は受付当日に締め切られるほど人気です。
長所:
- 文字の学習や、集団行動など、教育機関としてのプログラムを備えている
- お昼寝はなし
- 費用は保育園よりは抑えられる
- 手作り給食を出しているところと、お弁当持参のところとがある
短所:
- トイレトレーニングが終わっていないと入園できないところが多い
- 預かり時間は短め(2歳台は午前中で終了、3歳からのクラスも午後2時頃にはお迎え)
候補3 日本語教室
日本語教室の2歳児クラスを見学しました。親子で参加するクラスです。どんなことをするのかなと思っていたのですが、想像以上に日本語早期教育的な内容でびっくりしました。漢字のフラッシュカードをしたり、バンバン漢字が出てくる冊子(牛蒡とか出てきましたよ)を、指でたどりながら読んだり、粘土でひらがなを作ったり、あいうえおの歌を歌ったりと、五感を使って日本語に親しむ内容でした。おそらく日本にいたら(自分は仕事もしていたし)こんなことをさせる機会はなかったんじゃないかなと思わされました。
長所:
- 早いうちから、同年齢のお友達と遊びながら少しハイレベルな日本語に触れさせることができる
- 一緒に遊びに行けるお友達を増やせそう(親も)
短所:
- 週一回、一時間弱と短時間
- 親子で参加するので、下の子が生まれたら一時中断する必要がありそう
- このクラスがある曜日は、他の保育園や幼稚園の予定は入れられない
候補4 インターナショナル幼稚園
我が家的には第一希望の幼稚園。やはりフルタイムとパートタイムから選べます。2歳児クラスは週2回。3歳になるとフルタイムがあります。基本は英語で行われますが、スペイン語、中国語、日本語、アラビア語など各国の言語を話す先生がいます。子ども達は、意外とみんな日本語を話せていて、日本語ネイティブではない子ども達が多数ですが、お弁当の前後に「イタダキマス!」「ゴチソウサマ!」と言っていて、驚きます。もちろんその他の言語でも先生達がバンバン話しかけていて、面白い経験ができそうでした。頭が柔らかい子どものうちに、多言語、多文化を経験するのは、米国で生活していく上でも良いかもしれません。
長所:
- 他言語に寛容な家庭(親)が多そう(外国人、アジア人だからといって無視されたりしなさそう)
- 日本語で先生とコミュニケーションが取れる上に、子どもに英語環境を与えられる
短所:
- お弁当必須
- 英語もそれなりに必要になる可能性がある
- 時間が短かめ
他の日本人のお母さん方に相談してみても、それぞれ家庭ごとに事情が違うので、最終的には自分たちで優先順位を決めて決定しなければなりません。我が家の場合は、両親共に日本人であるので、英語を強化するのか、まずは日本語の確立を優先するのか、というところ。そして、あと数ヶ月で下の子が生まれてくる、ということです。この辺りをどう考えていくか、悩みどころです。
妊娠30週目 妊娠脳とは...
気が付いたら、妊娠30週目に入っていました。
自分がこのはてなブログを利用し始めたのは、現在2歳の娘を妊娠中の、26週目のことだったようです。昔のブログは、昔の自分のことを思い出す良いツールですね。いつでもどこでも見られますし。
精神は安定しつつも、自分の身体が自分以外のものになっていくことに戸惑い、書きたいことが増えてくる、というのがこの時期なのかもしれません。書かずにはいられないというか。
最近は今までになく予定が色々と入って来ているのですが、そうなればなるほど、ブログ更新の頻度が高くなっているようです。人間、やることが多い方がより多くのことを処理できるようになるのかなと思います。(忙しい人ほどものすごい量のことをやっているものですよね。仕事も遊びも。)
妊娠脳
本題ですが、26週の間に、左手人差し指から小指計4本、30週の今日、親指を、料理中に切ってしまいました。これで、めでたく5本コンプリートです。
病院が妊婦健診のたびにくれる、身体に関する説明書みたいなものがあるのですが、丁度26週の特徴に「pregnancy brain」という文字があったのです。
日本では私は聞いたことない言葉だったのですが、よくある「忘れっぽくなったり注意力が散漫になる」というのが、それに当たる症状なのでしょう。
まさに、26週目の間、二日間で指4本を切りました。一本だけ少し深くて、あとはそれほどでもないものの、さすがに精神的にこたえました。そして今日親指…。
最近、車の運転頻度も上がってきているので、本当に気をつけないといけないなと思います。
産院の見学ツアー
自分が出産する予定の、病院のPre-birth tourへ行ってきました。この病院で出産予定の人向けの、出産施設を見て回るツアーのようです。
妊婦健診は別のクリニックで、出産は大病院で行います。出産当日からしか基本的にお世話にならないので、前もって場所や雰囲気を予習しておく必要があります。
誰と行くか?
夫も同行できるように、夕方の時間帯を申し込んだものの、よくよく読んだら注意事項に10歳以下の子どもは連れてきたらだめとあったので、まず途方に暮れました。
ツアーは1時間くらいだから、誰かに面倒みてもらうか?実はまだそこまで頼める知り合いはいない自分。シッターさんもまだ頼んだことがないです。
現実的な解決策は、夫と娘が、家か車で留守番をして、私一人が参加する、となるわけですが、必ずネックになるのが、英語です。1時間チンプンカンプンでは、意味がない。そこで、後日電話で通訳の方の同行をお願いしました。(病院関係は、無料で通訳が利用できるようです)
当日、やはり娘の健診の時と同じ方が来てくださいました。
いざ見学へ
駐車場を誤って遠い方に停めてしまったらしく、ウロウロしていたら親切な警備のおばちゃんが集合場所まで連れて行ってくれました。これで5分前。ギリギリになっちゃったなあと思ったものの、他の参加者らしき人は他に誰もいません。
時間になると、他の参加者がゾロゾロ現れ、案内の人もやって来ました。5分前集合って、日本人の習性なんだなあ…。全部で5組。無事通訳さんとも合流できました。さすがアメリカだと思ったのは、女性同士のカップルがいたことです。人種が違うから身内ではないだろうし、とっても仲よさそうに手をつないでいたので。
アメリカ人って、老若男女人種問わず、感動的なほど笑顔が上手くてフレンドリーな人と、終始不機嫌な人とがいます。その落差がものすごく大きいです。幸い、前者の方が多いような気はするのですが、今回の案内役の人は、後者でした。夕方だったし、疲れていたのしょうか。モソモソ喋る上に早口で、通訳さんも苦労していました。実際の情報量と、通訳された情報と、だいぶ差があったような…?そしてついに笑顔を見ることはありませんでした。少し不安…。
説明内容
あまりメモが取れなかったので、ウロ覚えですが
- 駐車場・入り口の場所の説明
- 陣痛がきたら、まずは担当産婦人科医に電話をする(産院ではない)
- 出産予定の人がまず行く部屋(OB triage)
- 付き添いで来られるのは、3名まで
- 帝王切開になった場合の手術室
- 分娩室と、備品(普通の部屋のような内装)
- 24時間麻酔の対応可能(希望すればその場で無痛分娩に切り替えられる)
- 産後の個室
- 産院内のベビーグッズ売り場
- 会議室のようなところでレジュメを配布されて、軽く読んで、解散
質問
とにかく自分の抱えている疑問点だけは解決していこうと思いました。
Q1.2歳の子どもがいるが、分娩に立ち会ったり、一緒に泊まることはできますか?
A1.立会いはできますが、子どもの面倒を見る大人と、妊婦を介助する大人と、二人大人がいた方がよいでしょう。子どもが宿泊することはできません。付き添いの大人1名まで一緒に泊まることができます。
Q2.入院日数は何日ですか。
A2.通常の出産なら、24〜30(?)時間、帝王切開なら36(?)〜48時間です。
※あまりの衝撃で数字がウロ覚え。とにかく短い。
何がなんでも、実家の母を出産までにアメリカに連れてきた方がよさそうです。とはいえ、間に合う確証もないし、なかなか赤ちゃんが出てこないかもしれないし、難しいですね。気になっていた産後の部屋は、全部個室のようなので安心しました。中の様子も見られて、行ってよかったと思います。しかし英語できないと、きついなあ…。日本語通じるのがドクターだけとは…。通訳さん来てくれるのか、きくの忘れてしまいました。日本で里帰り出産する人が多いのもうなずけます。アメリカで生まれた子どもは、米国市民権が与えられるのはいいのですけれどね…。
日本のスタバでもデカフェエスプレッソ
日本のスターバックスでも、1月11日からエスプレッソ系ドリンクがデカフェでも注文できるようになったそうですね。
今までは、ドリップコーヒーではデカフェが飲める店舗もあったのですが、やっぱりスタバといえばラテとかキャラメルマキアートとかを飲みたい!という妊婦さんや授乳中の人は多かったのではないかと思います。
私も、過去のブログでこの問題に触れていたことを思い出しました。↓
↑この時の自分の結論は、「キャラメルスチーマー」を注文しよう!でした。2年半前のことか…。
その後、出産して授乳中の育休の間に約3ヶ月間、夫の仕事の都合でオーストラリアへ行くことになりました。そこは、思いがけずイタリアコーヒー文化の国でした。そして、スターバックスに限らずどこのカフェも基本はエスプレッソベースで、しかもデカフェで注文することができました。
その時の記事がこちらです。↓※肝心の写真が横向きになっているお見苦しい記事で申し訳ありません。
ちなみに、「flat white」「long black」はオーストラリアでは常識中の常識のメニューですが、オーストラリア特有のものだと思っていました。しかし、何とアメリカでも「flat white」はメニューに有りました。もちろん、ちゃんと「latte」もあります。ミルクの配合が若干違うようです。最近はもっぱら「flat white」派です。
それにしても、何で日本は今までデカフェがなかったのだろうね、と夫にきいてみたところ、注文する人が少ないから商売にならなかったんじゃないのかな、ということでした。実際はどうなのでしょうか。
健康志向でカフェインを控える、という考えがそもそもあまりなかったのかもしれません。お茶(緑茶)文化の国ですからね。
ちなみに、decaf は「decaffainated」の略だそうですが、「デカフェ」ではなく「ディカフ」と発音しないと通じません。
大統領就任式
昨日、初めて大統領就任式というものを観ました。
朝「今やってるんじゃない?」というノリでこっちのテレビ局のニュースアプリを起動したら、生中継していました。日本にいたら、大統領就任演説と、よくても有名歌手の歌う国歌くらいしか観ることはなかったと思います。元大統領がヘリコプターで飛んで行くところなんて、何だか映画の演出のようでした。まあ、こういう国なんだなというのがよくわかりました。
新大統領に関しては、以前少し書いたのですが、それから少し考え方が変わってきました。
現大統領当選直後のブログ→大統領…… - 国語の教員でしたが、アメリカで子育て始めます。
これまで私は、アメリカ人は自分たちの選択を受け入れなさいよ、それがあなたたちの民主主義なんでしょ、という考えを持っていました。しかし、州郡制で仕方ないにしろ、実際の得票数ではクリントン氏の方が勝っていたとか、現大統領がロシアのサイバー攻撃に関わっていて偽ニュースを流したりしていたという疑惑があるとかで、必ずしもアメリカ人の総意とはいえない大統領が生まれてしまったのだな、という風に今は感じています。
最近、自分の健診や子どもの健診で病院へ行くことが多かったのですが、先日病院のロビーでアンチトランプのプラカードを掲げた家族がいました。オバマケアの継続を訴えているのです。実際、オバマケアで命を救われたような子どもや、もちろん大人もたくさんいたのです。トランプが守りたい「アメリカ」って、本当の弱者は含まれていないんですよね。
就任式のあった金曜日の夕方、市の中心部の広場から大規模なデモが行われました。もちろんアンチトランプの。開始前からかなり物々しい警備体制で、夫は機関銃を持って武装した警察官におののきながらもその写真を撮って帰宅してきました。パトカーが通りを固めて、大通りを何百メートルも人々が行進していくのが、窓から見えました。幸い平和的なデモでした。夜になってから、パトカーが騒がしく4台続けてサイレンを鳴らして高速へ入っていくので、何かあったかなあと話していたのですが、後で調べたら別の場所の集会で、きな臭い事件があったとのこと。本当に、混沌としてきている感じがします。
今日の土曜日も、昼間に集会があったようで、続々と人々が集まってきていました。
この政権、長くはもたないんじゃないかなあ…。4年間は無理なのでは。日本の首相は仲良くできそうですが。
今までは言葉通り「遠い国」だったのが、自分ではどうすることもできないものの、身近な場所で起こる出来事になったのだなあと実感しているこの頃です。
米パンパースのパンツ型オムツがキティちゃん柄でかわいい(女児用)
我が家は、日本ではパンパースを愛用していました。他のメーカーも試してみましたが、柔らかさとモレにくさから何度もパンパースに戻って来ていました。
バタバタ足を動かすようになってからは、パンツ型も併用して、やりやすい方を使っていました。歩くようになってからは、横になってオムツを替えるのを嫌がることが多く、パンツ型だと立ったまま替えさせてくれたので助かっていました。
米パンパースでパンツ型オムツが新登場
娘1歳9か月でアメリカへ渡ってから、最も困ったのは、このパンツ型オムツが売っていないことでした。パンパースって世界ブランドなんじゃなかったのか…。いや、そうなのですが、日本のものとは製品ラインナップも、品質も全く違うのです(日本の方が親切、優秀です)。今までは、日本から持って来たり、持って来てもらったりしたものを、ここぞという時にだけ、少しずつ大切に大切に使っていました。(普段はCostcoのオムツ)
パンツ型といえば、ハギーズ(Huggies)の、少し大きい子用のトレーニングオムツくらいしか売っていないのです。(後で気づいたのですが、このトレーニング用というのは、日本のように「濡れた感じがわかりやすい」というものではなく、単なるパンツ型オムツだったようです。当時はまだトイレトレーニングは早いかなと思ってよく製品情報を見ていませんでした)
そしてこの度、YouTubeを見ていたら差し込まれるCMで、パンパースからEasy Ups というパンツ型オムツが新発売というものが!しかも、キティちゃん柄な様子でした。気になって調べてみた公式サイトがこちらです↓
この画面では、「ドーラといっしょに大冒険」のドーラですが(うちはまだ観ていません)、2T−3Tのサイズだと、キティちゃんの柄で売っていました。
早速キティちゃん柄を入手
週末大型スーパーへ行ってみたところ、売っていました!そしてこれが予想以上に可愛かったのです(トップの画像が外箱です)。
私の青春時代は、華原朋美全盛で「キティラー」が流行っていたのですが、別に私自身は特にキティちゃんが好きということはなかったのです。でも、アメリカに来て若干日本シックになっている我が身としては、日本で生まれたキャラクターが異国の地でこんなにも受け入れられて頑張っていることに今までにない感情を抱いたのです。図書館に普通にキティちゃんの絵本が置いてあった時も感動しました。キティちゃんって、海外でも、子どもだけではなくて大人が好きになってしまうキャラクターというところが、特異なのですよね。
うちはあまり女の子っぽい格好とか、おもちゃとかを買い与えないようにしてきたのですが、娘は最近色々なものの影響で、やはりピンクやリボンが好きになってきていました。そして、このオムツも案の定気に入ってくれた様子。それまでは「しまじろうのパンチュ型オムチュ!」と言っていたのが、「キティちゃんのパンチュ型オムチュ!」へと変わりました。しまじろうは少し不憫。
2パターンの柄が交互に入っていました。
後ろ姿もまたかわいいのです。
実際に広げて履いた姿は、もっとかわいいのですが…。日本でも、好きな人は欲しいのではないでしょうか。転売する人が出てきそうな…。
実際に使ってみて
2T-3Tは、7〜15kgとのことですが、現在12kgの娘には少し小さいかな、という感じでした。それまで、日本製パンパースのビッグサイズを使っていたので、それと比べると少し窮屈な印象です。置いてみて比べた写真を撮りました。
上から順に、前、後
それから、日本のパンパースにはあって、こちらにはないものが二つあります。何だかおわかりでしょうか。
まず、お尻のテープです!捨てる時にくるっと丸められて便利なあのテープが、ありません。捨てる時にぎゅっとならないのが微妙に不便です。
次に、濡れたら出てくる線です!線が出てくるオムツは、パンパース以外のものでも、オーストラリアでも、アメリカでも、見たことがありません。日本のオムツって、至れり尽くせりですね本当に。
キティちゃんオムツは、最近の自分の中でヒットだったものの、あまり話題になっていなさそうなので、書いてみました。ちなみに、男児用はトーマスみたいなので、これまた人気が出そうです。
アメリカでようやく娘の2歳健診
先日、2歳4ヶ月の娘を、ようやく2歳健診へ連れて行くことができました。2017年の目標を一つ達成。
自分のことで精一杯で、娘のことに手が回らなかったのを反省しています。そもそも、健康診断て、どうやって受けるのか、どこの病院がいいのか、わからないことだらけで、もう英語がわからないのが怖いし、「もう少し落ち着いたらやろう」と思って後回しになってしまいました。
幸い、娘がこの冬も元気で一度も病院にお世話になるような事態になっていなかったのです。去年の自分のブログを見ると、家族みんな体調を崩していたし、娘は常に鼻垂れだったイメージがあるので、今年はものすごく寒いのに全く鼻水も出ていないのは不思議です。やっぱり、保育園での他人との接触や、日本の満員電車が健康に関係していたのではないか、と疑っています。
母子健康手帳と予防接種
渡米してから3ヶ月くらい経った頃だったでしょうか。どういう経緯で送られてきたのかはわかりませんが、子どもの母子健康手帳のようなものが郵送で送られてきました。0歳から18歳まで(!)の健康診断の簡単な記録と、予防接種の記録が書き込める蛇腹折りの冊子です。アメリカには母子手帳がない、という風に見聞きしていたので、州によっては(?)こういうものがあるのかもしれません。
渡米するにあたって、住んでいた区で英語版の母子手帳をもらっておきました。娘のために念のためもらったのですが、今現在、お腹の子の妊娠中の記録に使っています。おそらく生まれるまではこういうものはもらえないみたいなので、もらっておいて助かりました。日本語版の母子手帳を説明するのにも使えるため、娘の健診の日にも持参しました。
実際の健康診断では、これらの冊子を使うことはありませんでした。これまで受けた注射は、予防接種の英語版の証明書を日本で作ってもらっていたので(過去の記事:渡米準備でやったこと - 国語の教員でしたが、アメリカで子育て始めます。)、それを持参しました。それを見ながら、医師がアメリカでも更に受ける必要のある注射がないか、チェックしてくれました。
その日に受けた注射の記録は、これまでの娘の予防接種などの記録が直接書かれている今までの(日本語版)母子手帳に、看護師さんが直接記入してくれました。よく見ると、一応予防接種欄は日本語版にも英語が併記されているので、わかったのでしょうね。書き方は超適当でしたが。
アメリカでは、予防接種を受けても自分で記録しておかないと何も証拠が残らない、など恐ろしい話も読んだことがあったので、どんなものかと思っていましたが、このようにきちんと記録もしてくれるし、病院に記録も残るし、オンライン通知のサービスも発達しているし、心配なさそうでした。そりゃそうですよね。日本人の何倍も雑な人たちが、そんな適当なやり方できちんと予防接種を漏れなく受けられるわけがない…。
健康診断の予約
次の子の出産にあたって、アメリカでは小児科医も自分で選んでおかなければなりません。とはいえ、誰を選んでいいものかさっぱり見当がつきませんでした。私はアメリカ育ちの日本人の産婦人科医の先生に診てもらっているのですが、その先生に相談したら、良い小児科医の先生を紹介してもらえました。日本語は通じないのですが、同じクリニックに勤務している女性の医師です。
年末の妊婦健診は夫が同行してくれていたので、帰りに小児科へ寄って、そのまま受付で予約してもらいました。(電話で予約しても通訳を利用できるのですが、通訳を呼び出すまでは英語だし、途中で電話が切れてしまうことも何度かあって、電話はなるべく避けたいのです)
受付時に、紹介して頂いた医師を指名します(別に紹介状とかはなくても大丈夫です)。新年早々予約は取れましたが、今度は母親の私一人で連れて来なければならないので、日本人の通訳もお願いしました(あらかじめ頼んでおけば、無料で同伴してくれます)。
受診
受診の日、受付まで行くと、通訳の方がすでに待機していらっしゃいました。前日に電話で連絡を受けていたのですが、妊婦健診の1回目に来てくださったのと同じ方でした。何だか自分の母親に似た雰囲気のある方なので、ほっとしました。2枚ほどの問診票を、一緒に記入しているうちに、名前が呼ばれました。
診察室へ通されると、オムツ一枚になるように言われ、看護師さんが身長体重と頭囲を測ってくれました。娘はおおむね言いなりになっておとなしくしていました。医師にきいておきたいことはないかと聞かれたので、少し小さいのではないかとききたいと伝えました。問診票できかれた内容は、だいたい日本の母子手帳の2歳健診の欄にあるようなことで、大きな違いはなかったように思います。
医師は、アジア系の同年代くらいで、賢そうだけれど優しい感じの先生でした。じっくり話もきいてくれるし、良かったです。娘の身体の発達は、ちょうどいいくらいだそうで、成長曲線の真ん中くらいでした。公園で出会う同じ年齢の子たちはほぼ例外なく大きいのですが(たまに歳をきいています)…。まあ先生が大丈夫というなら大丈夫なのでしょう。
予防接種は、日本で受けられるものは全部受けておいていたのですが、日本では実施していない予防接種と、インフルエンザの2回目を勧められました。
日本では実施していないものというのは、具体的には、A型肝炎と、Pneumococcal 13(肺炎球菌 ,PCV13)です。肺炎球菌は、日本で「PCV7」というのを4回受けていたのですが、アメリカでは「PCV13」という、より広範囲をカバーしているものを実施していて、受けた方が良いとのことだったので、受けることにしました。ちなみに、アメリカで実施していない予防接種に「日本脳炎」があり(名前からしてそうですよね)、これは3歳になってから日本で受けるつもりです。蚊が媒介するので、帰国中に刺されたら怖いので。(10月後半に帰国した際も3箇所刺されて水ぶくれになって大変でした…)
注射自体は看護師さんがします。インフル1回目の時と同じくベッドに横になって、親が上半身を押さえて太ももに注射をします。今回は3本。私は足に注意がいかないように、娘の目を見て話しかけていましたが、注射の瞬間、やはり「痛い!」と泣き出しました。と、同時に終わっていました。
早っ‼︎
目にも止まらぬ早技でした。あっという間だったので、娘も泣き続けるようなことはありませんでした。
日本だと、右腕に1本、左腕に2本という感じだったと思いますが、後で見てみたら、太もも一辺1cm四方くらいの間に3箇所注射の跡がありました。まさか同時に刺したとか?まさかね…。娘を見ていたので、どうやったのかはわかりませんでした。でもとにかく早かったです。
妊婦健診でもそうなのですが、この病院は、その日の記録や注意事項、一般的な事柄をプリントアウトして渡してくれます。
↓こんな感じでA4くらいの用紙4枚分
育児書に載っているような内容なのですが、英語版の育児書を読むつもりはなかったので、もらったものくらいは読んでおこうという気になり、とても助かります。(低脂肪牛乳に切り替えなさい、などは日本の本には書いていないと思います)
帰宅
さすがに疲れたのか、帰りは車の中で熟睡。家に着いてからも2時間くらい寝ていました。この日の記憶は、特に娘のトラウマになるようなことはなく、「(先生は)優しいお姉ちゃんだった。かわいかった。」と時々思い出したように言っています。(「かわいかった」は、最近の娘の決まり文句です)
特に大きな問題も見つからず、よかったです。医師も信頼できそうなので、安心しました。