国語の教員でしたが、アメリカで子育て始めます。

高校の国語科教員を退職し、1歳の子どもを連れて、アメリカで生活を始めました。英語から最も遠い職業だった私の、渡航から英語の学習、米国での生活、子どもの教育等を綴ります。現在、上の子3歳。下の子1歳。

長女がSuzukiでバイオリンを始めました。その1

なぜバイオリンなのか?

最初は自分語りです、すみません。私にはささやかな夢があります。それは、娘が演奏するオケでブラームス交響曲4番を聴くことです。ただ単にこの曲(ブラ4)が好きなだけなのですが。「交響曲」というのはやっかいで、オーケストラでないと演奏できません。一人では演奏できないのです。

実は私は、3歳から11歳くらいまで、バイオリンを習っていました。物心ついた時にはもう始めていて、姉もやっていたし、そういうものだと思っていました。当時は親に勝手に連れて行かれるだけで、全く自主性もなく、特に楽しかったような記憶もありません。親も、「上手になって欲しいとかは望んでいないから、続けることに意味がある」と言って私に続けさせました(もうちょっとましなことを言って欲しかった)。中学に入るまでにはやめてしまったのですが、音楽は好きだったので、中学の部活ではブラスバンドに入りました(打楽器を担当しました)。

大学生になってから、なぜだか再びバイオリンをやってみようと思い立ちました。この時期、自分の中のコンプレックスと、一つひとつ向き合おうとしていたと思います。勉強のことや、容姿のことなど、それまでの自分にケリをつけていこうとしていました。その中で、心のどこかに引っかかっていた、バイオリンという存在。幼少期の8年間も費やしたのに、全く浮かばれることのなかったその経験と、せっかく習っていたのに全く楽しくなかった幼少期の自分を、思い出の中から救い出したいという気持ちをずっと抱えてきて、これを機会にと学生オーケストラに入りました。初心者同然でしたが、ここでセカンドバイオリンを経験しました。4年間でかなり鍛えられました。この経験が実に良かったのです。オーケストラは社会の縮図なんです。そこで、人、組織、人間関係を学びながら、感性も磨けます。何より、自分だけでなく、多種多様な人と楽器で音楽を奏でるって、こんなに楽しいことなのだと初めて知ったのです(中学生のブラバンでは感じられなかった何かがありました)。あと、それまでイマイチ、クラシックの曲が好きになれなかったのですが、それはどうも室内楽的な音楽だったようで、オーケストラの曲は面白くてカッコイイ曲が多いということにも気付きました。(ちなみに最初の見学の時に先輩方が練習していたのが「春の祭典」で、もうこれで全て心を持っていかれました)

オケって、カッコイイんです!できれば、娘にも一度は経験させてみたい、と思うようになりました。

どうせオケなら、実家に私のバイオリンがあるし、習わせてみようかな、と娘が生まれる前から勝手に思っていました。別に、娘が他の楽器をやりたいと言い出したら変えてもいいと思っています。

 

アメリカでもスズキ?

日本にいたら、何の迷いもなく娘が3歳になったら「鈴木メソッド」の教室に申し込んでいたと思います。私自身、鈴木で始めたので、それ以外の選択肢を考えていませんでした。親によると、私はスズキの先生のところへは楽しんで通っていたそうなのです。ところが、9歳くらいの時に先生を変えてから様子が変わったそうです。私も、二人目の先生はよく覚えています。その方は先生としては素晴らしかったのだと思いますが、私には合っていなかったのでしょう。今考えれば当然のことばかりをされていましたが、当時の私にとっては、とても厳しい先生でした。

そしてやって来た、突然の渡米。アメリカでの生活が始まってしまい、娘のバイオリンのことはしばらく考えられませんでした。

娘が1歳9ヶ月で渡米して、3歳を迎えた頃、やはりバイオリンを習わせてみたいと思うようになりました。自分の楽器も苦労して持ってきていたのですが、単純に、娘と一緒に弾けたら楽しいだろうなと思ったのです。それに娘は、1歳の頃から歌うのが大好きで、親バカフィルターがかかっているにしても、とても音程が良く、「子どもってこんなに上手に歌えるものなんだ!」とびっくりしたのです。音楽が好きなら、何とか伸ばしてあげたいという思いもありました。音楽は言葉の壁も越えますしね。

夫に「バイオリンを習わせてみたい」と相談すると、「英語の先生ならいいよ」との返答。日本人ではなくて、現地の子を相手に教えている現地の先生になら、習わせてもいいということでした。夫はそういう風に私を鍛える方向へ持って行ってくれるんです、ありがたいことに。。。

迷いに迷いました。実は日本人の、鈴木メソッドで教えている先生が、隣の市にいるのです。私は英語でのコミュニケーションにはまだまだ自信がないし、ましてや音楽のこととなると全くわかりません。どうせなら一から勉強するか…。

意を決して英語のサイトを調べてみると、何と、市内にも現地の鈴木メソッド研究所?教室?がいくつかあるようでした(公文式KUMONよりは教室数は断然少ないですが、これも世界に広がる日本式教育なんですね)。先生達の経歴を見て、鈴木慎一氏に直接指導を受けたと書いてある先生にメールを出してみました。私の方も、娘が現地のプリスクールへ通い始めたのをきっかけに、少し度胸がついてきたようです。

 それからトントン拍子に?話は進み、試しに先生に会いに行ってみることになりました。

 

 

長くなってきたので、その2に続きます

 

次回予告↓

先生との顔合わせ

グループレッスン見学

トライアルレッスン

本格的にレッスン開始

親の宿題

週2回、往復1時間

 

おまけ

私の考える、スズキメソッドの長所と短所

長所

  1. 手法が確立している
  2. 耳や集中力が育つ
  3. 個人レッスンとは別にあるグループレッスンでモチベーションアップ

短所

  1. 譜読みが弱くなる傾向有
  2. 音程が弱い傾向有

このへん詳述したいところですが、また書く機会があると思います。