国語の教員でしたが、アメリカで子育て始めます。

高校の国語科教員を退職し、1歳の子どもを連れて、アメリカで生活を始めました。英語から最も遠い職業だった私の、渡航から英語の学習、米国での生活、子どもの教育等を綴ります。現在、上の子3歳。下の子1歳。

米国出産体験記2 入院1日目 〜自然分娩編〜

今さらですが、実家で時間があるうちに、アメリカでの出産体験記を書いておきます。もう8ヶ月も前のこととは…。

朝の破水、入院から始まり、陣痛、手術、出産、退院までの全5日間を、5回に分けて書く予定です。時間はだいたいです。

二人目出産ですが、一人目は日本で管理入院の末に予定帝王切開だったので、陣痛は初体験でした。

 

am 9:00 破水

この出産入院する、ちょうど一週間前に、前駆陣痛にてフライング入院して、家に帰されていました。その日の少し前から、深夜2時頃になると10分間隔で強く張るようになっていました。毎日毎晩、きたかな?きたかな?とハラハラしながら過ごしていましたが、朝になるとおさまる、の繰り返しでした。

その日も、朝になっておさまってきたかなと思ったのですが、夫と話して、念のため安静にしておこうと横になり、伸びをした、その瞬間。ビィン!!と自分の中で何かが弾けたような衝撃を感じ、一瞬強い張りを感じたのです。

破水かな?と思ったものの、想像していたようにドバッと羊水は出てきません。とりあえずトイレへ行ってナプキンを当てると、立ち上がる瞬間にじわっと出てくる感覚が…。これは破水ではないかと思い、夫に病院へ連絡してもらいました。夫がいる時間で助かりました。

用意していた入院グッズを持って、車の座席にペット用の防水吸水シートを何枚も敷いて、長女も一緒に車で産院へ向かいました。幸い、体を縦にしていればほとんど羊水は出てきませんでした。

 

トリアージで3時間ほど過ごす

産院に着いたら、Triageと呼ばれる部屋で 計器を着けたり、点滴用の針を入れられたりしながら、しばらく過ごしました。産院へ着いたばかりの時は、「これって破水ですかねー?」というノリでしたが、座っているうちにけっこう出てきて、「これは間違いないわね」と助産師さんに言われました。3時間くらい過ごしたと思うのですが、長女は緊張していたらしく、あまり騒がずにおとなしくしていました。

 

実母の到着は明日の昼ごろ

実母は、翌日の昼ごろの便で到着する予定でした。チケットを取った時は、予定日1週間前で早すぎるかなと思っていたのですが、この調子では間に合わないかなと思い始めました。今日中に出産になるかな、なんて考えていました。

出産後の部屋は子どもは泊まれないので、今晩は夫と子どもは帰宅することになりそうでした。

 

 14:00 出産する部屋へ移動

部屋は完全個室で、助産師さんも一人基本的に常時ついていてくれます。助産師さんは、6時間交代でした。

陣痛が強くなるまで放っておかれるものかと思っていたら、なにかと話しかけてくれたり、腰を押してくれる人もいました。でも、英語が全然できないので、私の方が気疲れしてしまいました。夫は長女の世話もしないといけないので、話を常に聞けるわけではないし…。

お腹が空いたので、昼食をオーダー。メニューから選び放題で、料金は入院費に含まれていたと思います。

陣痛も5分間隔で強くなってきて、食べるのもままならなくなってきましたが、執念で食べました。

痛みが強い時は、腰を強く押してもらうと確かに楽になりました。これを、夫にやってもらっていたのですが、1〜2時間くらいでギブアップ。というか、もう大変だからいいよ、と忖度(笑)して、自分でツボ押し棒で耐えしのいでいました。

 

羊水を注入

破水しているということで、羊水(の代わりのおそらく生理食塩水)を下から管を入れて注入することになりました。この管は、常時水で子宮を満たすために、付けっ放しになります。

 

17:00 通訳さん登場

 ようやく、通訳さん登場。同じ産院で出産された経験がある方だったので、いろいろ教えてもらえて、頼りになるお姉様的なステキな方でした。一安心。

 

陣痛促進剤

けっこう痛みも増してきたし、子宮口が開いてきているのではないかと思ったのですが、内診の結果、2〜3センチ。朝からほとんど変わっていませんでした。

陣痛促進剤を点滴することになりましたが、痛みが増しますよ、と何度も言われ、けっこうドキドキしました。後で気づいたのですが、アメリカは日本に比べてこの「痛み」に対する感性が違うのではないかと思います。これについては後でまた書く機会があると思います。

 

羊水を足しながら陣痛を耐える苦しさ

 促進剤によって、確かに陣痛は増してきました。普通なら、ここで動き回ったり、ロッキンチェアやバランスボールに乗ったりして痛みを逃しつつお産を進めるのだと思います。助産師さんも、私に動くことを勧めてきました。しかし、私には下から管が入っていて、立ち上がって動くたびに水がびちゃびちゃ出てきます。これは想像を絶する不快な状態でした。できれば動きたくないのです!点滴も繋がれてるし。

トイレへ行かないといけない時は仕方なく動いたのですが、トイレから立ち上がる頃には必ず陣痛がやって来て、それがもう辛くて仕方がなかったです。

 

長女と夫は同室で就寝

 長女はなかなか寝付かれなかったのですが、夫と共に夜11時頃、同じ部屋のソファで寝ました。長女には、明日おばあちゃんが日本から来るよ、と言ってあって、それを楽しみにしているようでしたし、私たちもそれが頼りでした。

長女は、母親がベッドの上から動けないのを見て、こりゃもうだめだと思ったのか、あまり近寄ろうとしませんでした。代わりに夫や通訳さんに甘えていました。

文章からは存在感の見えない夫ですが、朝からの緊張状態と長女の相手で疲労困憊だったと思います。

  

ここで1日が終了です。

2日目に続きます…。