読み聞かせで大ウケする絵本
The Book With No Pictures
もう昨年度の話なのですが、長女の3-4歳クラス、6月の最後のパーティで、先生が読み聞かせしてくれた絵本があります。読んでいる間も子ども達の反応が大きくて、聴いている大人達も思わず笑っていました。最後は大爆笑拍手喝采。
子ども達も、大人も、大爆笑。そんな中…取り残された私。全然ついていけない!何が面白いのかさっぱりわからない!!(周りに合わせてとりあえず笑顔だけは作る日本人は私です)
それもそのはずで、絵本とはいえ、何も絵がありません。あるのは、英語の文字と、先生の顔芸だけ。先生の顔だけでも充分面白かったけれど、でもビーチでのパーティーだったのもあって、何言ってるのか全然聞き取れず…やっぱりどんな話なのか知りたくなりました。あんなにみんな笑っていたのだから…気になります。何となく表紙とタイトルの感じを覚えておいて、後で買ってみることにしました。
届いた本がこちら。
結果…
やっぱりどこが面白いのかわからない!!まさに意味不明。そもそも読み方がわからないところが多数。
そこで、調べていたところ、読み聞かせ動画を見つけました。発売されたのは割と最近ながら、やはり大人気の絵本のようです。それで勉強してから、長女に読んでみました。
すると…
大ウケ。
意味わかってるのかきいてみましたが、3歳だった当時はわかっていなかったようです。というか、ほとんど意味がない本です!
英語ネイティブの友人に、分からない部分の言葉の意味とか音の意味をきいてみましたが、ほとんどが「意味はない」とのことでした!
えがないえほん
調べてみると、日本でも一昨年に出ているとか。日本語版も取り寄せて、読み比べてみました。
並べてみると、こんな感じです
(表紙の文字がセリフとサンセリフ。個人的には英語版の方が好きです。真面目くさった本に見えるのに、全然そうではないという落差が徹底している感じがします。)
結果…
やはり大ウケ!!
日本語版は、日本人に受けるように、内容が変わっている箇所が多いです。英語版に比べると、やや下ネタが多めというか、下ネタに頼ってない?と思うところがありますが…。おしりたんていといい、うんこドリルといい、子どもが好きなんでしょうね。本質的に。
最近、娘がこれ(日本語版)を読めるようになってきました。単純に文字の羅列を読むのが面白いようです。意味なんてなくても、面白い、という不思議な本です。