国語の教員でしたが、アメリカで子育てをして、日本に帰国しました。

高校の国語科教員を退職し、長女が1歳の時に渡米し、2022年に帰国しました。3人目も無事出産しました。

自分の英語の勉強と子どもの教育について

渡米して3週間が経過。自分の英語の勉強と子どもの英語教育について、書こうと思います。

正直にいって、まだたいして書けるほどのことはないのですが、将来どのように変化していくのか比較できるように、現時点での状況を残しておこうと思います。

 

自分の英語の勉強

実は渡米へ向けて、ほとんど対策をとってきませんでした。英語を一生懸命勉強したのは受験までで(一応文学部)、なにしろ日本文学専門なので、あまり英語に触れる機会もなくここまできてしまいました。

英語の実力としては、夫の勧めもあって、5、6年程前に一度ぶっつけ本番で(いわゆるNo勉)TOEICを受けたことがあるのですが、リスニングの出来が悪く半分くらいでした。全体的には、夫曰く「良くはないけれどすごく悪くもない」スコアで、普段英語使っていない人間にしては良い方なのではないかと言われましたが、社会人的には履歴書に書いてもしょうがないレベルだそうです。

ただ、一昨年の育休中、1月から3月まで夫のシドニー出張について行っていたので、「何とかなる」という変な自信を持ってしまっていました。

子どもと公園へ行くようになり、話しかけられそうな人には話しかけてみていますが、ネイティブ相手は聞き取りがやはり難しいです。同じ移民の立場の人は、英語喋れなくても気さくに接してくれる気がします。メキシコから来た人とか。最近都市部に引っ越しをしたため、少し雰囲気が変わってしまって、余計話しかけづらくなってしまいました。次の引っ越し先(ここにしばらくは住む予定)は、アットホームな感じだといいのですが…(どこへ行ってもアウェイなことには変わりませんが)。

ESLにも通わないといけないのですが、子どもがいるので、オンラインのカリキュラムがしっかりしているものはないか、探そうと思っています。

現在の取り組みとして、いまさらですが、こっちに来てからNHKの「おとなの基礎英語」を見始めました(日本のテレビを見られるようにして来ました)。簡単で日常よく使いそうなフレーズを取り上げているので、3週間続けています。ただし舞台が今シーズンはオーストラリアなので、出てくる現地の人がオージー英語です。

その他の英語の教材は船便なので、あと半月ほどは手元にありません…。アプリも試してみようとはしていますが…。次の引っ越しと船便到着から、いろいろ始められるのかなと思います。

〈現在の取り組みまとめ〉

 

子どもの英語教育

わが家は、小学3年生くらいまでは本格的な英語教育はしないでおこう、という方針でやってきたのですが(そもそも親が上手じゃないから教えられないという判断)、状況が変わったので何かしないといけないのではないか、と思い始めたのが3月になってからでした。娘1歳7ヶ月です。日本語と同じように、歌から入ってみてはどうだろうと考え、YouTube で動画を探したところ、「Dave and Ava」シリーズが良かったのでそれをメインに見るようにしました。

この動画の良いところは、

  • CGがかわいくてハイクオリティ(重要だと思います!)
  • ほとんどの歌に歌詞の字幕が付いている(親も歌えるようになる)
  • 英語の昔からある子ども用の歌を取り上げている
  • 数の数え方をはっきり示してくれている

という感じです。

娘はうーたん映像と同じくらい、Dave & Ava も気に入ったようで、「エーバみたい!」と言うようになりました。4ヶ月目の現在、ほとんどの歌を口ずさめるようになりました(主にメロディー)。独りで歌いだすものもあり、特に指の家族の歌が大好きで、指にシールを貼りながら歌って遊んでいます。

〈現在の取り組みまとめ〉

  • Dave and Ava などのYouTube動画

 

子どもの日本語教育

これまで取り組んできた絵本、歌、手遊びに加え、夕方にEテレを観るという習慣が加わりました。毎日違うワンワン、うーたんの映像が観られ、娘は嬉しそうです(日本では家にテレビがなかったため)。日本語の歌ももちろん大好きで、童謡に加えて番組オリジナルの歌も歌うようになってきました。あと、「わーお」は1歳6ヶ月の頃大好きで1日10回以上歌わされた(娘は踊る)こともあったのですが、最近はおかあさんといっしょの「ブンバボン」の方が面白いみたいです。ちゃんと言えなくて「ブンガゴン」と言っていますが。

Eテレは本当に素晴らしいです。日本のトップクリエイターの粋を集めているなあと思います。

わが家の目標は、娘の日本語運用能力を日本の子どもとせめて同じくらいは身につけさせることですが、これがいかに難しいかは方々で耳にしています。どうなるかわかりませんが…これから頑張ります。