読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

国語の教員でしたが、アメリカで子育て始めます。

高校の国語科教員を退職し、1歳の子どもを連れて、アメリカで生活を始めました。英語から最も遠い職業だった私の、渡航から英語の学習、米国での生活、子どもの教育等を綴ります。現在、子ども2歳。4月に下の子を出産予定。

娘の日本語状況(2歳5ヶ月 在米7ヶ月)

娘の日本語

 

  • 娘2歳5ヶ月
  • 在米7ヶ月

 

娘の成長記録を、これからは言語にフォーカスして書いていこうと思っています。生まれてからこれまでの取り組みは、追々別の記事にすることにして、ひとまず、この2ヶ月くらいの成長を書きたいと思います。

 

家では…

我が家は夫婦共に日本人なので、家では日本語しか使いません。娘にももちろん日本語でしか話しかけません。ただ、単語レベルでは英語も少し教えています。絵本は、英語のものも借りてきているので、読み聞かせを多少はしています。英文を読んだ後に、日本語で説明しながら読んでいます(けっこうわからない単語があるので、予習必須です…)。YouTubeは1歳半頃から、日本語英語関係なく見ています。アメリカに来てからは日本のテレビ(Eテレ)も観ていますが、最近変化があったので後述します。以前書いたように、月、日、曜日の感覚を身につけられるように、現在取り組んでいます。

 

五十音

まずはひらがなだけですが、五十音表を見ながら、「あいうえお」の歌を歌って一通り言うことはできます。たまに、音程をなくして唱えていることもあります。また、「あいうえおのえほん」のほぼ全ページを自分で読む(?)ようになりました。大きな文字を指でなぞることもできます。本文はおそらくほとんど記憶してしまっているのですが、たまにヒントを得るように文字を見ていることもあります。

文字認識(読み)はもう一歩、という感じです。まだ形と音が一致するものの方が少ないくらいじゃないかな、と思います。

「あいうえおのえほん」を読み始めた頃の記録

nicota-in-us.hatenablog.com

 

仮定・条件

「〜したら、〜できるよ」「〜たら、〜しようね」という、仮定や条件付けの内容を理解できるようになりました。おかげで、どうしても後回しになってしまう野菜や食べ慣れないものも、好きなものをおかわりする前に食べさせることができるようになりました。他にも、イヤイヤする歯磨きや、着替え、おむつ替えにも応用できます。

 

因果関係

「今〜(だ)から、ちょっと待っててね」のようなことを、自分で言うようになりました。「から」「だから」を使って文章を組み立てています。

 

Eテレ幼児向け番組…

朝の時間の一連の幼児向け番組(「みいつけた!」から「えいごであそぼ」くらいまで)を、渡米してから毎日夕食の準備時間に見せていたのですが、最近、飽きてきました…。YouTubeの方が良いみたいです。おそらく、自分で観たいものを選べて、次々と変えられるから。それから、自分が観たいDVDを持ってくるようにもなりました。やはり、現代っ子は、マスに向けて作られたコンテンツには見向きもしなくなるのでしょうか…。

 

おもちゃ動画…

YouTubeの中でもお気に入りは、以前は歌やEテレ関連だったのですが、最近はユーチューバー(?)の作っているおもちゃ動画をよく観ています…。おもちゃ自体を欲しがったりするわけではなく、ただ観て楽しんでいます。こういうのってどうなんだろう、と思っていたのですが、自分が遊ぶ時の参考になるらしく、動画を真似してごっこ遊びをしたり、遊び方のバリエーションが増えてきたりもしているので、まあいいのかな、と思ってしばらくは見守ることにしました。ちなみに、自分でiPadからYouTubeアイコンをクリックして観ています。本当に使うようになるのだな…と感心しています。

 

日本語教室

週に一回親子で参加する日本語教室へ行き始めました。「読み・書き」も、みんなと一緒に遊びながら触れています。せっかく行っているので、教室でやったことに関連することを、家でも一週間折に触れて思い出させたり、同じようなことをやってみたりしています。最初に書いた「あいうえおの歌」なんかは、教室で歌っているものです。(実は最近までは自作のあいうえおの歌でした…)

この教室へ行って勉強になったことは、絵本の文字を指でたどりながら読む、ということです。教材となる冊子が、親子に一冊配られて、みんなで声を出しながら指でなぞって読むのですが(漢字もバンバン出てくる)、指でたどることで、今どこを読んでいるかわかり、子どもも集中できるようになった気がします。それまでは、子どもが自分でめくりたいタイミングでめくろうとしてしまうので、なかなか全部を通して読むことが難しい本もありました。

自分自身もそういえば、小学校低学年のうちは、なぞりながら教科書を読んだ覚えがあります。映画の英語字幕を見ながら、英語を勉強するようなものかもしれません。

 

2歳の誕生日を迎えた時点で歌えている歌を、以前、記念に記録したことがありました。↓

nicota-in-us.hatenablog.com

この時、日本語の歌だけで40曲くらいあったのですが、今はレパートリーが、少なくともその倍くらいにはなっていると思います。(もう数えていないのですが…)

にほんごであそぼ」のDVDも買い足し、古い日本語の歌詞にも触れています。

(「吾れ十有五にして…」、「じゅげむじゅげむ」、「うなりやベベン平家物語」(←祇園精舎の前半部分)なども歌うようになりました。)

人には「視覚優位人間」と、「聴覚優位人間」がいるとのことですが、娘は今の所完全に「聴覚優位人間」だと思います。耳で聞いたことの方が、よく理解できて、覚えるようです。私も完全に「聴覚優位人間」なので、遺伝かなと思います。あと、親の私がいうのも本当に親バカですが、娘は音感が良いと思います。歌の音程がとても良いです。

 

 

にほんごであそぼ たっぷり [DVD]

にほんごであそぼ たっぷり [DVD]

 

 

 

 ↑この「ありがとう」は、番組オリジナル曲の他、童謡がまとめて入っていて、とても良いです。

月・日・曜日

上で、娘は「聴覚優位人間」と書きましたが、それがよくわかったのが、この取り組みです。最初はスケッチブックを用意して読んでいましたが、一ヶ月続けたら(予想はしていましたが…)開くのに飽きてきてしまいました。ところが、復唱したり、自分で言うのが嫌になったわけではないらしく、夜寝る前に言うようになりました。なかなかやめずに寝ないので困るくらいです。日本語は日本語で連続して、英語は英語で連続して言う方が好きなようです。ただ、「今日は何曜日だった?」のような質問には、当てずっぽうなことが多いです。。

始めた頃の記録

nicota-in-us.hatenablog.com

 

まとめ

娘の日本語力は、今のところ日本にいる平均的な子と、それほど変わらないのではないかと思います。よくしゃべっているし、文字も認識し始めています。それもそのはずで、まだ家の中でも外でも、ほとんど日本語しか使わない生活しかしていないからです。むしろ、ちょっと英語圏に住んだからといって、生まれてからこれまで必死に語りかけたり読み聞かせてきた日本語が無になることなどはない(なったらたまらないとは思いますが…)ということがわかり、ほっとしています。
ただ、何の言語でも、一つのハードルとなるのが「読み・書き」で、日本語は特にそれが難しい言語だと思います。だから、少しまだ年齢には早いかな、というくらいの取り組みをしていかなければ、今後、年齢相当の日本語力は維持できないと考えています。具体的には、少し早めに漢字に触れて苦手意識を持たないようにしていきたいです。とはいえ、聴覚優位の娘にはまだ興味も薄いことなので、様子をみながら進めていきます。日本語教室での取り組みを参考にしながら、自分なりに試行錯誤していきたいです。