国語の教員でしたが、アメリカで子育てをして、日本に帰国しました。

高校の国語科教員を退職し、長女が1歳の時に渡米し、2022年に帰国しました。3人目も無事出産しました。

ブログの方向性…。

2歳になるまでは、約1ヶ月ごとに、2歳になってからは約2ヶ月ごとに、記録してきた娘の成長ですが、これからはブログの方向性を考えて、日本語と英語の、言語の発達に特化して記事を書いていこうと思います。せっかく、元国語教員がアメリカに住むという因果な生活をしているので、その特徴をもっと出したいなと思っています。どういう需要があるのかは謎ですが…。

 

バイリンガルへ向けて

一応、私は子どもに日本にいる子ども達と少なくとも同等の日本語能力を身につけてほしいと願っているので、今後はそれへ向けた取り組みを書いていこう、いけたらいいな、と考えています。また、現地の学校へ行くことになると考えると、現地の生徒とも遜色ない英語での学習能力を身につけなければなりません。できるのか、果たして?

2歳目前まで日本で育った長女と、無事にいけばアメリカ生まれになる次女との違いも個人的には興味深いです。それから、こっちで育っている娘のお友達の様子などとも比較してみます。

 

生活の様子は、何かあればその都度

子どもの身体、心の発達については、あまり期間にこだわらず、気がついたらその都度書いて、育児記録として残していこうと思います。(その方がちょこちょこ書けて、ズボラな私は忘れないような気がします。)

 

以上、自分自身に言い聞かせるために、文字にしてみました。もちろん、その他愚痴やどうでもいいことも書きたくなってしまうのでご容赦ください…。

VBACチャレンジ希望です

第一子出産直後から愛読している漫画の一つに、『コウノドリ』(産婦人科医漫画)があります。Kindleで、新刊が出ていることに気が付いたら読む、という感じでのんびり読んでいます。妊娠中から読んでおけばよかったなあと後悔したくらい、良い漫画だと思います。

(ちなみに今現在「出たら読む」ことにしているのは、このコウノドリと、『どうらく息子』(落語漫画)と『キングダム』と『宇宙兄弟』くらいです。どれもこれも毎回涙必至の熱い展開です!)

さてこのたび、『コウノドリ』16巻が昨年12月に出ていたことに気がつき(Kindle版はタイムラグがあるのかもしれません)、購入して読みました。そうしたら、 TRACK46での話題が、「VBAC」でした。何とタイムリーな。自分の中でだけなのですが。

「VBAC(ブイバック)」とは、一人目を帝王切開で出産した母親が、二人目を下から出産することです。そういう呼び方をするというのを、私自身最近知りました。

私の強い希望、というわけでは特になくて、何が何でも次は下から!という意志もそれほど強くはないのです。実は。ただ、一人目を産んだ日本の病院がそういう姿勢で、妊婦自身に特別な問題がない限りはメスは入れないというのを徹底していたし、入院している間にも、VBACで産んだお母さんの話は聞いていたので、そういうものなのだという先入観がありました。

ところが、産後色々な人の話を聞くと、一人目帝王切開だと、二人目も帝王切開になるのが通常なようでした。このギャップは何なのだろう?と不思議に思っていました。

アメリカでも、医師にどのように出産したいか聞かれましたが、特に自然分娩を止める理由は無い、とのことでした。それで、何となく、VBACの方が「進んでいる」ような気がしたのと、自分の中の好奇心が不安にまさった、という感じでしょうか。先日の健診で、正式に説明を受けて、サインしてきました。医師に止められないでできるものなら、一生に一度はやってみたいと思ったのです。

漫画にも描かれていますが、もちろん無条件にできるものではなくて、手術の際にタテヨコどちらの方向に切ったかが重要だと言われました。外の傷自体は横なのですが、中の子宮も横に切られているかを、日本の産院のカルテで確認してほしいと言われました。そこで、まず電話してみたところ、そのような情報は電話でやりとりすることができないので、来院するしかないと言われました。(縦か横か知りたいだけなのに、飛行機に乗る必要があるの!?往復一人10万円です。本当にびっくりです。こちらの医師に直接連絡して下さいと言っても、ダメでした。)

10月に一時帰国した時に、予約で行ったのに3時間も待たされた挙句(1時間も待ちませんよね、と電話で確認したにもかかわらず…)、医師と話したのは10分ほどで、紙切れ二枚をいただいてきました。何とかならないものでしょうか。

(ちなみに、その産院は大病院で、ドラマ「コウノドリ」(未視聴)に協力していたみたいで、手術カルテをもらいに行った時、ドラマのポスターと一緒に出演者陣のサインが書かれた手術着?がガラスケースに入れられ展示されていました。)

 

話は漫画に戻りますが、私が意外に思ったのは、漫画ではVBACが割と否定的に描かれていたことです。何が正解とかは無い世界の話だとは思いますが、メスを入れることも、入れないことも、お互いリスクがある出産なのだなあということは理解しておきたいです。

VBACで大きなリスクとなるのは、子宮破裂です。健診の時に、医師にきいてみました。「陣痛中に、もし子宮破裂をしそうになったら、それはどうしてわかるのでしょうか?」陣痛の痛みの中で、子宮が裂けそうだというのがわかるというのは、どういう状況なのか、少なくとも私本人にはわからないと思ったのです。医師の説明によると、赤ちゃんの心音や、様々な計器の値から、母子の状態がわかるのだそうです。だから、危なくなったらすぐに帝王切開に切り替える、ということです。私は漫画のようにあまりこだわりはないので、もしそうなったら医師の判断に任せよう、と思いました。

 

産後の回復はどちらが早いのか?

一般的には下から産んだ方が回復が早いとされていますが、私の経験では、帝王切開しても、翌日にはトイレまで歩かされたし(癒着防止のため)、二日目からは自動販売機にジュースを買いに行ったりして(これが唯一の楽しみ)、何かと動き回っていました。骨盤が広がることがなく、会陰切開も無いので、歩いたり座ったりは自然分娩の人よりも楽に見えました。コツさえ掴めば。

術後の痛みが辛いのですが、傷の痛みと、後陣痛と、両方あります。私にはその痛みの区別がつきませんでしたが、朝の術後から、夜寝て目覚めるまでが痛かったです。つまり、長くても24時間程度です。一日中、可能な限りナースコールしてモルヒネを点滴してもらいました(それでも痛い)。陣痛だって1日かそれ以上かかる人もいるわけで、麻酔なしの陣痛はよりきついと思います。

お風呂に浸かれるのも、自然分娩の人よりは遅いですが、新生児育児でそんなにゆっくり浸かっている暇もないので、それほど苦にはならないと思います。

ただし、これらも両方経験してみないと実際のところは何とも言えませんよね。無事VBACできたあかつきには、ちゃんとした比較をしてみたいと思います。

 

コウノドリ(16) (モーニング KC)

コウノドリ(16) (モーニング KC)

 

 

 

 

妊娠高血圧症候群の予防

妊娠高血圧症候群

前回、一人目の妊娠の時に、臨月に入ってから妊娠高血圧症候群にかかり、36週目から出産まで入院しました。出産3日後に産院に提出したバースレビューをデータ化した過去のブログに大体のことが書いてあります↓

nicota.hatenablog.com

妊娠高血圧症候群とは、妊娠していることが原因で起こる高血圧で、むくみが出たり、お腹の赤ちゃんが大きくならなかったり、ひどくなると母親がけいれんを起こし、意識不明になるということがあるそうです。治療は、「出産すること」しかないと言われました。実際に、娘は入院中の2週間ほとんど大きくならず、予定帝王切開で2000g未満で生まれてきました。出産後、へその緒が通常よりも細かったので、それが高血圧の原因ではないか、と医師から言われました。そんなのどうしようもないじゃないか、と思いました。

日本妊娠高血圧学会

 

日本の予防法

日本から持ってきた妊娠育児本を読むと、一度妊娠高血圧症候群になった人は、2回目もなるリスクが高いと書かれています。日本で通っていた婦人科の医師にも、「まあ、まずなるだろうね」と言われて愕然としました。

その本には、予防法として、「規則正しい生活」「適度な運動」「体重増加に気をつける」「ストレスを溜めない」とか、「塩分を一日7g程度にする」といったことなどが書かれています。

 

アメリカの予防法

ところが、アメリカで診てもらっている医師に相談すると、「体重制限」や「塩分」は、予防にはあまり効果がないと言われました(アメリカは体重増加にゆるい、というのは色々なところで耳にしますが、担当医も例にもれずそうでした)。

実際に高血圧になってしまうと、降圧剤を飲んだり塩分制限など普通の高血圧のような対処をする必要があるのですが、妊娠高血圧症候群は、なるときはどんなに気をつけてもなるし、ならないときはならない、というものだそうです。一人目で高血圧になった人も、二人目は身体が慣れてならないこともある、とも言われました。

最近の研究で、妊娠初期を過ぎた頃から毎日少量(規定量がある)のアスピリンを飲むと予防効果があるということがわかってきたらしく、それを医師に勧められたので、飲むようになりました。(頭痛薬は強すぎるので、毎日飲んではダメです!気になる人は、医師に相談してみましょう。自己判断で飲まないでくださいね。)

31週目の今現在も、毎日欠かさず飲んでいますが、調子は良いような気がします。体重は順調に最高記録を更新し続けていますが…。

思えば、一人目の時は妊娠中期からいろいろなサインが出ていました。過去のブログを振り返りながら、過去と現在の違いを思い出して、自分のために整理したいと思います。

 

前回の妊娠と今回の妊娠の違い

1 仕事をしていない

前回は胎盤形成に重要な初期に、まだ担任を持っていたので、ストレス量は今回は100分の1くらいになっていると思います。4月からは担任を外れたものの、授業は週に17時間、妊娠8ヶ月までやっていたので、かなり辛かったですね。一学期の考査作成、採点、成績出しまでなんとか自力で終えました。今の自分からはもはや考えられないです。妊婦がここまでする必要あるのか?と疑問すら感じます。何とかならないものでしょうか。何とかしたいですね。言えば何とかなったのかなあ…。(でも医師から診断書が出たり、特別体調が悪かったりしなければ、やってしまいますよね)

nicota.hatenablog.com

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今回の妊娠中唯一のストレスは、車の運転絡みくらいでした。あとは、慣れない生活環境や、娘のお世話ですが、あの頃に比べたら全く大したことはありません。今思えば。

 

2 頭痛がない

少量のアスピリンのおかげかもしれません。偏頭痛持ちでしたが、飲み始めてからほとんど気にならなくなりました。

 

3 かかとの痺れがない

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前回は、23週ごろからかかとが痺れて感覚がなくなっていました。今回はそういったことはありません。

 

4 手の指のむくみがない

前回は、かかとが痺れ始めたのとほぼ同時の22週ごろに、結婚指輪が入らなくなりました。太ったからかなと思っていましたが、これはむくみのためでした。今回はすでに体重がプラス10キロになっても、まだ入っています。

 

5 手の指の痺れ、痛みがない

前回は32週ごろから手根管症候群になり、指先の感覚がほとんどなくなり、臨月には朝起きると指の関節が痛くて手が動かせませんでした。仕事をしていないから、文字を書く機会もぐっと減ったので手首を使わなくなったからでしょうか。仕事では板書で手首を酷使していました…。バイオリンの練習もやる気になればできそうです。娘が周りでいたずらするので、あまり弾いていないのですが(しかも持って来たのはサイレントのみ)…。

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6 足のむくみがない

 前回は臨月直前に急に足がむくみ出しました。しかもひどいむくみでした。急に出てくるので、まだわかりませんが、今のところ大丈夫です。

 

nicota.hatenablog.com

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↑この記事を書いた翌日の健診で、即入院を言い渡され、入院、帝王切開、出産となりました。上に続く記事がこちら。↓

nicota.hatenablog.com

 

このままいけば、大丈夫?

前回の即入院が言い渡された36週になるまでまだ気が抜けませんが、一人目の時に悩まされた諸症状は今のところ気になっていません。このまま行けたらいいのですが…。

毎日2歳の娘のことで頭がいっぱいで、生まれてくる子のことは、あまりじっくり考えられていないのですが、これから少し自分の時間が持てそうなので、お腹の子に向き合っていきたいと思います。

今年に入ってからの、月、日付、曜日の学習

「月」「日付」「曜日」の感覚

今年に入ってから、ちょうど区切りが良いので、娘に「月」「日付」「曜日」を教えることにしました。幼稚園に通うことになるかもしれない、というのも理由の一つでした。毎日がただ連続して流れていくだけのものではなくて、ある一定の規則があり、人々はそれに沿って生活しているのだということが理解できると、少し世の中がすっきりして見え、子ども自身が自分がやっていることを理解しやすくなるのではないかと考えたのです。

昨年末から、「あと○日で今年が終わって、1月から新しい年が始まるよ」と伝えていたのですが、何のことだかさっぱりわかっていなかったと思います。まあ、それでも伝え続けることって大切じゃないかな、と思いながら言っていました。

教材作り

1月に入ったら、カレンダーを見て日付と予定を確認しようと考えました。しかし、うちにある卓上カレンダーはどうも文字が小さいので、もっと大きなものはないかなと探してみましたが、あいにく手近なところでは見つからなかったので、できる範囲で手作りしました。

一緒にお話したり、歌を歌いながら色ぬりをして、我が家だけの教材になりました。家族の誕生日がある月は、そのことも書き込んであります。

教材と言ってもたいしたものではなく、ダイソー(本当にあって助かっています)で買ったスケッチブックに、マジックペンで「ひらがな」「漢字」「英語」の順番になるべく大きく文字を書き、余白にその月に因んだイメージを描いて、クレヨンで着色しただけです。作業時間は合計1時間くらいだったのではないでしょうか。あまり深く考えずに、思いついたものを描きます。

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(なるべく毎朝)読んでみる

カレンダーで今日の日付を確認した後、1月から12月までと、月曜日から日曜日まで(英語圏では日曜日から始まりますが)をスケッチブックで見ながら読みます。元旦から始めたこの習慣。忙しくない朝はやっています。欠かさずやっていますとは言えないところが恥ずかしいのですが、やらなきゃいけないと思うようなものでもないので、できそうな時に、本人がやりたければやっているという感じです。

最初はもちろん読めないので、親が言ったことを繰り返してもらっていました。すると、4週目に入った先週からは、自分でスケッチブックを持ってきて「つきのおべんきょうする」と言って、子どもが先に読んで、親に復唱させるようになりました。まだあべこべだったり英語は難しかったりするのですが、4月くらいまでは全部言えるようになってきました。ひなまつりやこいのぼりの歌を歌うのも楽しいようです。2月は節分ですね…1年前に保育園で豆まきの歌を習ってきて、少し歌えていてかわいかったのが懐かしい…。

幼稚園や習い事に見学に行くようになると、教室でも同じようなことをしていました。1年通してできれば、覚えられるのではないかなと思います。続けられれば、の話ですが…。

※幼稚園の1日体験で作ったお面をつけて「つきのおべんきょう」をする娘

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保育園・幼稚園・習い事見学

今年に入ってから、2歳の娘の教育のために、どこか自宅以外で遊んだり学んだりできる環境はないだろうかといろいろ探しています。

これはやはり、自分の体調が良くなってきたことと、車の運転が少しずつ克服できてきていることが大いに関係しています。特に、車の運転は必須です。電車は本当に限られた範囲でしか使えないし、バスも私にとってはちょっと複雑だし、ちゃんと来ないらしいし、小さい子どもを連れた大きなお腹の私にはまず無理です。

そして、お腹がだんだん大きくなるにしたがって、外に連れ出すのも難しくなってきました。でも、もっと動き回って体力をつけさせてあげたいし、驚異的な吸収力を見せている今のうちに、いろいろなものに触れて学んでほしいという思いが大きくなってきたのです。下の子が生まれたら、しばらくはお世話に精一杯で、教育的なことはあまりしてあげられないかもしれません。そうなる前に、まだ動きやすい今のうちに、どこか娘が楽しんで通えるところを探して、慣れていてくれれば。あわよくば、産後の育児の負担軽減になれば…と考えています。

とはいえ、英語が不自由な私が主体となって学校を探したり、先生とコミュニケーションを取らなければなりません。そこで、まずは日本語が通用するところで、車で運転して行けそうなところから探して、見学へ行ってみることにしました。

欲を言えば、日本語が通じるけれど、英語に触れられるところというのが、私たち家族にとっては理想的だと考えました。(キンダーガーテンで現地校へ行くまでに、英語環境に慣れさせてあげたいという思いからです)

日本語情報誌に広告が載っていたり、ウェブで紹介されているところで、車で行けそうな範囲のものを選んで、問い合わせをしてみました。候補にしたのは、以下の四つです。まだどうするかはっきりとは決まっていないのですが、自分の思考の整理のためにも、特徴や感想を書き出してみます。

 

 

候補1 日本語保育園(nursery school)

週5回のフルタイムから、週2回のパートタイムまで選ぶことができます。私が見学に行ったところは、日本人が割と少なめな場所にあるので、幸いパートタイムに1名分空きがあるとのこと。

長所:

  • その場で作っている温かい日本食の給食が出る
  • サービスも現地の人向けの保育園より手厚いので、日本語を話せない両親の子どもも利用するほど
  • 保育は全て日本語で行われるが、子どもの中には英語で話す子もいる
  • トイレトレーニング(potty training)もしてくれる
  • オムツをしていても入園可能
  • 預かり時間が長く、最長7:30〜17:30まで(日本で通っていた認可と違って、親の勤務状況とか勤務時間とかに関係なくお迎えに行けるのはありがたい)

短所:

  • 教育的なプログラムは最小限
  • 基本はみんなで遊んで、ごはんやおやつを食べて、お昼寝をするだけ
  • 費用が高額で、フルタイムだと日本で通っていた区の認可の最高保育料のおよそ2.5倍

 

候補2 日本語幼稚園(pre-school)

いくつか見学に行きました。日本の幼稚園そのもの、という感じのところから、早期教育を取り入れているところまで、やはり園によって特徴があります。週5回のフルタイムから、週1回のパートタイムまで選ぶことができます。場所によっては来年度入園希望者は受付当日に締め切られるほど人気です。

長所:

  • 文字の学習や、集団行動など、教育機関としてのプログラムを備えている
  • お昼寝はなし
  • 費用は保育園よりは抑えられる
  • 手作り給食を出しているところと、お弁当持参のところとがある

短所:

  • トイレトレーニングが終わっていないと入園できないところが多い
  • 預かり時間は短め(2歳台は午前中で終了、3歳からのクラスも午後2時頃にはお迎え)

 

候補3 日本語教室

日本語教室の2歳児クラスを見学しました。親子で参加するクラスです。どんなことをするのかなと思っていたのですが、想像以上に日本語早期教育的な内容でびっくりしました。漢字のフラッシュカードをしたり、バンバン漢字が出てくる冊子(牛蒡とか出てきましたよ)を、指でたどりながら読んだり、粘土でひらがなを作ったり、あいうえおの歌を歌ったりと、五感を使って日本語に親しむ内容でした。おそらく日本にいたら(自分は仕事もしていたし)こんなことをさせる機会はなかったんじゃないかなと思わされました。

長所:

  • 早いうちから、同年齢のお友達と遊びながら少しハイレベルな日本語に触れさせることができる
  • 一緒に遊びに行けるお友達を増やせそう(親も)

短所:

  • 週一回、一時間弱と短時間
  • 親子で参加するので、下の子が生まれたら一時中断する必要がありそう
  • このクラスがある曜日は、他の保育園や幼稚園の予定は入れられない

 

候補4 インターナショナル幼稚園

我が家的には第一希望の幼稚園。やはりフルタイムとパートタイムから選べます。2歳児クラスは週2回。3歳になるとフルタイムがあります。基本は英語で行われますが、スペイン語、中国語、日本語、アラビア語など各国の言語を話す先生がいます。子ども達は、意外とみんな日本語を話せていて、日本語ネイティブではない子ども達が多数ですが、お弁当の前後に「イタダキマス!」「ゴチソウサマ!」と言っていて、驚きます。もちろんその他の言語でも先生達がバンバン話しかけていて、面白い経験ができそうでした。頭が柔らかい子どものうちに、多言語、多文化を経験するのは、米国で生活していく上でも良いかもしれません。

長所:

  • 他言語に寛容な家庭(親)が多そう(外国人、アジア人だからといって無視されたりしなさそう)
  • 日本語で先生とコミュニケーションが取れる上に、子どもに英語環境を与えられる

短所:

  • お弁当必須
  • 英語もそれなりに必要になる可能性がある
  • 時間が短かめ

 

 

 

他の日本人のお母さん方に相談してみても、それぞれ家庭ごとに事情が違うので、最終的には自分たちで優先順位を決めて決定しなければなりません。我が家の場合は、両親共に日本人であるので、英語を強化するのか、まずは日本語の確立を優先するのか、というところ。そして、あと数ヶ月で下の子が生まれてくる、ということです。この辺りをどう考えていくか、悩みどころです。

 

 

 

 

妊娠30週目 妊娠脳とは...

気が付いたら、妊娠30週目に入っていました。

 

自分がこのはてなブログを利用し始めたのは、現在2歳の娘を妊娠中の、26週目のことだったようです。昔のブログは、昔の自分のことを思い出す良いツールですね。いつでもどこでも見られますし。

nicota.hatenablog.com

精神は安定しつつも、自分の身体が自分以外のものになっていくことに戸惑い、書きたいことが増えてくる、というのがこの時期なのかもしれません。書かずにはいられないというか。

最近は今までになく予定が色々と入って来ているのですが、そうなればなるほど、ブログ更新の頻度が高くなっているようです。人間、やることが多い方がより多くのことを処理できるようになるのかなと思います。(忙しい人ほどものすごい量のことをやっているものですよね。仕事も遊びも。)

 

妊娠脳

本題ですが、26週の間に、左手人差し指から小指計4本、30週の今日、親指を、料理中に切ってしまいました。これで、めでたく5本コンプリートです。

病院が妊婦健診のたびにくれる、身体に関する説明書みたいなものがあるのですが、丁度26週の特徴に「pregnancy brain」という文字があったのです。

eow.alc.co.jp

日本では私は聞いたことない言葉だったのですが、よくある「忘れっぽくなったり注意力が散漫になる」というのが、それに当たる症状なのでしょう。

まさに、26週目の間、二日間で指4本を切りました。一本だけ少し深くて、あとはそれほどでもないものの、さすがに精神的にこたえました。そして今日親指…。

最近、車の運転頻度も上がってきているので、本当に気をつけないといけないなと思います。

産院の見学ツアー

自分が出産する予定の、病院のPre-birth tourへ行ってきました。この病院で出産予定の人向けの、出産施設を見て回るツアーのようです。

妊婦健診は別のクリニックで、出産は大病院で行います。出産当日からしか基本的にお世話にならないので、前もって場所や雰囲気を予習しておく必要があります。

 

誰と行くか?

夫も同行できるように、夕方の時間帯を申し込んだものの、よくよく読んだら注意事項に10歳以下の子どもは連れてきたらだめとあったので、まず途方に暮れました。

ツアーは1時間くらいだから、誰かに面倒みてもらうか?実はまだそこまで頼める知り合いはいない自分。シッターさんもまだ頼んだことがないです。

現実的な解決策は、夫と娘が、家か車で留守番をして、私一人が参加する、となるわけですが、必ずネックになるのが、英語です。1時間チンプンカンプンでは、意味がない。そこで、後日電話で通訳の方の同行をお願いしました。(病院関係は、無料で通訳が利用できるようです)

当日、やはり娘の健診の時と同じ方が来てくださいました。

 

いざ見学へ

 駐車場を誤って遠い方に停めてしまったらしく、ウロウロしていたら親切な警備のおばちゃんが集合場所まで連れて行ってくれました。これで5分前。ギリギリになっちゃったなあと思ったものの、他の参加者らしき人は他に誰もいません。

時間になると、他の参加者がゾロゾロ現れ、案内の人もやって来ました。5分前集合って、日本人の習性なんだなあ…。全部で5組。無事通訳さんとも合流できました。さすがアメリカだと思ったのは、女性同士のカップルがいたことです。人種が違うから身内ではないだろうし、とっても仲よさそうに手をつないでいたので。

アメリカ人って、老若男女人種問わず、感動的なほど笑顔が上手くてフレンドリーな人と、終始不機嫌な人とがいます。その落差がものすごく大きいです。幸い、前者の方が多いような気はするのですが、今回の案内役の人は、後者でした。夕方だったし、疲れていたのしょうか。モソモソ喋る上に早口で、通訳さんも苦労していました。実際の情報量と、通訳された情報と、だいぶ差があったような…?そしてついに笑顔を見ることはありませんでした。少し不安…。

 

説明内容

あまりメモが取れなかったので、ウロ覚えですが

  1. 駐車場・入り口の場所の説明
  2. 陣痛がきたら、まずは担当産婦人科医に電話をする(産院ではない)
  3. 出産予定の人がまず行く部屋(OB triage)
  4. 付き添いで来られるのは、3名まで
  5. 帝王切開になった場合の手術室
  6. 分娩室と、備品(普通の部屋のような内装)
  7. 24時間麻酔の対応可能(希望すればその場で無痛分娩に切り替えられる)
  8. 産後の個室
  9. 産院内のベビーグッズ売り場
  10. 会議室のようなところでレジュメを配布されて、軽く読んで、解散

 

質問

とにかく自分の抱えている疑問点だけは解決していこうと思いました。

Q1.2歳の子どもがいるが、分娩に立ち会ったり、一緒に泊まることはできますか?

A1.立会いはできますが、子どもの面倒を見る大人と、妊婦を介助する大人と、二人大人がいた方がよいでしょう。子どもが宿泊することはできません。付き添いの大人1名まで一緒に泊まることができます。

Q2.入院日数は何日ですか。

A2.通常の出産なら、24〜30(?)時間、帝王切開なら36(?)〜48時間です。

※あまりの衝撃で数字がウロ覚え。とにかく短い。

 

何がなんでも、実家の母を出産までにアメリカに連れてきた方がよさそうです。とはいえ、間に合う確証もないし、なかなか赤ちゃんが出てこないかもしれないし、難しいですね。気になっていた産後の部屋は、全部個室のようなので安心しました。中の様子も見られて、行ってよかったと思います。しかし英語できないと、きついなあ…。日本語通じるのがドクターだけとは…。通訳さん来てくれるのか、きくの忘れてしまいました。日本で里帰り出産する人が多いのもうなずけます。アメリカで生まれた子どもは、米国市民権が与えられるのはいいのですけれどね…。