国語の教員でしたが、アメリカで子育てをして、日本に帰国しました。

高校の国語科教員を退職し、長女が1歳の時に渡米し、2022年に帰国しました。3人目も無事出産しました。

今年に入ってからの、月、日付、曜日の学習

「月」「日付」「曜日」の感覚

今年に入ってから、ちょうど区切りが良いので、娘に「月」「日付」「曜日」を教えることにしました。幼稚園に通うことになるかもしれない、というのも理由の一つでした。毎日がただ連続して流れていくだけのものではなくて、ある一定の規則があり、人々はそれに沿って生活しているのだということが理解できると、少し世の中がすっきりして見え、子ども自身が自分がやっていることを理解しやすくなるのではないかと考えたのです。

昨年末から、「あと○日で今年が終わって、1月から新しい年が始まるよ」と伝えていたのですが、何のことだかさっぱりわかっていなかったと思います。まあ、それでも伝え続けることって大切じゃないかな、と思いながら言っていました。

教材作り

1月に入ったら、カレンダーを見て日付と予定を確認しようと考えました。しかし、うちにある卓上カレンダーはどうも文字が小さいので、もっと大きなものはないかなと探してみましたが、あいにく手近なところでは見つからなかったので、できる範囲で手作りしました。

一緒にお話したり、歌を歌いながら色ぬりをして、我が家だけの教材になりました。家族の誕生日がある月は、そのことも書き込んであります。

教材と言ってもたいしたものではなく、ダイソー(本当にあって助かっています)で買ったスケッチブックに、マジックペンで「ひらがな」「漢字」「英語」の順番になるべく大きく文字を書き、余白にその月に因んだイメージを描いて、クレヨンで着色しただけです。作業時間は合計1時間くらいだったのではないでしょうか。あまり深く考えずに、思いついたものを描きます。

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(なるべく毎朝)読んでみる

カレンダーで今日の日付を確認した後、1月から12月までと、月曜日から日曜日まで(英語圏では日曜日から始まりますが)をスケッチブックで見ながら読みます。元旦から始めたこの習慣。忙しくない朝はやっています。欠かさずやっていますとは言えないところが恥ずかしいのですが、やらなきゃいけないと思うようなものでもないので、できそうな時に、本人がやりたければやっているという感じです。

最初はもちろん読めないので、親が言ったことを繰り返してもらっていました。すると、4週目に入った先週からは、自分でスケッチブックを持ってきて「つきのおべんきょうする」と言って、子どもが先に読んで、親に復唱させるようになりました。まだあべこべだったり英語は難しかったりするのですが、4月くらいまでは全部言えるようになってきました。ひなまつりやこいのぼりの歌を歌うのも楽しいようです。2月は節分ですね…1年前に保育園で豆まきの歌を習ってきて、少し歌えていてかわいかったのが懐かしい…。

幼稚園や習い事に見学に行くようになると、教室でも同じようなことをしていました。1年通してできれば、覚えられるのではないかなと思います。続けられれば、の話ですが…。

※幼稚園の1日体験で作ったお面をつけて「つきのおべんきょう」をする娘

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