国語の教員でしたが、アメリカで子育てをして、日本に帰国しました。

高校の国語科教員を退職し、長女が1歳の時に渡米し、2022年に帰国しました。3人目も無事出産しました。

2歳になってからの1ヶ月

前回の投稿では、皆様からの暖かいスターやコメントを頂き、本当にありがとうございました。気分の悪い日々の励みにしていました。思い切って書いてよかったなと思っています。まだ安定期ではないので、気をつけて、日々送りたいと思います。

 

少し時間が経ってしまいましたが、2歳になってからの娘の成長を記録しておきます。

 

好きなDVD

 「にほんごであそぼ たっぷり」と、日本の100均で買った「ダンボ(タイトル画面が「ダソボ」になっている)」がお気に入りで、毎日のように観ていました。

「吾十有五にして学に志す〜」などと2歳になったばかりの我が子が歌い始めると、元国語教師としては嬉しい気持ちもある反面、「これでは山手線の駅名言える子どもと変わらないから、いずれちゃんと意味を教えてあげるようにしないといけないな…」と思いました。

ダンボ」は、親になって観てみると涙が止まらない作品なのですが、「Dumbo」とはよく聞いたらひどい名前で、日本語音声で観ると、名前の由来が、「耳がダブダブのダンボ」(意地悪な象の言葉)となっているのですが、英語だと明らかに「damn」(英語で罵るときの言葉。神が人を罰するという意味があるらしい。)からきています。←※熱心な読者の方(夫)から、「dumb」(ばかな、頭の悪い)から来ているんじゃないかというご指摘を頂きました。スペルから見てそうだと思います。英語のできない人間が英語を語るとこういうことになるという好例ですね。

因みに、母親のJumboは子どもの名前を、「Jumbo Junior」とちゃんと名付けていたことが冒頭でわかります。

山場がピンクの象の行進、というのもどうなんだろう、と疑問です。当時から考えるとあのシーンに並々ならぬ技術と、情熱が傾けられていることには間違いないのですが、でもあれ、明らかにアル中患者の幻覚です。象とはいえ、幼児の飲酒が描かれているのも、今だったら考えられないような…。時代なのかなあ。(ピノキオは人間の幼児の飲酒喫煙で更にびっくりしました…)

まあ、うちの子はあのピンクの象のシーンが特に好きなのですが。そしてこの私も、あの場面が小さい頃好きだったのを覚えています…。ダンボが大きな泡を鼻から出すと、「はっじまるよー」と娘は言います(笑)。ダンボもかわいいんですけれど、いろいろ考えてしまいました。でも本当に泣けます。

イヤイヤの状況

以前、うちの子のイヤイヤは大したことないのではないか、と書いたのですが、よく考えたら半年前から一言目には「イヤ」と言っていました。頭の中で「ハイ」のことだと勝手に変換していたので、あまり気にしていませんでした…。

高校生の強烈な「イヤ」を10年間見てきた我が身としては(言い過ぎかな?いや、言い過ぎではない)、娘は言ってきかせればやってくれることが多いし、最終的にはこっちの方が腕力があるので抱っこで連れて行くなどもできるので、うちの子はまだまだ楽だと思います。

他には、「ダメだよ」と言われたり、自分の要求が通らないと、突っ伏して泣いてみたり、変な顔(白目?)をするようになりました…。

泣き叫んで駄々をこねることももちろんあります。暴れる力も強くなってきて、身動きが取れなくなることもあります。だんだん、幼児らしくなってきました。

痛い

少し転んだり、ぶつかったりした時、「痛い」と言うだけで泣くことがほとんどなくなりました。子どもってこんなものだっけ、と不安になるくらいです。

先日、インフルエンザの予防接種を受けたところ、ベッドに寝転がせて、親が覆いかぶさり太ももに注射するというやり方でまたカルチャーショックを受けたのですが、やはり「痛い!」と一回言っただけで、暴れも泣きもしませんでした。同時に受けた夫の方が後々まで「痛かった〜」と言っていたくらいでした。腕の方がやっぱり痛いのでしょうか。ちなみに、保険でカバーされていたらしく、お金を払うことはありませんでした。

だから、痛くて泣く時は深刻なので、見た目は大したことがなくても、慎重にみてみる必要があります。先日は椅子から滑り落ちてアゴが痛いと言うので口を開けさせたら舌に血が滲んでいたということがありました。

お絵かきの進化

ある日、娘が「あ!うーたんだ!うーたん!」と叫んでいて、何かと思ったらうーたんを描けたらしいのです。↓(頭のボンボンが分離?)

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それまでも、「おめめ〜」「おくち〜」などと言いながら何やら描いてはいたのですが、この頃から顔の形に描くようになってきました。↓(宇宙人?)

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あと、母親に描かせた絵の上を、大胆に塗りつぶしてくれたりします(泣)。

父ちゃん大好き

歯磨き、着替えなどをたまに「父ちゃんが!」と言ってご指名します。お父さんが帰ってくると、大好きな風船をまず持って行ってプレゼントしています。必ず毎回。父ちゃん登り(両手を向かい合って繋いで、娘が足で父親を登っていく)や、豚の丸焼き、逆さ吊り、など、アクロバティックな遊びをしてくれるのが楽しいのでしょうね。

「あのね、いまから、父ちゃんかいてるの」

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今でもよく歌う替え歌↓

「あめあめふれふれ 父ちゃんが〜蛇の目でお迎え父ちゃん〜ピッチピッチチャップチャップ父ちゃあ〜ん〜」

「ぞ〜さんぞ〜さんだ〜れが好きな〜の、あ〜のね、父さんが好きなのよ〜」

父ちゃん好きすぎ。

身体的成長

外面的な成長はゆるやかになって、あまり変化がないように感じますが、数ヶ月前の写真と比べると、体型がすっきりしてきて顔が更に大人になっているな、と感じます。

 

今後の成長記録はふた月くらいまとめてもいいかな、と思っています。できることも増えていくので書きたい気持ちはあるのですが。他のこともいろいろ書きたいものが溜まっていて…なかなか記事にできません。体調もよくなってきたので、これからはもう少し書けるかなあ。