Twoset日本関連動画2 〜ジャパンアニメ・ゲーム〜
Twoset日本関連動画2 〜ジャパンアニメ・ゲーム〜
TwoSetの日本人ファンのうち、一日40時間練習しない暇人が私ぐらいなようなので、主に英語の苦手な日本の方向けにTwoSetの面白さを伝える記事を書いています。誰より私が英語苦手なので、楽しい苦行のつもりです。
TwoSet動画は膨大な量があるので(しかもそれぞれがよくできている)、その中でも日本人に刺さりやすい、日本関連の動画をまとめました。第二弾です。
今回は、日本のアニメやゲームに関係する内容です。私自身が全くアニメやゲームを知らないので、あまり詳しいことがわからなくてすみません。
アニメバイオリン演奏シーンへのリアクション動画
Classical Musicians React to Anime Violin Playing
2 名探偵コナン
3 ? (とある魔術の禁書目録?)
5 四月は君の嘘
バイオリンシーンは、後へいくほどハイレベルになっていきます。TwoSet的には「四月は君の嘘」が一番みたいですね。激賞してます。
TwoSetが大好きな「四月は君の嘘」を実写化してみた動画
when you play violin but you're also into anime
↑ひどい画像ですが(笑)、よく作ってあります。名場面を実写化した動画。一つ前の動画で、この動画が一部の国や地域で視聴制限かけられていると言っていました。一部地域って日本のこと…?日本で視聴できなくなっていたらすみません。演奏シーンの音も全部自分達で再現したと言っていました。Brettが少年に似すぎ。カタコト日本語カワイイ。Eddyの演奏もこの作品への愛が表れています。
私、原作もアニメも、ついでに映画も手付かずなんですが、どれか観てみようかな(職業病の後遺症で、制服の男女が右往左往する作品は入りこめないんですよね…教員目線になっちゃうので)。実写化映画に対するリアクションがないのですが、どうだったんだろう???いつかリアクションがあるのかもしれません。
ドラマ「のだめカンタービレ」へのリアクション動画
FAKE CONDUCTING? Classical Violinists Review Orchestral TV Scene (Nodame Cantabile)
「のだめ」は、流行りましたよね。ちょうど私の青春時代でした。だから…うん…わかってるから…そんなに突っ込まないであげて〜!これはコメディーだから〜!!
役者の演奏や指揮シーンには激しい突っ込みが入るものの、エキストラの音楽家達には称賛を惜しまないところがさすがTwoSet。そういうところが大好き。そういえばのだめに小出恵介出てたんですよね、いい味出してたのに…。
- Roast: 集中して悪口を言うという意味のネットスラング
アニメシャレード
言葉やジェスチャーを使わないで、バイオリンだけで何を表しているのかを当てるゲーム、シャレード。新しいアニメは私は全然わからないけど、二人ともよく知ってますね。
ポケモンシャレード
GUESS THE POKÉMON (Violin Charades)
私はポケモンも全くわからないんですが、この企画2回もやってます。
スマッシュブラザーズシャレード
Smash Bros Ultimate Characters on the Violin
これも全くわからないけど、二人はこのゲーム相当やり込んでそう。
最後に
二人の毒舌もクセになってきたらしめたものです。まあこんなのまだ生ぬるい方で、中国・韓国のアイドルでつるし上げられているひとたちもいるのですが、見ている分には面白いです(言ってること間違ってないし)。彼らは日本にもよく行ってるし、好きみたいなので、日本でも人気出ますように!!
日本関連動画第一弾↓
バイオリン・オケ関係の英語
バイオリン・オケ関係の英語
アメリカに来たばかりの頃は、バイオリンを弾いたり聴いたりする余裕ができるようになるとは思いませんでした。ありがたいことに、いろいろな機会があり、今は再びどっぷりはまっています。今はまだ無理ですが、いつかアメリカオケデビューしたいです(アマオケはいっぱいあるので)。
娘が、SUZUKI式とはいえ、がっつり地元の教室に通うことになったのも大きいです。また、音楽を通して国籍問わず他のママ友ともつながることが増えました。そういう時に、「これって英語で何ていうの!?」と、いざとなってみると分からないことだらけで困ったので、意外と英語で言えない音楽関係の言葉をメモしてみました。言われてみればねえ、というものもありますね。アラフォーとなってもまだまだ知らないこといっぱいです。人って学べるものですね。TwoSetの動画もかなり参考になります。超基本的な言葉ばかりですが、意外と必要な時に出てきません。あなたはいくつわかりますか?
【基本編】
〈日本〉 〈英語〉
- 曲 piece
- 姿勢 posture
- 楽譜 sheet music
- 譜面台 music stand
- 小節 measure
- 段 line
- 楽章 movement
- ト音記号 G clef
- 小節線 bar line
- 四分音符 quarter note
- 八分音符 eighth note
- 二分音符 haif note
- 全音符 whole note
- ト長調 /短調 G major / minor
- 音程 intonation
※強弱記号や楽語は日本で習ったものそのままのようです
【バイオリン】
- 松脂 rosin
- 駒 bridge
- A(アー)線 A(エー)string
- E(エー)線 E(イー)string
- B(ベー) B♭(ビーフラット)
- H(ハー) B(ビー)
- ※ドイツ語のEと英語のAが紛らわしい!日本ではドイツ音名がよく使われるので、英語ではなかなかパっと出てきません。
【応用編】
- お辞儀をする take a bow
- プルト desk
【番外編】
- 音程が外れている be out of tune
- 弓の毛が切れる lost hair
- 落ちる get lost
※「落ちる」・・・多分オケ用語で、どこを弾いているのかわからなくなること 例)「落ちた!」「見てみろ、あいつ落ちてるぞ!」
- ビビラート shaky bow
※「ビビラート」(緊張して)びびって弓が震えて音が均一に鳴らないことのスラング
「落ちる」という状態を素敵な動画にTwoSetがしてくれています。めっちゃわかる。大好き!↓
もしオケで落ちたらどんな気分になるか
What if feels like getting lost
TwoSet日本関連動画1 ~日本の神童達~
TwoSet Violinのことだけで時間がいくらあっても足りなくなっている毎日です。でも、しつこいようですが英語の勉強だと思っているので、恥とは思わず続けていきます。
●印の付いた表現は、今回新たに知った表現としてメモしていくことにします。
富樫美玲さん Mirei Togashi
前回の記事でご紹介した動画の冒頭で、二人がMenuhinに呼ばれてると話していました。↓
10-Year-Old COMPLETELY BEAT Us in Playing the Hardest Violin Piece Ever
〈会話部分〉------------------
Eddy(E)「実はここだけの話なんだけど…Menuhinが、まあ、僕たちを招待したかも」
Brett(B)「僕たちはバランスを取る必要があるんだよ。一か所に才能が集まりすぎちゃうから、『よしあと二人呼ぼう!才能が無い人を』ってね」
------------------------------------
ていうか、そもそもMenuhinて何?自分の人生には無縁すぎて全く無知な私は二人の雰囲気からして、どうせ何かの冗談だと思っていたのです。ところが、調べてみると面白いことがわかったので、そのことも併せて、今回はTwoSetの日本人神童バイオリニストへのリアクション動画の紹介を記事にしてみます。
ユーディ・メニューイン国際コンクール
Menuhinとは、「ユーディ・メニューイン国際コンクール」のことで、15歳以下のジュニア部門と、16歳から21歳までのシニア部門に分かれている、バイオリンのみの音楽コンクールだそうです。イギリスで開催されています。
このコンクールに、今年TwoSetの二人が本当に招待されているらしいです。コンクールの公式サイトにも出てる!しかも画像が富樫美玲さんのリアクション動画(彼女は出ないけど!)
公式サイト
Menuhin Competition Richmond 2020
The rumours are true - we've invited Twoset Violin to join us for the #Richmond2020 Competition - but not to destroy their self esteem (we hope)! We've invited the duo to join us as roving reporters, giving their unique perspective and one-of-a-kind sense of humour, and we can't wait to wait to see them there. Watch this space for more updates as we approach the Competition!
二人を「roving reporters」として招待した、と書いてあります。
- roving: うろつく、さまよう、きょろきょろする
ということは、出演者に突撃インタビューなんてことがあるのかな。本人たちの演奏は期待できなさそうですね。(誰もそこで期待しないか)
そもそも、富樫美玲さんへのリアクションの前に、Eddyがパガニーニの超難曲「Nel cor piu non mi sento」に挑戦したのは、Ziyu Heさんの動画がきっかけだったのですが、練習でも何度も観ていたこの動画が、このメニューインコンクールの動画だったのです。確かにロゴが出ています。
Ziyu Heさんは、2016年のシニア部門覇者でした。↓
Ziyu He | Paganini | Nel cor più non mi sento | 2016 Menuhin International Violin Competition
また、TwoSetあこがれの人としてよく登場する同郷のRay Chenさんも、2008年にシニア部門で優勝しています。今年は審査員に名を連ねています。
この方もすごいのに面白すぎ↓
そんなつながりがあってか(?)今年はTwoSetが招待されているということで、この春は面白い映像が観られる予感!若い(才能のある!)音楽家を、新しいメディアで(クラシック通だけではなく私のようなライトな音楽ファンにも)広く紹介していることが、クラシック業界でも評価されているんでしょうね。あとユーモアのセンスも!だとしたら何だか私が嬉しいです。ほんとふざけてる人たちだけど。
村田夏帆さん Natsuho Murata
また、今年は日本からは二人(イギリスからも日本国籍を持つ方が一人)出場するようですが、そのうちの一人、村田夏帆さんは、すでにTwoSetがリアクション動画を作っています。↓
11歳があなたの夢を打ち砕く時
When an 11 Year Old CRUSHES Your Dreams
この人達は、言うだけじゃなくて弾いてくれるから偉いよほんと。神童が弾いてるとすごく簡単そうに聞こえるから。この二人を見てるとどれだけすごいことやってるのかよくわかって面白いです。二人は音楽を愛してるんですよね。(ただ早く弾くだけとかの「音楽」をしていなくて才能が怪しい人物や、それに拍手喝采を送る人に手厳しいのもホント好感が持てる!)
村田夏帆さんは、すでにいくつかの国際コンクールに出ているので、けっこう動画が上がっています。どれを聴いてもすばらしいです。なんか、音がちょっとハスキーな感じがすごく個性的で、いいです。心揺さぶられます。演奏後は、あどけないかわいい表情なのも、演奏中とのギャップにやられちゃいます。黄色いドレスを着ている動画は、ロシアの「シェルクンチク(くるみ割り人形)」国際コンクールのものです。2018年12月に、村田さんが1位及び「金のシェルクンチク賞」に輝いたというニュースが出てきます。この村田さんと、メニューインでTwoSetがどんなやり取りをしてくれるのか(やりとりはあるのか?)5月が待ちきれない。
吉村妃鞠さん Himari Yoshimura
この村田さんが2018年に制した「シェルクンチク」ですが、翌年の2019年にも、何と日本人の女の子が1位になりました。それが、吉村妃鞠さんです。当時7歳。今8歳なのかな?公式ホームページがあります。
Himari Yoshimura - Violinist - 8 years old
この子もすごいです。映像観ながら涙出ました。本当神童。審査員に「神か天使」と言われていたし、ロシア語を通訳した英語のインタビューに英語で答えていました(日本語でもあの雰囲気の中答えられるだけですごいのに)。村田さんの時はロシア語‐日本語の通訳が付いていましたね。英検3級の実力だから、英語でいいよってことなんでしょうか。吉村さんは去年数々の国際コンクールに出場して、いずれも1位になっているので、TwoSetの目に留まったようです。やっぱりリアクション動画があります。ベルギーのコンクールのもの↓(そしてやっぱりパガニーニ!)
7歳があなたに見せつける時
When a 7 Year Old FLEXES On You
うちの娘も弓の小指の位置に魚の目クッションみたいなの付けてます…。吉村さんは、弓は本体のサイズより一、二回り長いものを使ってるんじゃないでしょうか。それで滑るから付けているんじゃないかと勝手に推測します。「彼女はパガニーニを弾く初心者なんだよ」は名言。そうですね、ほんの5年前にバイオリン始めたばっかりなんですよね。。。
この吉村さんが弾いている曲は、「パガニーニは弾けないよ」って言ってたBrettが、「12段階レベル別」で「レベル12」として弾いていたパガニーニのコンチェルト1番ですね。(何度もはりつけてすみません)↓
ここまで日本の神童(prodigy)関連のTwoSet動画をご紹介してきました。私は一体何者なんだろう。。。(ただのTwoSetファンです)。ちなみに自分の娘もバイオリンを習っていますが、全く神童とは無縁の娘です。神童を育てる気もない親の元に生まれてしまいました。ごめんね長女。私は前にも書きましたが、別に超絶技巧の曲を弾かなくてもいいから、一緒に好きな音楽を弾きたいのです。もしパガニーニ弾きたいって言い出したら練習すればいいだけの話ですし(めんどう見られないけど)。そういえばSUZUKIの2巻にパガニーニ入ってるんですよね(妖精の踊り, Witch's Dance)。
最後に
メニューインで日本人バイオリニストが優勝してくれて、その絡みでTwoSetにも注目が集まって日本でも人気出ますように!!
TwoSet Violin 今年のバレンタイン動画
TwoSet Violin の話題を連投していてすみません。しかもまた長文。一応、英語の勉強のために観ているつもりなので、罪悪感はそれほどないです。他に書きたいことはたくさんあるにはあるのですが。私にもこんな情熱あったんだなとびっくりしています。
2020年2月14日、バレンタインに素敵な動画が投稿されました。どう素晴らしいのかをまとめるために、この動画の解説(?)記事を書こうと思います。
2020年2月14日、問題の動画
10歳が史上最も難しい曲の演奏で完全に僕たちを打ち負かした
10-Year-Old COMPLETELY BEAT Us in Playing the Hardest Violin Piece Ever
TwoSetの二人が本気で落ち込んでいるように見えます。これまでも、たくさん幼少の(主にバイオリン)天才少年少女(prodigy)の映像を観るリアクション動画を作っていますが、今回は相当ショックを受けているようです。
Who is she? この子は誰なの?
これは、日本の双子バイオリニスト、富樫美玲さんと音葉さんのうちの、おそらく美玲さんと思われます。というのも、この元の動画をアップしているのはお母様だと思われるのですが、動画の詳細に演奏者の名前が無いのです。過去に着ていたドレスの色から察するに、お姉さんの美玲さんではないでしょうか。ご存知の方いたら教えてください。(追記:オリジナル動画の最初の方のコメントにお母さまご自身で返信されているコメントによると、お姉さんの方ということで、やはり美玲さんのようです)
オリジナルの動画↓
カテゴリーがやはりcomedyになっていますね。。。お母様何故!?
富樫ツインズは、日本ではつい最近も「題名のない音楽会」に出演するなど、数年前からテレビに出演していて、バイオリンのおもちゃの宣伝もしているようなので、けっこうな有名人だと思います。上手い上にかわいいし、小学生なのに落ち着いているし、一人でも華があるのに双子だなんて、神様に愛されているとしか思えない!お母様がバイオリニストで、お教室もされているようです。
うちの長女がバイオリン始めた頃に、YouTubeで↑この映像を親子でよく観ていたんです。この曲がいわゆるバッハのドッペルです。彼女達が6歳の頃。単純にすごすぎる。指揮者のことめっちゃ見てる。うちの長女は当時4歳。「このドレスがかわいい!いつか着たい(←そっちか)」と、長女はこれを観て発表会に若干意欲的になっていました(曲はこぎつねだけど)。
TwoSetは今から約一ヶ月前(つまり最近)に、双子で情熱大陸を弾いている7歳の女の子へのリアクション動画を投稿しています。これが、富樫美鈴さんと音葉さんが7歳の頃の動画です。↓
7歳の神童達が、僕たちに取って代わる
7 Year Old Violin Prodigies Are Going to Replace Us
この時のリアクションも、「完全に負けてる」「TwoSetが7歳の女の子達に取って代わられる」というものでしたが、まだ何か余裕が感じられます。彼女達が弾いているのが、「弾くのは無理」というほどの難曲ではないので、練習すればできるようになるという意識があったからだと思います。
しかし、今回の動画で事態は一変します。「情熱大陸」から3年後の10歳になった動画では、美玲さんが弾いている曲は、Eddyがつい3ヶ月前に投稿した動画の中で挑戦していた曲だったんです。
What's the piece? その曲は?
Paganini 「Nel cor piu non mi sent」
パガニーニ「我が心は虚ろ」変奏曲
一人の天才少年バイオリニスト(といっても当時16歳)Ziyu He へのリアクション動画から始まり↓
本人との出会いを経て↓
REACTING TO THE VIOLIN PRODIGY
彼がこの曲を弾き始めてから2年後にコンクールで披露していることから、自分たちも2年間練習してこの曲を弾けるようにするよ、とこの超難曲に挑戦することにしたようです。しかし結局動画制作が忙しく?結局約2年後の9月にEddyが譜読みを始め、2ヶ月間悪戦苦闘しながら練習して、何とか弾けるようになった様子の動画が昨年末12月に投稿された、これです↓
Learning The Hardest Violin Piece. Ever.
譜読みでワイワイしているところから、練習の所感を経て、最後はフルの一発撮りが収められています。音楽に併せて楽譜も一緒に映してくれているのが嬉しい貴重な動画です。
2.14の動画でも言ってますが、ごまかして弾いているところもあるし、ダブルハーモニクスのところは半分くらいしか当たってないと言ってましたね。最後の方は集中力が途切れてきているようにも見えます。Brettに至っては、「パガニーニは弾けない」とはっきり言っている動画があります(カプリース第24番は弾いてますが)。私はこの動画もけっこう感動したのです。arcoで弾きながら左手ピチカートのフレーズがあるとか、「NANI!?」とか言いながら譜読みするところから始まったのに、2ヶ月でバイオリン最難関の曲をここまで弾けるようになるんだと、Eddyの努力する姿に感動して大好きになったんです。そしてこの曲がどれだけ難しいかがわかります。
大人の恵まれた体格を以ってしても正確に弾くこと自体が難しい曲を、10歳の女の子が、テクニックだけでなく音楽的な表現としても上を行く演奏をしている!2.14の動画は、そういう事実に愕然とする二人の姿をこれでもかと映し出していました。その女の子が日本人だということが、日本人としては何だか嬉しいです、もはや別の星の人類な感じはしますが。(他にも日本人の神童バイオリニストへのリアクション動画がまだまだあるので、またご紹介します!)
去年のバレンタインの日にはバレンタインにちなんだ動画を投稿してくれていたのですが、何で今年はこれなのかなと思いましたが、これは彼らから彼女(達)への最大の敬意なのかもしれないなと思いました。(と同時にラブコール?ヒラリー・ハーンもよくTwoSet動画に出てくれてるから、富樫姉妹もぜひコラボしてほしいです!Ling Ling Workoutで(Ziyu He も出てるし)!彼女達二人の演奏スタイルから、ヒラリーをリスペクトしてそうです何となく)
最後に
デュオでアンサンブル力も高くてTwosetお手上げの難曲を弾きこなしてしまう10歳の富樫姉妹。。。これで二人がコントに本気で挑戦し出した時、TwoSetの存在は脅かされることになるでしょう。でもきっとそれはないから、大丈夫!!
自分達に才能なんてないんだよ、という哀愁漂う感じが、TwoSetファンは大好きなんです(十分上手いんですが)。そしてクラシック音楽と、才能ある音楽家を心から愛しているところも。二人とも元気出して!今回も拍手!!
そしてお願い日本でも人気出て!!
長女が好きなTwoSetの動画
長女が好きなTwoset Violinの動画
TwoSet布教ブログになりかけている当ブログです。でも、彼らの日本語ファンの記事があまりに少ないので(いることはいるみたいだけど)使命感に駆られて書いています。(もう日本の入試制度とか完全に頭の外です今すみません)
5歳長女もTwoSet Violin が好きなようです。動画に有名なフレーズがよく出てくるので、私が流しているだけでも反応してきます。何はともあれ、音楽好きな子になってくれてよかったです。
アメリカでは毎日車に乗る時間が長く、クラシックチャンネルを流しているとたまに私がこんな感じ。(運転中にテンション上がると危ない)(あと、Brettの無表情最高)↓
When your jam comes on in the car
ところで、長女が大ウケしていたTwoSet動画はこれです。娘が使っているのは、動画で最後の方に出てくる1/32と紹介されているものとほぼ同じ大きさです。(バイオリン屋さんが言ってたので)ちっちゃいですね!大人が音程取るのは至難の業です。(上手く取れてないところがいい)↓
あと、SUZUKIの練習曲が最初に出てくる、この動画も好きです。自分も弾ける曲を「お兄さんが弾いてる!」と嬉しそうでした。二人も最初はSUZUKIで始めたみたいですね(他の動画で言ってました)。いい曲いっぱいありますね〜↓
彼らの動画に触発されて、楽器を弾きたくなった人は世界中にたくさんいます。私もまたバッハのドッペルが弾きたくなって、再び練習を始めたところ、長女も一日30分くらい弾くようになりました。Arigato! TwoSet!!
彼らは確かに上手いけれど、「これくらいなら日本だけでもたくさんいるよ」て言う人もいるかもしれません。それはそうかもしれません。でも、彼らの魅力は上手い下手じゃないんです。彼らは自分達がもっともっと練習しないといけないことをよーくわかっているんです。だから「Practice」が合言葉だし、「Ling Ling 40 hours(リンリンは一日40時間練習している)」なんです。(ウィキペディア参照)
上手いから好きなんじゃなくて、難しいところで思わず間違えちゃうところとか、初見譜読みでどこまでできるか動画にしちゃって、間違えるとお互い爆笑してるところとか、演奏家のおかしな内面を面白動画にしているところとか、全体的なユーモアのセンス、音楽に対するストイックさと愛、オージーイントネーション、チャイニーズアイデンティティ、そして若い世代にクラシックを伝えていきたい面白さを伝えたいという強い情熱が大量の動画になって表れている、彼らの全てが大好きなんです。完全無欠のスターだけがクラシックをやっていいというわけじゃないんだ!と、クラシックを身近に思えるんですよね。そういう人達がやっているから面白いと思えるし、興味が沸くし、聴いてみたいと思わせる。芸術って、結局人から出てくるものだから、最後は人なんですよね。最近よく思います。
世界中で愛されるのは、英語コンテンツだっていうところも大きいですよね。でも英語だと日本ではまず流行らないんですよ。私も日本にいたらまず観てないと思います。ワールドツアーに日本は入ってないんです。あんなに動画撮影しに日本に来てるのに(別記事予定)。でも英語よくわからなくても、観てみたら音楽好きな人はファンになると思うんですよね。だから、こうやって記事を書いています。
日本でも人気、出ますように!
TwoSet Violin が大好き
TwoSet Violin
ついに出会えました。夢中になれる英語コンテンツ。ドラマも映画もあまり夢中になれなくて、英語を好んで聴く機会がなくて(英語の勉強にならないと)罪悪感にさいなまれていましたが、ついに見つけました(アメリカ人英語とだいぶアクセントが違うけれど)。ここしばらく、TwoSet Violin の動画ばかり観ています。音楽用語って、日本で習うと無理矢理日本語にするものもあれば(ハ長調とか)、イタリアやドイツ語が混然一体となっていて、英語で何ていうの…?と途方に暮れることが多いことに、娘がバイオリン習ってから気づきました。この動画を見ていると、英語での表現がわかるのもうれしいです。
TwoSet Violin は、中国系オーストラリア人のユーチューバー、バイオリンデュオです。こう書くと軽い感じがしますが、二人とも音大出てプロのバイオリニストとして活動している人達です。しかし、そう書くとどうも堅苦しい感じがしますが、動画は基本ふざけています。超ハイレベルなバイオリン芸人、という感じです。
日本語のウィキペディア貼っておきます↓
こう言ってはなんですが、、、写真で見ると一見、イマイチパッとしない男子二人ですよね。で、今までサムネイルで出てきてもどうも食指が動かなかったんです。(しかも英語動画で日本語字幕もないとなると、わざわざ観る人は少ないのかなと思います。特に私みたいな英語の苦手な日本人は。)
日本では、チキンで演奏してみた動画が有名みたいです(しゃべってないから)。でもこれは全く彼らの真骨頂ではない!
この二人の動画にハマってくると、初期症状としてはなんだか可愛く思えてきて、中毒患者になるとカッコよくて仕方なく見えてきます。チャンネル登録者数もついに200万人突破し、記念につい先日チャイコン(チャイコフスキーのバイオリンコンチェルト)を生放送して弾いていました!最初の方事故があったけれど笑、盛り上がりました!(Brett・左がソロ、Eddy・右が伴奏として他のオケパートを、ピアノの伴奏をアレンジして弾いたようです。バイオリン2本でっていうのが本当に良かった!)
この二人がセット、というのが絶妙に面白いんです。力量もお互いにひけを取らないハイレベル。でも世界トップクラスのプロソリストほどではない。。。そこに哀愁が漂っています。ソロ曲も上手いけど、プロオーケストラに所属していたこともあるからオケ曲もたくさん取り上げてくれるし、デュオだから当然アンサンブルも上手いし、オケネタが多いのが個人的に嬉しいです。ハイレベルな面白動画をたくさん作ってくれて本当にありがとう!
以下、二人それぞれの私のツボポイントです。
Eddy(エディー)
- 背が高くて腕が長く、指が長い
- サブカル好きでミーハーっぽい
- Kpopや日本のアニメが大好き
- 特にNARUTOが大好き
- 日本語を勉強しているらしく、たまに少しだけ日本語を話す
- 音楽に没入すると、上向きに目を閉じて演奏する
- たまに寝グセがついている
- 女装が全く似合わないけれど、女装担当
- コントではムカつくタイプのボケ役
- コントではキレるタイプのツッコミ
- お調子者キャラ
- 絶対音感(perfect pitch)を持っている
Brett(ブレット)
- タレ目でメガネがトレードマーク
- 手が小さめで、小柄なのがコンプレックスらしい
- ポップスは全く興味ないらしい
- 彼も日本のアニメをよく知っている
- 職人のように的確な仕事(演奏)をしている
- 情感たっぷりに弾いている表情も良い
- たまーーに寝グセ?がついている
- G20サミットで各国代表を前に演奏したことがある
- コントでは天然ぽいボケ役
- コントでは無言で無表情のツッコミ
- 脱力系ゆるキャラ
この個性の異なる二人が、バイオリン、クラシック音楽、音大生活、オーケストラ、楽典などに関することを題材に様々な動画を制作しています。ものすごい量。モノマネしたり、お互いにクイズを出し合ったり、動画を見てやいのやいの言ったり、コントをしたりしていて、基本的にふざけています。たまーに真面目なのもあります。
基本ふざけているのですが、二人共プロのバイオリニストなので、内容がクラシックとバイオリン愛に溢れていて、ちょっと下ネタがあっても下品になりすぎないし、お互いの才能に信頼感があって、おバカなことやってワーワー言ってるのが見ていて微笑ましいです。
本当に仲良さそうで、見ているだけで何だか幸せな気持ちになれますよ。そしてちょろっと弾いてくれるのが、ハッとするほど上手い。たまーに真面目に弾いてくれると、本当に上手い。普段のふざけている時と、集中して真剣に弾いている時とのギャップにやられます。デュオで弾いている時はお互いの音を聴き合ってすごく楽しそうにしているので、あー音楽っていいよねーと思います。
割と真面目な動画
10段階レベル別バイオリンデュオ曲
デュオ曲はほとんど聴く機会がなかったから、バッハの以外知りませんでした。勉強になる。二人を見ていると、学生時代のオケ生活を思い出します。人生の夏休みだったなー。。。音楽やってワイワイしてた毎日。私はもちろん音大じゃないけれど、何コレ超難しい!とか、この曲のあそこいいよねーとか言いながら。で、普段バカなことやってる先輩達が真剣に弾いてると超カッコイイんですよ。本番で黒服着たりなんかすると。男子は5割増くらいにカッコイイですからね。ところでこの動画のレベル10の、イザイのデュオの音の重なり方凄すぎます。コメントにも書かれていましたが、弦楽四重奏みたいです。
面白系
個人的に一番好きな動画
何度見ても笑いが止まらない。ああーーーわかる!! みんな世界中同じこと思って演奏してるんだなーと感動しました。オーケストラ曲の高揚感、陶酔、恍惚がよく現れています。ドビュッシーの「弦は効果音に過ぎない」何か手持無沙汰な感じとか、ストラヴィンスキーは「数えて!」「今どこ!?」とか、(リヒャルト)シュトラウスの「難しすぎ!」とか本当あるある!!
13 GREAT COMPOSERS AND HOW IT FEELS PLAYING THEIR MUSIC
映画“High Strung”(邦題「ハートビート」)役者のバイオリンシーンを何とかしよう
TwoSetの二人は、映画やドラマの役者のバイオリン演奏シーンを取り上げてよくリアクション動画を作っていますが、これは本当に傑作でした。この映画、主役の女性は本物のバレリーナなのに、男性の方の主役のバイオリンがお粗末。ライバル役の人はどうやらちゃんと弾いているようです。最後の方にある、TwoSetの二人が再現した、本当に出ているであろう音をアフレコした映像は大爆笑必至です。
The WORST Violin Movie Acting We've Ever Seen
オリジナルグッズが秀逸
合言葉である「Practice」をモチーフにしたTシャツをはじめ、番組から飛び出した名言、迷言がデザインされたオリジナルグッズを販売しています。ワールドツアーの会場で売っていたら、絶対に買うつもりです。
ワールドツアー
わが街にやってきてくれるようなので、去年は知らなかったけど、今年は絶対に行くつもりです!娘も好きみたいで、行く気満々です。日本でもやってほしい!お願い人気出て!!カタコトの日本語でも人気出ると思う!
ビオラ弾きの人は要注意
(ビオラをコケにする)ビオラジョークが多いので、ビオラ奏者は嫌な人もいるかもしれません。。。まあ、セカンドも似たようなものだけど。。。
TwoSet好きな人と友達になりたいです。あと他に面白いクラシック系のチャンネルがあったら教えてください。
長女のバイオリンや発表会について
長女のバイオリンや発表会について
完全に私の趣味で、3歳の終わり頃から長女にバイオリンを習わせています。もちろん、小さい頃から楽器を演奏することは脳に刺激になるとか、集中力をつけるとか、度胸をつけるとか、英語の先生とのコミュニケーションに慣れるとか、理由はあるのですが。なぜバイオリンなのかと問われると、私の趣味以外の何ものでもないです。
日本にいたらもっと早くからやっていたでしょうし、こっちアメリカでも日本語の先生にお願いするという選択肢もあるにはあったのですが、バイオリンにはあまり乗り気でない夫から「アメリカ人の先生なら習ってもいいよ」と言われ(私と娘の英語の勉強にならないし、日本人の先生が良い先生とは限らないという夫の持論から)、金銭面以外はほとんど夫の助けを借りずにやらないといけないというハードルがあり(習い事関係は全部そう)、のろのろ手探りでやっています。長女が師事することになった先生は、ベテランの女性のヨーロッパ系の先生です。長女のバイオリンに対するモチベーションはそれほど高くないものの、音楽は好きなようで、しかも音感が良いので、他の楽器ができる年齢になるまではせめて続けてもらおうかなと思っています。
使用楽器
自分が最初に使ったSUZUKIの1/16。ドイツの1/32というのとほぼ同じ大きさらしいです。長女は小柄なため、5歳現在でもまだこれを使っています。次の楽器は壊れてしまっていて調整不可なので、レンタルするか買うか、どうしようか迷っています。1/10飛ばして⅛になるかもしれないですし。
最初の発表会(3歳)
3歳8ヶ月で始めたスズキのバイオリン教室。始めてから半年くらい経った時、個人の発表会がありました。しかし、まだきらきら星が途中の状態だったので、当然出られないと思い込んだのと、他の習い事のステージ演奏の機会と日にちが重なってしまったため、結局出ませんでした。グループ練習の日に、狭い教室内でリハーサルがあり、その時初めて長女は、人前できらきら星を演奏しました。その時、親の私と次女は「外に出てて」と長女に言われ、親はドアの外から聞き耳を立てていることしかできませんでしたが、立派に弾いているのが聴こえてきて、涙が出そうになりました。3歳の子はうちの子だけで、帰りにも色々な人から声をかけてもらったのですが、「この親なんで中に入らなかったんだろう」と不思議に思われたかもしれません。その後も、長女による発表会親シャットアウトは続きます。家での練習とかは普通に私としているんですが…。
2回目の発表会(4歳)
それから更に半年後。春です。また個人の発表会の季節になりました。発表会は、春と秋に年2回あります。この時、ようやく、きらきら星のバリエーションを一通り合格し、「ちょうちょう(Lightly Row)」と「こぎつね(Song of the Wind)」を弾けるようになっていました。この時初めて、ソロの発表会で舞台に立つことになりました。しかし、やはり、長女の希望により親はシャットアウト。中で聴くことはできませんでした。この頃からようやくレッスンも普通に受けられるようになっていき(時間かかりすぎ?)、バイオリンを弾く楽しさを実感し始めたのかなと思います。とはいえ、練習は2日に一回、5〜10分程度でした。この発表会でトリを飾っていた素敵なお姉さんが、実はお母様が日本人で日本語が話せて、娘に日本語でしゃべりかけてくれました。「何歳ですか?4歳?すごいね!」と言われて、娘は固まっていましたが、嬉しかったんじゃないかなと思います。そのお姉さんは、9巻のモーツァルトの協奏曲を弾いていて、一人ズバ抜けて良い音を出していましたが、始めたのは5歳だそうです(始める年齢が早けりゃいいっていう問題じゃないんですよね、このお姉さんみたいになれるんだろうか…私はとてもじゃないけどムリだったから)。しかしなんと今回が最後の発表会で、お教室をやめられるとのこと。ずいぶん大きいし、大学受験のためなのかなと思ったら、なんとまだ中1ですって…!背の高い先生と同じくらいの身長ですよ。170cmくらい?またどこかで会えますように。
3回目の発表会(4歳)
初夏。前回の個人の発表会から一ヶ月ほどしか経っていません。この発表会は、スズキ名物の全体発表会です。これは、教室の全生徒が各自、プログラム上にある弾ける曲を全て演奏します。うちの教室の場合は、バッハのドッペル合奏から始まり(4、5巻卒業曲)、上級者から巻数ごとに弾ける生徒達がステージ上に増えていき、最後は全員できらきら星を演奏します。長女は最後の4曲くらい参加できました。この時は母親と妹はシャットアウト。父親だけがビデオを撮るという名目で中で聴くことが許されました(あくまで長女の希望の話)。
4回目の発表会(5歳)
更にまた半年経ち、秋の発表会の季節になりました。この時にはスズキ1巻の無窮動(Perpetual motion)をバリエーションと併せて弾きました。ここまで長かった…。約一年半です。発表会も、なんとか中で聴かせてもらえました。やっぱり緊張したようで、全然伸び伸びとは弾けませんでしたが、終わった後は晴々とした顔をしていました!発表会後は各家庭treat(いわゆるスイーツ?おやつ?)を持ち寄ってちょっとしたパーティーがあるのですが、前回はそそくさと会場を出てきてしまったので、今回はがっつり参加して何人かに話しかけたり話しかけられたりして、交流しました。長女も、ついでに次女も、この日ばかりは甘いものいっぱい食べてました。頑張ったご褒美。モチベーション。この時期あたりから、少しは先生の門下生らしくなってきたかな…?同じ年の生徒さんが入ってきたので、一人飛び抜けて小さい…ということもなくなりました。でも欲を言えば同じ年齢で同じくらいかちょっと進んでる生徒さんがいてくれると、刺激になっていいかなと思ってるんですけどね(日本だと普通の教室にいっぱいいるでしょうが…)。この辺りでは5歳くらいから始めることが多いようです。ちなみに長女の進度は別に早くはなく、かといって遅々として進まないというほどでもありません。よく練習も嫌がっているし、まああまり向いてないのかな…と残念ながら思います。でもとりあえず何かの自信になるといいので続けてもらおうかと思ってます。小学校のオーケストラに入れば、楽しくなるかもしれないなと。
次の発表会
次は春の発表会シーズン。個人発表会、その約一ヶ月後に教室全体発表会です。今取り組んでいるのはバッハのメヌエットNo.3なので、個人発表会では、1巻の最後の曲、我が家では「おむすびころりん」の替え歌で親しんでいるゴセックのガボットを弾けるといいねと話しています。全体発表会では2巻のグループに入ることを前回からの目標にしたので、一曲だけでも弾きたいようです。
ロングトーンのボーイングで音が見違える
バイオリンは実は右手(弓の扱い)が命。
私自身、大学でバイオリンをやり直す時はそうでしたし、初心者の後輩にバイオリンを教える時も、まずロングトーンから練習しました。テンポ100で4拍のロングトーンを、均一な音で弾けるようになるまで、Aの開放弦でひたすら弾き続ける、ということを大学オケ一年目にやりました(時間あったなー)。
子どものバイオリンは、デターシェ(短くタカタカ弾く弾き方)から教えるようで、目からうろこが落ちました。確かに長い音よりも短い音の方が出しやすいし、バイオリンを弾くのに必要な筋肉をつけるのに効果的。ただ、バッハのメヌエットシリーズに入った頃から、長い音をしっかり出せるようにならないと、壁にぶち当たるようです。長女は、やる気もそれほどないので、練習時間が短く、だいたい長くて15分程度。左手(音程)が良くても右手が弱くてよく聞こえないし、弓全体を使う弾き方をしないとスラーが弾けないのです。それに多分弾いていても楽しくないんじゃないかと思ったんです。先生に言われたわけではないのですが、ロングトーンを少しだけ、でも毎回、やるようにしました。10往復もすれば飽きてくるので、それくらいを限度に。4拍と2拍でA線でやってみたところ、その日からはっきりと曲の弾き方もよくなり、本人のやる気もアップしました。音が良くなると弾くのが楽しいですもんね。良い楽器を使うと上手くなるのも同じ理由かと思います。
譜読み?
さすがスズキの教室、始めて一年半以上経過してますが、楽譜を持ってきなさいと言われたことがありません。教室で見るということもまずありません。全て先生からの口伝です。楽譜はまだ読めない代わりに、耳に集中して大人の真似をするという、乳幼児の言語習得と同じやり方を音楽にも取り入れているのを実感できます。純粋なスズキの教室では、楽譜の読み方は全く習わないそうなのですが、娘の先生は一応やってくれるみたいで、娘ももう5歳なのでそろそろ今年は始めるよ、と仰言っていました。
口笛と手指スナップが好き
アメリカ生活も長くなってきたからか?口笛とスナップが大好きです。どうやってやるのか、父親にきいて、毎日練習して、できるようになったようです。私は口笛が全く吹けないし、スナップもスカッとしか鳴りません。自分は全然できないので、長女の口笛はすごいなと思います。親バカですが、やっぱり音程が良いんです。音も大きい。バイオリンで練習中の曲とか、まだ習ってもいない曲も、車の中で口笛で演奏しています。そっちの方が難しいんじゃないかなと思っています。フルートなんか向いてるのかな?息を使う楽器の方が向いてるのかもしれないです。歌うのも好きだし。管楽器なら将来フルートかオーボエやってほしいなーなんて気が早すぎですが思ってしまいます。N響がスターウォーズの曲を演奏するYou Tube動画を観た時にそれとなく勧めてみたら、「イヤ」と言われましたけど。なんで???(親が言うのが嫌なんでしょうね!)
発表会のドレス問題
ただでさえレッスン料高いんだから、すぐ成長しちゃうし、年に1,2回着るか着ないかの服にお金は出せない…。いろいろ考えた末、今現在我が家が愛用しているのが、Goodwillです!
非営利団体運営の、全米展開するリサイクルショップです。ここは規模が大きく、正に玉石混交。日本のブックオフのように、品物自体の価値は関係なく、一律で値段が付けられています。元々無料で寄付されたものばかりなのですが、たまに、これどこで着るの!?というドレッシーな服が、普段着に混ざって同じ値段で売られています。富裕層が持ち込んだものなのかなーと勝手に想像。でも意外と着る場所がないのでそういうのは売れ残るのか、たいてい行くといいのがあります。少し大きくても先に買っておいて、数年後に着てもいいかなーと、見つけたら買っておいています。お値段は、ワンピース5.99ドル。660円てとこでしょうか。しかも物によっては状態良いですよ。
以上、長女のバイオリン関係でした。