国語の教員でしたが、アメリカで子育てをして、日本に帰国しました。

高校の国語科教員を退職し、長女が1歳の時に渡米し、2022年に帰国しました。3人目も無事出産しました。

TwoSet Violin 今年のバレンタイン動画

TwoSet Violin の話題を連投していてすみません。しかもまた長文。一応、英語の勉強のために観ているつもりなので、罪悪感はそれほどないです。他に書きたいことはたくさんあるにはあるのですが。私にもこんな情熱あったんだなとびっくりしています。


2020年2月14日、バレンタインに素敵な動画が投稿されました。どう素晴らしいのかをまとめるために、この動画の解説(?)記事を書こうと思います。


2020年2月14日、問題の動画

10歳が史上最も難しい曲の演奏で完全に僕たちを打ち負かした


10-Year-Old COMPLETELY BEAT Us in Playing the Hardest Violin Piece Ever


TwoSetの二人が本気で落ち込んでいるように見えます。これまでも、たくさん幼少の(主にバイオリン)天才少年少女(prodigy)の映像を観るリアクション動画を作っていますが、今回は相当ショックを受けているようです。


Who is she? この子は誰なの?

これは、日本の双子バイオリニスト、富樫美玲さんと音葉さんのうちの、おそらく美玲さんと思われます。というのも、この元の動画をアップしているのはお母様だと思われるのですが、動画の詳細に演奏者の名前が無いのです。過去に着ていたドレスの色から察するに、お姉さんの美玲さんではないでしょうか。ご存知の方いたら教えてください。(追記:オリジナル動画の最初の方のコメントにお母さまご自身で返信されているコメントによると、お姉さんの方ということで、やはり美玲さんのようです)


オリジナルの動画↓

カテゴリーがやはりcomedyになっていますね。。。お母様何故!?


「我が心は虚ろ」変奏曲 小4

富樫ツインズは、日本ではつい最近も「題名のない音楽会」に出演するなど、数年前からテレビに出演していて、バイオリンのおもちゃの宣伝もしているようなので、けっこうな有名人だと思います。上手い上にかわいいし、小学生なのに落ち着いているし、一人でも華があるのに双子だなんて、神様に愛されているとしか思えない!お母様がバイオリニストで、お教室もされているようです。

 


J S バッハ 2つのヴァイオリンのための協奏曲


うちの長女がバイオリン始めた頃に、YouTubeで↑この映像を親子でよく観ていたんです。この曲がいわゆるバッハのドッペルです。彼女達が6歳の頃。単純にすごすぎる。指揮者のことめっちゃ見てる。うちの長女は当時4歳。「このドレスがかわいい!いつか着たい(←そっちか)」と、長女はこれを観て発表会に若干意欲的になっていました(曲はこぎつねだけど)。


TwoSetは今から約一ヶ月前(つまり最近)に、双子で情熱大陸を弾いている7歳の女の子へのリアクション動画を投稿しています。これが、富樫美鈴さんと音葉さんが7歳の頃の動画です。↓

7歳の神童達が、僕たちに取って代わる


7 Year Old Violin Prodigies Are Going to Replace Us


この時のリアクションも、「完全に負けてる」「TwoSetが7歳の女の子達に取って代わられる」というものでしたが、まだ何か余裕が感じられます。彼女達が弾いているのが、「弾くのは無理」というほどの難曲ではないので、練習すればできるようになるという意識があったからだと思います。


しかし、今回の動画で事態は一変します。「情熱大陸」から3年後の10歳になった動画では、美玲さんが弾いている曲は、Eddyがつい3ヶ月前に投稿した動画の中で挑戦していた曲だったんです。


What's the piece? その曲は?


Paganini 「Nel cor piu non mi sent」

パガニーニ「我が心は虚ろ」変奏曲


一人の天才少年バイオリニスト(といっても当時16歳)Ziyu He へのリアクション動画から始まり↓


Prodigy Reaction Video


本人との出会いを経て↓


REACTING TO THE VIOLIN PRODIGY


彼がこの曲を弾き始めてから2年後にコンクールで披露していることから、自分たちも2年間練習してこの曲を弾けるようにするよ、とこの超難曲に挑戦することにしたようです。しかし結局動画制作が忙しく?結局約2年後の9月にEddyが譜読みを始め、2ヶ月間悪戦苦闘しながら練習して、何とか弾けるようになった様子の動画が昨年末12月に投稿された、これです↓

 


Learning The Hardest Violin Piece. Ever.

譜読みでワイワイしているところから、練習の所感を経て、最後はフルの一発撮りが収められています。音楽に併せて楽譜も一緒に映してくれているのが嬉しい貴重な動画です。

2.14の動画でも言ってますが、ごまかして弾いているところもあるし、ダブルハーモニクスのところは半分くらいしか当たってないと言ってましたね。最後の方は集中力が途切れてきているようにも見えます。Brettに至っては、「パガニーニは弾けない」とはっきり言っている動画があります(カプリース第24番は弾いてますが)。私はこの動画もけっこう感動したのです。arcoで弾きながら左手ピチカートのフレーズがあるとか、「NANI!?」とか言いながら譜読みするところから始まったのに、2ヶ月でバイオリン最難関の曲をここまで弾けるようになるんだと、Eddyの努力する姿に感動して大好きになったんです。そしてこの曲がどれだけ難しいかがわかります。


大人の恵まれた体格を以ってしても正確に弾くこと自体が難しい曲を、10歳の女の子が、テクニックだけでなく音楽的な表現としても上を行く演奏をしている!2.14の動画は、そういう事実に愕然とする二人の姿をこれでもかと映し出していました。その女の子が日本人だということが、日本人としては何だか嬉しいです、もはや別の星の人類な感じはしますが。(他にも日本人の神童バイオリニストへのリアクション動画がまだまだあるので、またご紹介します!)


去年のバレンタインの日にはバレンタインにちなんだ動画を投稿してくれていたのですが、何で今年はこれなのかなと思いましたが、これは彼らから彼女(達)への最大の敬意なのかもしれないなと思いました。(と同時にラブコール?ヒラリー・ハーンもよくTwoSet動画に出てくれてるから、富樫姉妹もぜひコラボしてほしいです!Ling Ling Workoutで(Ziyu He も出てるし)!彼女達二人の演奏スタイルから、ヒラリーをリスペクトしてそうです何となく)

 

最後に


デュオでアンサンブル力も高くてTwosetお手上げの難曲を弾きこなしてしまう10歳の富樫姉妹。。。これで二人がコントに本気で挑戦し出した時、TwoSetの存在は脅かされることになるでしょう。でもきっとそれはないから、大丈夫!!


自分達に才能なんてないんだよ、という哀愁漂う感じが、TwoSetファンは大好きなんです(十分上手いんですが)。そしてクラシック音楽と、才能ある音楽家を心から愛しているところも。二人とも元気出して!今回も拍手!!


そしてお願い日本でも人気出て!!

 

nicota-in-us.hatenablog.com

nicota-in-us.hatenablog.com

 

長女が好きなTwoSetの動画

長女が好きなTwoset Violinの動画


TwoSet布教ブログになりかけている当ブログです。でも、彼らの日本語ファンの記事があまりに少ないので(いることはいるみたいだけど)使命感に駆られて書いています。(もう日本の入試制度とか完全に頭の外です今すみません)


5歳長女もTwoSet Violin が好きなようです。動画に有名なフレーズがよく出てくるので、私が流しているだけでも反応してきます。何はともあれ、音楽好きな子になってくれてよかったです。


アメリカでは毎日車に乗る時間が長く、クラシックチャンネルを流しているとたまに私がこんな感じ。(運転中にテンション上がると危ない)(あと、Brettの無表情最高)↓


When your jam comes on in the car

 

ところで、長女が大ウケしていたTwoSet動画はこれです。娘が使っているのは、動画で最後の方に出てくる1/32と紹介されているものとほぼ同じ大きさです。(バイオリン屋さんが言ってたので)ちっちゃいですね!大人が音程取るのは至難の業です。(上手く取れてないところがいい)↓


Playing on Mini Violins

 

あと、SUZUKIの練習曲が最初に出てくる、この動画も好きです。自分も弾ける曲を「お兄さんが弾いてる!」と嬉しそうでした。二人も最初はSUZUKIで始めたみたいですね(他の動画で言ってました)。いい曲いっぱいありますね〜↓


12 Levels of Violin Playing

 

彼らの動画に触発されて、楽器を弾きたくなった人は世界中にたくさんいます。私もまたバッハのドッペルが弾きたくなって、再び練習を始めたところ、長女も一日30分くらい弾くようになりました。Arigato! TwoSet!!


彼らは確かに上手いけれど、「これくらいなら日本だけでもたくさんいるよ」て言う人もいるかもしれません。それはそうかもしれません。でも、彼らの魅力は上手い下手じゃないんです。彼らは自分達がもっともっと練習しないといけないことをよーくわかっているんです。だから「Practice」が合言葉だし、「Ling Ling 40 hours(リンリンは一日40時間練習している)」なんです。(ウィキペディア参照)


上手いから好きなんじゃなくて、難しいところで思わず間違えちゃうところとか、初見譜読みでどこまでできるか動画にしちゃって、間違えるとお互い爆笑してるところとか、演奏家のおかしな内面を面白動画にしているところとか、全体的なユーモアのセンス、音楽に対するストイックさと愛、オージーイントネーション、チャイニーズアイデンティティ、そして若い世代にクラシックを伝えていきたい面白さを伝えたいという強い情熱が大量の動画になって表れている、彼らの全てが大好きなんです。完全無欠のスターだけがクラシックをやっていいというわけじゃないんだ!と、クラシックを身近に思えるんですよね。そういう人達がやっているから面白いと思えるし、興味が沸くし、聴いてみたいと思わせる。芸術って、結局人から出てくるものだから、最後は人なんですよね。最近よく思います。


世界中で愛されるのは、英語コンテンツだっていうところも大きいですよね。でも英語だと日本ではまず流行らないんですよ。私も日本にいたらまず観てないと思います。ワールドツアーに日本は入ってないんです。あんなに動画撮影しに日本に来てるのに(別記事予定)。でも英語よくわからなくても、観てみたら音楽好きな人はファンになると思うんですよね。だから、こうやって記事を書いています。

日本でも人気、出ますように!

TwoSet Violin が大好き

TwoSet Violin 

ついに出会えました。夢中になれる英語コンテンツ。ドラマも映画もあまり夢中になれなくて、英語を好んで聴く機会がなくて(英語の勉強にならないと)罪悪感にさいなまれていましたが、ついに見つけました(アメリカ人英語とだいぶアクセントが違うけれど)。ここしばらく、TwoSet Violin の動画ばかり観ています。音楽用語って、日本で習うと無理矢理日本語にするものもあれば(ハ長調とか)、イタリアやドイツ語が混然一体となっていて、英語で何ていうの…?と途方に暮れることが多いことに、娘がバイオリン習ってから気づきました。この動画を見ていると、英語での表現がわかるのもうれしいです。

 

TwoSet Violin は、中国系オーストラリア人のユーチューバー、バイオリンデュオです。こう書くと軽い感じがしますが、二人とも音大出てプロのバイオリニストとして活動している人達です。しかし、そう書くとどうも堅苦しい感じがしますが、動画は基本ふざけています。超ハイレベルなバイオリン芸人、という感じです。

日本語のウィキペディア貼っておきます↓

ja.wikipedia.org

こう言ってはなんですが、、、写真で見ると一見、イマイチパッとしない男子二人ですよね。で、今までサムネイルで出てきてもどうも食指が動かなかったんです。(しかも英語動画で日本語字幕もないとなると、わざわざ観る人は少ないのかなと思います。特に私みたいな英語の苦手な日本人は。)

日本では、チキンで演奏してみた動画が有名みたいです(しゃべってないから)。でもこれは全く彼らの真骨頂ではない!


Pachelbel's Chicken

 

この二人の動画にハマってくると、初期症状としてはなんだか可愛く思えてきて、中毒患者になるとカッコよくて仕方なく見えてきます。チャンネル登録者数もついに200万人突破し、記念につい先日チャイコンチャイコフスキーのバイオリンコンチェルト)を生放送して弾いていました!最初の方事故があったけれど笑、盛り上がりました!(Brett・左がソロ、Eddy・右が伴奏として他のオケパートを、ピアノの伴奏をアレンジして弾いたようです。バイオリン2本でっていうのが本当に良かった!)


Tchaikovsky 2 Mil Drop

この二人がセット、というのが絶妙に面白いんです。力量もお互いにひけを取らないハイレベル。でも世界トップクラスのプロソリストほどではない。。。そこに哀愁が漂っています。ソロ曲も上手いけど、プロオーケストラに所属していたこともあるからオケ曲もたくさん取り上げてくれるし、デュオだから当然アンサンブルも上手いし、オケネタが多いのが個人的に嬉しいです。ハイレベルな面白動画をたくさん作ってくれて本当にありがとう!

以下、二人それぞれの私のツボポイントです。

 

Eddy(エディー

  • 背が高くて腕が長く、指が長い
  • サブカル好きでミーハーっぽい
  • Kpopや日本のアニメが大好き
  • 特にNARUTOが大好き
  • 日本語を勉強しているらしく、たまに少しだけ日本語を話す
  • 音楽に没入すると、上向きに目を閉じて演奏する
  • たまに寝グセがついている
  • 女装が全く似合わないけれど、女装担当
  • コントではムカつくタイプのボケ役
  • コントではキレるタイプのツッコミ
  • お調子者キャラ
  • 絶対音感(perfect pitch)を持っている

 

Brett(ブレット)

  • タレ目でメガネがトレードマーク
  • 手が小さめで、小柄なのがコンプレックスらしい
  • ポップスは全く興味ないらしい
  • 彼も日本のアニメをよく知っている
  • 職人のように的確な仕事(演奏)をしている
  • 情感たっぷりに弾いている表情も良い
  • たまーーに寝グセ?がついている
  • G20サミットで各国代表を前に演奏したことがある
  • コントでは天然ぽいボケ役
  • コントでは無言で無表情のツッコミ
  • 脱力系ゆるキャラ

 

この個性の異なる二人が、バイオリン、クラシック音楽、音大生活、オーケストラ、楽典などに関することを題材に様々な動画を制作しています。ものすごい量。モノマネしたり、お互いにクイズを出し合ったり、動画を見てやいのやいの言ったり、コントをしたりしていて、基本的にふざけています。たまーに真面目なのもあります。

基本ふざけているのですが、二人共プロのバイオリニストなので、内容がクラシックとバイオリン愛に溢れていて、ちょっと下ネタがあっても下品になりすぎないし、お互いの才能に信頼感があって、おバカなことやってワーワー言ってるのが見ていて微笑ましいです。

本当に仲良さそうで、見ているだけで何だか幸せな気持ちになれますよ。そしてちょろっと弾いてくれるのが、ハッとするほど上手い。たまーに真面目に弾いてくれると、本当に上手い。普段のふざけている時と、集中して真剣に弾いている時とのギャップにやられます。デュオで弾いている時はお互いの音を聴き合ってすごく楽しそうにしているので、あー音楽っていいよねーと思います。

 

割と真面目な動画

10段階レベル別バイオリンデュオ曲

デュオ曲はほとんど聴く機会がなかったから、バッハの以外知りませんでした。勉強になる。二人を見ていると、学生時代のオケ生活を思い出します。人生の夏休みだったなー。。。音楽やってワイワイしてた毎日。私はもちろん音大じゃないけれど、何コレ超難しい!とか、この曲のあそこいいよねーとか言いながら。で、普段バカなことやってる先輩達が真剣に弾いてると超カッコイイんですよ。本番で黒服着たりなんかすると。男子は5割増くらいにカッコイイですからね。ところでこの動画のレベル10の、イザイのデュオの音の重なり方凄すぎます。コメントにも書かれていましたが、弦楽四重奏みたいです。


10 Levels of Violin Duets

 

面白系

個人的に一番好きな動画

何度見ても笑いが止まらない。ああーーーわかる!! みんな世界中同じこと思って演奏してるんだなーと感動しました。オーケストラ曲の高揚感、陶酔、恍惚がよく現れています。ドビュッシーの「弦は効果音に過ぎない」何か手持無沙汰な感じとか、ストラヴィンスキーは「数えて!」「今どこ!?」とか、(リヒャルト)シュトラウスの「難しすぎ!」とか本当あるある!!


13 GREAT COMPOSERS AND HOW IT FEELS PLAYING THEIR MUSIC



映画“High Strung”(邦題「ハートビート」)役者のバイオリンシーンを何とかしよう

TwoSetの二人は、映画やドラマの役者のバイオリン演奏シーンを取り上げてよくリアクション動画を作っていますが、これは本当に傑作でした。この映画、主役の女性は本物のバレリーナなのに、男性の方の主役のバイオリンがお粗末。ライバル役の人はどうやらちゃんと弾いているようです。最後の方にある、TwoSetの二人が再現した、本当に出ているであろう音をアフレコした映像は大爆笑必至です。


The WORST Violin Movie Acting We've Ever Seen



オリジナルグッズが秀逸

合言葉である「Practice」をモチーフにしたTシャツをはじめ、番組から飛び出した名言、迷言がデザインされたオリジナルグッズを販売しています。ワールドツアーの会場で売っていたら、絶対に買うつもりです。

 

ワールドツアー

わが街にやってきてくれるようなので、去年は知らなかったけど、今年は絶対に行くつもりです!娘も好きみたいで、行く気満々です。日本でもやってほしい!お願い人気出て!!カタコトの日本語でも人気出ると思う!

 

ビオラ弾きの人は要注意

ビオラをコケにする)ビオラジョークが多いので、ビオラ奏者は嫌な人もいるかもしれません。。。まあ、セカンドも似たようなものだけど。。。


TwoSet好きな人と友達になりたいです。あと他に面白いクラシック系のチャンネルがあったら教えてください。

長女のバイオリンや発表会について

長女のバイオリンや発表会について

完全に私の趣味で、3歳の終わり頃から長女にバイオリンを習わせています。もちろん、小さい頃から楽器を演奏することは脳に刺激になるとか、集中力をつけるとか、度胸をつけるとか、英語の先生とのコミュニケーションに慣れるとか、理由はあるのですが。なぜバイオリンなのかと問われると、私の趣味以外の何ものでもないです。

日本にいたらもっと早くからやっていたでしょうし、こっちアメリカでも日本語の先生にお願いするという選択肢もあるにはあったのですが、バイオリンにはあまり乗り気でない夫から「アメリカ人の先生なら習ってもいいよ」と言われ(私と娘の英語の勉強にならないし、日本人の先生が良い先生とは限らないという夫の持論から)、金銭面以外はほとんど夫の助けを借りずにやらないといけないというハードルがあり(習い事関係は全部そう)、のろのろ手探りでやっています。長女が師事することになった先生は、ベテランの女性のヨーロッパ系の先生です。長女のバイオリンに対するモチベーションはそれほど高くないものの、音楽は好きなようで、しかも音感が良いので、他の楽器ができる年齢になるまではせめて続けてもらおうかなと思っています。


使用楽器

自分が最初に使ったSUZUKIの1/16。ドイツの1/32というのとほぼ同じ大きさらしいです。長女は小柄なため、5歳現在でもまだこれを使っています。次の楽器は壊れてしまっていて調整不可なので、レンタルするか買うか、どうしようか迷っています。1/10飛ばして⅛になるかもしれないですし。


最初の発表会(3歳)

3歳8ヶ月で始めたスズキのバイオリン教室。始めてから半年くらい経った時、個人の発表会がありました。しかし、まだきらきら星が途中の状態だったので、当然出られないと思い込んだのと、他の習い事のステージ演奏の機会と日にちが重なってしまったため、結局出ませんでした。グループ練習の日に、狭い教室内でリハーサルがあり、その時初めて長女は、人前できらきら星を演奏しました。その時、親の私と次女は「外に出てて」と長女に言われ、親はドアの外から聞き耳を立てていることしかできませんでしたが、立派に弾いているのが聴こえてきて、涙が出そうになりました。3歳の子はうちの子だけで、帰りにも色々な人から声をかけてもらったのですが、「この親なんで中に入らなかったんだろう」と不思議に思われたかもしれません。その後も、長女による発表会親シャットアウトは続きます。家での練習とかは普通に私としているんですが…。


2回目の発表会(4歳)

それから更に半年後。春です。また個人の発表会の季節になりました。発表会は、春と秋に年2回あります。この時、ようやく、きらきら星のバリエーションを一通り合格し、「ちょうちょう(Lightly Row)」と「こぎつね(Song of the Wind)」を弾けるようになっていました。この時初めて、ソロの発表会で舞台に立つことになりました。しかし、やはり、長女の希望により親はシャットアウト。中で聴くことはできませんでした。この頃からようやくレッスンも普通に受けられるようになっていき(時間かかりすぎ?)、バイオリンを弾く楽しさを実感し始めたのかなと思います。とはいえ、練習は2日に一回、5〜10分程度でした。この発表会でトリを飾っていた素敵なお姉さんが、実はお母様が日本人で日本語が話せて、娘に日本語でしゃべりかけてくれました。「何歳ですか?4歳?すごいね!」と言われて、娘は固まっていましたが、嬉しかったんじゃないかなと思います。そのお姉さんは、9巻のモーツァルトの協奏曲を弾いていて、一人ズバ抜けて良い音を出していましたが、始めたのは5歳だそうです(始める年齢が早けりゃいいっていう問題じゃないんですよね、このお姉さんみたいになれるんだろうか…私はとてもじゃないけどムリだったから)。しかしなんと今回が最後の発表会で、お教室をやめられるとのこと。ずいぶん大きいし、大学受験のためなのかなと思ったら、なんとまだ中1ですって…!背の高い先生と同じくらいの身長ですよ。170cmくらい?またどこかで会えますように。


3回目の発表会(4歳)

初夏。前回の個人の発表会から一ヶ月ほどしか経っていません。この発表会は、スズキ名物の全体発表会です。これは、教室の全生徒が各自、プログラム上にある弾ける曲を全て演奏します。うちの教室の場合は、バッハのドッペル合奏から始まり(4、5巻卒業曲)、上級者から巻数ごとに弾ける生徒達がステージ上に増えていき、最後は全員できらきら星を演奏します。長女は最後の4曲くらい参加できました。この時は母親と妹はシャットアウト。父親だけがビデオを撮るという名目で中で聴くことが許されました(あくまで長女の希望の話)。


4回目の発表会(5歳)

更にまた半年経ち、秋の発表会の季節になりました。この時にはスズキ1巻の無窮動(Perpetual motion)をバリエーションと併せて弾きました。ここまで長かった…。約一年半です。発表会も、なんとか中で聴かせてもらえました。やっぱり緊張したようで、全然伸び伸びとは弾けませんでしたが、終わった後は晴々とした顔をしていました!発表会後は各家庭treat(いわゆるスイーツ?おやつ?)を持ち寄ってちょっとしたパーティーがあるのですが、前回はそそくさと会場を出てきてしまったので、今回はがっつり参加して何人かに話しかけたり話しかけられたりして、交流しました。長女も、ついでに次女も、この日ばかりは甘いものいっぱい食べてました。頑張ったご褒美。モチベーション。この時期あたりから、少しは先生の門下生らしくなってきたかな…?同じ年の生徒さんが入ってきたので、一人飛び抜けて小さい…ということもなくなりました。でも欲を言えば同じ年齢で同じくらいかちょっと進んでる生徒さんがいてくれると、刺激になっていいかなと思ってるんですけどね(日本だと普通の教室にいっぱいいるでしょうが…)。この辺りでは5歳くらいから始めることが多いようです。ちなみに長女の進度は別に早くはなく、かといって遅々として進まないというほどでもありません。よく練習も嫌がっているし、まああまり向いてないのかな…と残念ながら思います。でもとりあえず何かの自信になるといいので続けてもらおうかと思ってます。小学校のオーケストラに入れば、楽しくなるかもしれないなと。


次の発表会

次は春の発表会シーズン。個人発表会、その約一ヶ月後に教室全体発表会です。今取り組んでいるのはバッハのメヌエットNo.3なので、個人発表会では、1巻の最後の曲、我が家では「おむすびころりん」の替え歌で親しんでいるゴセックのガボットを弾けるといいねと話しています。全体発表会では2巻のグループに入ることを前回からの目標にしたので、一曲だけでも弾きたいようです。


ロングトーンボーイングで音が見違える

バイオリンは実は右手(弓の扱い)が命。

私自身、大学でバイオリンをやり直す時はそうでしたし、初心者の後輩にバイオリンを教える時も、まずロングトーンから練習しました。テンポ100で4拍のロングトーンを、均一な音で弾けるようになるまで、Aの開放弦でひたすら弾き続ける、ということを大学オケ一年目にやりました(時間あったなー)。

子どものバイオリンは、デターシェ(短くタカタカ弾く弾き方)から教えるようで、目からうろこが落ちました。確かに長い音よりも短い音の方が出しやすいし、バイオリンを弾くのに必要な筋肉をつけるのに効果的。ただ、バッハのメヌエットシリーズに入った頃から、長い音をしっかり出せるようにならないと、壁にぶち当たるようです。長女は、やる気もそれほどないので、練習時間が短く、だいたい長くて15分程度。左手(音程)が良くても右手が弱くてよく聞こえないし、弓全体を使う弾き方をしないとスラーが弾けないのです。それに多分弾いていても楽しくないんじゃないかと思ったんです。先生に言われたわけではないのですが、ロングトーンを少しだけ、でも毎回、やるようにしました。10往復もすれば飽きてくるので、それくらいを限度に。4拍と2拍でA線でやってみたところ、その日からはっきりと曲の弾き方もよくなり、本人のやる気もアップしました。音が良くなると弾くのが楽しいですもんね。良い楽器を使うと上手くなるのも同じ理由かと思います。


譜読み?

さすがスズキの教室、始めて一年半以上経過してますが、楽譜を持ってきなさいと言われたことがありません。教室で見るということもまずありません。全て先生からの口伝です。楽譜はまだ読めない代わりに、耳に集中して大人の真似をするという、乳幼児の言語習得と同じやり方を音楽にも取り入れているのを実感できます。純粋なスズキの教室では、楽譜の読み方は全く習わないそうなのですが、娘の先生は一応やってくれるみたいで、娘ももう5歳なのでそろそろ今年は始めるよ、と仰言っていました。


口笛と手指スナップが好き

アメリカ生活も長くなってきたからか?口笛とスナップが大好きです。どうやってやるのか、父親にきいて、毎日練習して、できるようになったようです。私は口笛が全く吹けないし、スナップもスカッとしか鳴りません。自分は全然できないので、長女の口笛はすごいなと思います。親バカですが、やっぱり音程が良いんです。音も大きい。バイオリンで練習中の曲とか、まだ習ってもいない曲も、車の中で口笛で演奏しています。そっちの方が難しいんじゃないかなと思っています。フルートなんか向いてるのかな?息を使う楽器の方が向いてるのかもしれないです。歌うのも好きだし。管楽器なら将来フルートかオーボエやってほしいなーなんて気が早すぎですが思ってしまいます。N響スターウォーズの曲を演奏するYou Tube動画を観た時にそれとなく勧めてみたら、「イヤ」と言われましたけど。なんで???(親が言うのが嫌なんでしょうね!)


発表会のドレス問題

ただでさえレッスン料高いんだから、すぐ成長しちゃうし、年に1,2回着るか着ないかの服にお金は出せない…。いろいろ考えた末、今現在我が家が愛用しているのが、Goodwillです!

非営利団体運営の、全米展開するリサイクルショップです。ここは規模が大きく、正に玉石混交。日本のブックオフのように、品物自体の価値は関係なく、一律で値段が付けられています。元々無料で寄付されたものばかりなのですが、たまに、これどこで着るの!?というドレッシーな服が、普段着に混ざって同じ値段で売られています。富裕層が持ち込んだものなのかなーと勝手に想像。でも意外と着る場所がないのでそういうのは売れ残るのか、たいてい行くといいのがあります。少し大きくても先に買っておいて、数年後に着てもいいかなーと、見つけたら買っておいています。お値段は、ワンピース5.99ドル。660円てとこでしょうか。しかも物によっては状態良いですよ。


以上、長女のバイオリン関係でした。

 

アナ雪2をアメリカと日本で観ました

えーと、ステマではありません。Frozen2が思いの外良かった、という話です。ちょっと長くなっちゃいましたが、お付き合いください。


子ども達がFrozen2を好きすぎる

この一年半くらい、子ども達は姉妹そろって「Frozen(アナ雪)」が大好きです。長女5歳、次女2歳です。私は実は、アナ雪を日本で観たことがありませんでした。渡米してから、子ども達と一緒に「Frozen」として観てきたので、英語版を「Frozen」と呼ばせていただきます。(「塔の上のラプンツェル」も、英題は「Tangled」なんですよね)

日米同時公開だった「Frozen2」は、もちろん公開2日目に観に行きました。日本一時帰国中にも、長女の強い希望で日本語で観ました(英語だと全部はわからなかったとか。親の私も全く同感)。そして、今、毎日サントラを聴いています。Alexaにお願いするとかけてくれちゃうものだから、暇になると長女がお願いしています。そして歯磨きの時もYouTubeで歌の動画をかけると素直に磨かせてくれるので、一人につき一曲分観せて磨いています。長女は「Into The Unknown」と「Show Yourself」を英語で歌っています。次女もサビだけですが歌っているのが何とも可笑しいです。私も洗脳されてきたのか、聴けば聴くほど良い曲だなーと思っています。

子どもがディズニー映画をよく観るようになって、2年が経とうとしています。それまではジブリ一辺倒だった我が家なのですが、長女が英語のプリスクールへ通うようになり、アメリカで暮らしていると、やはり、ディズニーは避けて通ることはできないようです。

長女は最初に「Moana」(邦題・モアナと不思議の海)の歌にハマり、図書館でDVDを借りてきては何回も観ました。私も映像の美しさと音楽の良さ、そして悪人が出てこないストーリーに心奪われました。

その後、遅れて「Frozen」ブームがやって来たのです。ちなみに、去年のハロウィンは姉妹でアナ雪コスチューム(姉妹あるある)。

日本で流行っていたのは長女妊娠前だったはず。それが今、自分の子ども達が喜んで二人で観てはFrozenごっこをしているとは、と感慨深く思ったものです。最初に観たとき、正直、ストーリーはあまり感心しませんでしたが、やはり映像の美しさと音楽はそれを補って余りありました。また、ストーリーも、ディズニーとしてはかなりチャレンジしているんだな、と何度か観て考えを改めました。

そしてなんと、ついにFrozen2が公開されるということで、これは観に行かないわけにはいきません。実写版ライオンキングで練習したので、ひたすらおやつを用意しておけば次女は大丈夫ということもわかりました。

今回は日米同時公開ということで、公開2日目にアメリカで、その後日本への一時帰国中にいとこの子ども達と日本語吹き替え版を観ることになりました。1回目と2回目に観て感じたことや、それぞれの国で観て感じた違いなどについて書いてみます。

 

あまりはっきりとは書かないつもりですが、ネタバレになってしまうところもあるかもしれないので、まだ観てない、まだストーリーを知りたくない、という方はここから先は後でぜひ読んでくださいね。

 

 

 

Frozen2鑑賞 一回目(英語版)

観客が爆笑

公開2日目、観客は熱いファンが多かった印象です。しかもアメリカ。笑うところはみんな大爆笑でした。特に後ろの人!オラフは大体映ると笑わせてくれてました。(後半の1シーン以外は!)


前作を茶化しすぎでは

ちょっと前作を茶化すようなところが多すぎかなーとは思いました。Let it goのエルサや、ハンスもネタとして2回も出てくる。1回ならいいけど、2回はなくてもよかったかなと個人的には思います。


クリストフのプロモ風歌唱シーン

何か様子おかしくない?と思ったら皆大爆笑。トナカイがコーラスに入ってくるたびに客席大爆笑。トナカイに乗って駆け抜けるクリストフに大爆笑。ここ笑っていいんですよ!


泣けた

けっこう笑わせにきてるなと思いきや、途中で3回は泣きました。船のところと、「Show Yourself」のところと、オラフのシーンです。「Show Yourself」は「Into The Unknown」より好きです。二重唱になるところとか何度きいても鳥肌立ちます。もうすでに早くミュージカルで観たいと思ってしまうビッグナンバー。


アメリカのコンプレックス

先住民とのエピソードは、北欧をモデルにしてはいるものの、そのままアメリカの先住民コンプレックスを見ているようでした。何というか、住んでみて初めてリアルに感じられるものがあるなあと思ったんです。


最後が衝撃的過ぎて疑問が残る

最後にエルサが下した決断が観客には若干唐突に感じられ、ええー!?と思いながら終わってしまった感じでした。


米国版エンディングは男声のロックアレンジ

原曲キーのまま男性が歌ってる!?それもすごくないですか。そしてかっこいい!ヒロインのテーマソングをエンディングに男性が歌う!全く違和感ない!新しい!それくらいパワフルなパンチのある歌をエルサは歌っていたんだなあ。エルサは恋愛もしないし、型破りな新しいヒロインなんだなーと思いました。


Frozen2のテーマソングは覚えにくいし、難しくて歌いにくい?

そうかもしれませんが、それが良い、とあえて言いたいです。2は「成長」が一つのテーマになっているようです。映画自体も、あえて子ども向けに作るよりも、使う言葉やストーリーを複雑にして、成長したファンにチャレンジを問い続けている姿勢に好感を持ちました。テーマソングは少し覚えにくいし、難しいかもしれないけど(サビ以外のところが)、良い歌ですよね。子どもはそういうのにちゃんと反応して、頑張って覚えようとするんですよ。子どもはすごいです。作り手の、居心地の良いところに留まっていない、大変かもしれないけれど、飛び出していこう、というメッセージを強く感じました!

 

二回目(日本語吹き替え)

やっぱり泣けた

二回目として観ると、最初の母親の子守唄で全部言ってたんだ、とわかっていきなり涙が流れました。

そしてその後やっぱり3回泣きました。


映像の演技

あと、最後のシーンでも涙。なんでかな、と思ったら、エルサの表情です。エルサは正直何考えてるかよくわからないキャラだと思うのですが、2では「Show Yourself」のところで感情が溢れ出すところと、最後のアップですごーく人間らしい良い表情をしているんです。それで、ああ、よかったね、と涙が出てしまいました。CGも進化したんだなとびっくりします。人間じゃなくなって、初めて人間らしく感情を持って生きられる、というエルサのパラドックス愛する人達と一緒にいて、満ち足りているはずなのに、何か違う、という違和感を、感じてもいいんだよ、あなたの生きるところは他にあるかもしれないよと問いかけ続けてくる声に、子ども達も耳をすますようになるんでしょうねこれからの時代は。


歌が良い

夏にブロードウェイのFrozenを観てから、映画も素直に「ミュージカル」として楽しむ自分がいるなと思いました。これ生オケで歌ってるの聴いたら良いだろうなーと思うような良い歌ばかりです。ディズニーのミュージカルアニメは、昔からちゃんとミュージカルとして作られているんだなあと改めて素晴らしさを感じました。最近自分のミュージカルに対する熱が高まっていて、また改めてそれについても書きたいです。


日本語吹き替えで疑問解決

アメリカで観たときに、オラフが何かしゃべるたびに客席がドッカンドッカン沸いていたのですが、正直早口で、英語字幕もないし、何て言ってるのかわからなくて全然笑えない箇所が何箇所かあって寂しい思いをしました。自分もけっこう英語に慣れてきたつもりだったけど、子ども向けのアニメでこんなにわからないなんて、と密かにショックを受けていたんです。でも、日本語で観て疑問が解決しました。そういうところは、オラフはけっこう難しいことを言っていたんです!オラフが難しい言葉を使って理屈をこねくり回すようなことを言うから、おかしくてみんな笑っていたんだなーと、納得がいきました!英語でわからなくてもしょうがない、と開き直れました。

アメリカにいると、本当自分が知能低すぎだと思うことばかりで、辛いんですが、日本だと…わかる!よかったーと嬉しくなりました。でもなんか、語彙力落ちてるなと感じます。


あれ、笑ってない?

日本で観ると、観客の笑いが少ないかな、と思いました。これが普通だったか、それとも伝わっていないのか…。特にクリストフ、あれ?みんな面白くない?カッコイイと思ってる?それともキュンとしてる?誰も笑ってる人いなくて逆に私は笑いが止まらなくなりました。肩が震えに震えて、迷惑な人だったんでしょうね…。

 

おわり

書き出すと長くなってしまいました。これで書きたいこと一つ消化。道のりはまだ長い。

 

〈書きたいと思っていることリスト〉

日本の大学入試制度、記述式試験について

公平な試験について

アメリカの幼稚園で最初に習うこと

地元の公立幼稚園で最初に習うこと

アメリカと日本で「アナ雪2」を観ました

ブロードウェイミュージカル「Frozen」を観ました

NY旅行

ミュージカルにはまりました

同世代

『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』を読みました

三鷹の森ジブリ美術館へ行きました

横浜アンパンマンミュージアムへ行きました

富士サファリパークへ行きました

次女の日本語、英語

生きている英語

自分の英語の勉強進捗状況

次女のアレルギー食

長女の口笛

長女の雲梯

長女のバイオリン発表会

 

 

2020年!

2020年、始まりました!

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

のんびりペースのこのブログですが、いつか誰かのお役に立つことを願って、少しずつ記事をアーカイブするつもりで書いています。

毎年言っているような気もしますが、今年こそはもう少し頻繁に書きたいと思っています。


昨年は、長女がキンダーガーテンへ入学し、義務教育が始まり、楽になるかと思いきや長女と次女の送り迎えや習い事で大忙しの毎日になってしまいました。今年は水泳をお休みさせて、バイオリンと日本語教室と、家庭学習メインで、夏までは落ち着いてやっていきたいと思います。あと、なるべく外で遊ぶことを目標にします。自分が家の中が好きなので、頑張らないと外へ出ていけないんです。


書きたいことが溜まってしまってムズムズしているのですが、少しでも形にできるように自己管理をしてやり遂げたいです。


〈書きたいと思っていることリスト〉
  • 日本の大学入試制度、記述式試験について
  • 公平な試験について
  • アメリカの幼稚園で最初に習うこと
  • 地元の公立幼稚園で最初に習うこと
  • アメリカと日本で「アナ雪2」を観ました
  • ブロードウェイミュージカル「Frozen」を観ました
  • NY旅行
  • ミュージカルにはまりました
  • 同世代
  • 『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』を読みました
  • 三鷹の森ジブリ美術館へ行きました
  • 横浜アンパンマンミュージアムへ行きました
  • 富士サファリパークへ行きました
  • 次女の日本語、英語
  • 生きている英語
  • 自分の英語の勉強進捗状況
  • 次女のアレルギー食
  • 長女の口笛
  • 長女の雲梯
  • 長女のバイオリン発表会

 

 

5歳長女の日本語状況 (5歳0ヶ月 在米3年2ヶ月)

現地キンダーへ行き始める直前の、5歳になったばかりの頃の長女の日本語(など)状況です。

ありがたいことにリアル生活の充実が続いていて、あまり記事を書く時間がないのですが、このままだと後悔するなというくらい、子どもの変化が大きいので少しだけでも記録を残しておきます。

前回、4月からZ会小学生コース一年生を受講していると書きましたが、その影響が大きいと思います。渡米3年経ちましたが、日本語で順調に育っていっています。英語はまあ後からついてくる、と開き直ってやっています。

 

日本語

ひらがなとカタカナはほとんど自由に読める

テストしていないので、多分単体では読めていないものもありそうですが、文章で読むと推測が働くのでだいたい読めています。そうやってだんだん読めるようになってくれればいいなと思って、特に文字練習のワークなどは現在取り組んでいません。(Z会で精いっぱいともいえる)

1年生レベルの絵本や文章は音読できる

図書館で借りてきた「こまったさんのオムレツ」が気に入って、何度も読まされ、しまいには自分で読んでいました。

低学年向け児童書は、文字が多めの絵本よりも文字あたりの絵が多いので、自分で読むのに適していますね。絵が毎ページにあるので読み進めやすいです。最初、分厚さを見て「まだ早いんじゃない!?」と思いましたが、ほとんど絵だし文字も大きいので。本人には、読んだという満足感が感じられるみたいです。

簡単な漢字は読める

Z会のテキストは、夏が過ぎると漢字が登場してきました。長女はふりがなを鉛筆で塗りつぶして消しながら読んでいます。本人によると、読めるから、らしい。ほんとか!?

句読点を自己流だが付けて文章を書く

文節ごとに付けていないかというくらいたくさん読点を付けていますが、句読点を自分で付けながら文章を書くようになりました。

カタカナは基本書かない

今のところ、本人の名前の一部以外はカタカナを書くことがありません。まだカタカナの使い方にピンときていないのかと思います。これは、同学年の日本人家族のお友達も同じようでした。

「ルー語」になってはいない?

英語の発達とともにみられるという「ルー語」現象。うちの子は、ひいき目にみているかもしれないですが、日本語の文と英語の文ははっきり頭の中で分けて作文しているようです。だから、語順や助詞は日本語風で、単語が英語、ということは全くありません。たまに、英語でしか知らない名詞や動詞は英語を日本語風にしています。「カットされた」とか。多分順番抜かし、横入りのことなんです。

 

算数

繰り上がりのない1桁同士の足し算ができるようになりました。

英語

簡単な単語は読むことができるようです。

よく使うフレーズや、簡単な英作文をして話すことができます。

単語は音から推測してデタラメに書いています。まだ文は書けませんが、現地英語ネイティブの子もそんな感じなので「書き」に関してはネイティブレベルのようです。(もちろん、「聞く・話す・読む」は、ネイティブの子達が先を行っています)

バイオリン

レッスンを受け始めて1年4ヶ月。ようやく1巻アレグレットまで進みました。

水泳

足から飛び込んで、自力で浮く。仰向けになって20秒浮くことができる、というくらいで一旦終了。次の夏の間にキャンプに参加して泳法は習わせようかと思っています。

Z会

5歳0ヶ月の時点では良いペースで進んでいました。毎月けいけん学習を真っ先に取組んで楽しんでいます。最近はちょっと難しくなってきましたが、近況はまた別記事にします!

 

日本へ一時帰国!

12月は日本へ一時帰国します!親戚巡りやジブリ美術館アンパンマンミュージアムなど、子ども達がいろいろ楽しめる年齢になってきたので、家族みんなで心待ちにしています。