国語の教員でしたが、アメリカで子育て始めます。

高校の国語科教員を退職し、1歳の子どもを連れて、アメリカで生活を始めました。英語から最も遠い職業だった私の、渡航から英語の学習、米国での生活、子どもの教育等を綴ります。現在、上の子3歳。下の子1歳。

娘の日本語状況 (3歳9ヶ月 在米2年)

この夏は、ありがたいことにリア充すぎて、なかなかブログが書けません。

もう2ヶ月も前のことになりますが、6月半ばに、私たちは渡米2周年を迎えました。

「2年間アメリカに住んでいる」とはいえ、丸2年間学校へ通い、英語で授業を受け続け、友達も英語、見るもの聞くもの全て英語、という環境だったらそうなってもおかしくはありませんが、親の私があいにくこういう状況(家では日本語、友達も日本語)なので、娘もそんなことはありません。

娘達はまだ、日本語優先で取り組んでいます。

 

前回、半年前の娘の日本語状況を書きましたが、

nicota-in-us.hatenablog.com

 

今回はその半年後の現在までの変化です。

 

少し郊外へ引っ越し

それまで都心に住んでいたのですが、子どもの成長も考えて少し郊外の一戸建てに引っ越しました。メンテナンスやら何やら想像した通り大変なのですが、これまでにない自由を感じられて、それは何にも代え難いものがあると感じています。あと、ご近所づきあいみたいなものも発生してくるのですが、新しい土地は「ザ アメリカ人」という感じの人が多い印象で、マイノリティが少ないです。両隣も向かいのお家の人達も気さくで、表面的にだけでもフレンドリーに接してくれるので、一安心しています(実際は「変なアジア人が最近この辺りも増えてきたな」とか思ってるかもしれないですが)。何はともあれ、子ども達にも「善きアメリカ人」のふるまいを習得してもらいたいなと夫婦で思っています。

 

プリスクールが完全英語へ

引っ越しをしたことで、それまで通っていたインターナショナルプリスクールへ通い続けることができなくなってしまいました。朝の渋滞がひどくて、通うのに時間がかかり過ぎるのです。

近くにあるプリスクールを探して、良さそうなところの見学に行ったら、ちょうど長女の学年が一人分空いているということで、新年から通わせてもらうことになりました。日本の一時帰国から帰ってきてすぐです。

このプリスクールは、それまで通っていたインターナショナルとは違い、先生も通ってくる子もやはり「ザ アメリカ人」という感じの人が多くて、マイノリティはほぼゼロ。長女のクラスの中で英語が弱い子は、お母さんがドイツ人の子だけでした。アジア系人種は、英語ネイティブですらゼロです。こういう環境は私は初めてでした。もちろん長女もです。でも、先生達は、見学の時から、とても親身になって話をきいてくれるし、私のようなわけわからない英語を話す親にも嫌な顔せず説明してくれて、他の親達もとにかくフレンドリー。これが、私たち夫婦の考える「善きアメリカ人」!

見学の時に感じたものはやはり間違っていなくて、長女は初日から泣いたりすることもなく教室へ吸い込まれていき、半年間楽しんで通いました。フレンドリーなお友達と先生方にとにかく感謝です。

週4日午前中だけですが、半年通いましたが、長女の日本語が失われるようなことはありませんでした。まあ3歳までみっちりやったから、当然とは思うのですが。代わりにやはり、英語の方は思ったより身についてこないなという印象です。当たり前ですが、3、4歳だと、同じクラスのアメリカ人のお友達の英語はかなり達者で、早くも私は会話についていけません…。長女はどうやってコミュニケーションをとっているのか不思議です。子ども同士は言葉は関係ないのかな?

 

ディズニーの歌

通い始めたプリスクールの影響か、ディズニーの歌が大好きになりました。FrozenとMoanaの歌が人気のようで、娘もお気に入りです。図書館でDVDを借りて観たり、Alexaにかけてもらったりしています。ちなみにAlexaは英語の設定にしていますが、最近私よりも娘の言うことをよくきくようになってきました。

ディズニーの歌は日本語版もあるよと、youtubeで見せたら、日本語は数回聴くとすぐ覚えていました。英語はおそらく数十回は聴いて、何とかそれらしく歌うようになったのですが、やっぱり日本語だと意味が先に入ってくるみたいです。

 

地域の日本語プレイグループへ参加 

この地域は日本人がけっこう多い、と聞いていたのですが、通りを歩いていて出会うことはまずありません。日本語情報誌やネットなどで調べて、週1回、3〜5歳の子どもが日本語で遊ぶプレイグループを見つけたので、それに参加することにしました。週一回、集まって遊ぶだけではなくて、文字の練習をしたり、読み聞かせをしたりと、COOP形式のプリスクールのようなプレイグループです。お友達も5〜6人でちょうど良いかなという印象。娘も喜んで通うようになりました。両親日本人はうちだけなのですが、年上の子たちは日本語のおしゃべりも達者で、長女はたくさん刺激をもらっています。

 

寝る前に「お話の本」

以前、アニメ絵本シリーズが長女のお気に入りと書いたのですが、

 

nicota-in-us.hatenablog.com

 

このシリーズは絵が多くてかわいい感じで、子ども受けはいいものの、文章がどうも…というものがあるのです。ものによっては読んでいると頭が痛くなってくるので、そろそろ卒業することにしました。でも、これのおかげで長女は昔話や童話が大好きになりました。アニメ絵本シリーズありがとう!ディスっているわけでは全然ないです!!

新たに導入したのは、こちらです。

 

頭のいい子を育てるおはなし366―1日1話3分で読める オールカラー

頭のいい子を育てるおはなし366―1日1話3分で読める オールカラー

 

 

これは良い本でした。毎日1ページ、違うお話が、挿絵と共に載っています。文章も、数ヶ月読んでみて全く問題を感じません!長編小説も、1ページに収められていたり、ものによっては3回シリーズになっていたりしますが、どれも元の文体の雰囲気を出そうとしているところや、日本文学だけでなく、世界文学や世界中の昔話、伝記、日本の落語、詩までバランス良く入っていて、親も知らない話があったり、面白いです。韓国やオーストラリア、アメリカの昔話など勉強になります。そしてオールカラーです。4月1日から読み始めたのですが、今や寝る前の日課となって、読むまで寝ようとしません。お出かけしていて読めなかった日があると、次の日に二つ読んだりしていますが、今のところ全部読んでいます。

娘はまだ自分で読もうという意欲は低いので、親が読み聞かせています。質問したり感想を言いながらきいてくれることが多いです。長女は少し長めの絵本でも、面白がってよく聴いているので、アメリカではけっこうほめられます。日本では普通かな?

 

「〜から…なの。なんで?」

3歳になってから、「なんで?」の連発は日常のことですが、親としてはなるべく答えてあげたいとは思うものの、何がわからないのかが、もはやわからないというところまで突き詰められることが増えてきて、けっこう辛いです。自分で理由を言っておきながら、「なんで?」ときいてくるのには、「何がわからないの?」と聞き返してしまいます。でも出来る限りは付き合ってあげたいと思っています。最近、「なんでだと思う?」というと、その理由を教えてくれたりして、「なんだわかってるのか」と思うことも増えてきました。しかし、こっちが調子に乗って話をした時に限って、最後に「なんで?」と聞いてくると、もうほとんどコントのようです。サンドウィッチマンの「いやちょっと何いってるのか全然わかんない(笑)」みたい。まあ実際そういうことなんだろうな。

 

う◯ち、お◯っこ…

上記の言葉を連発するようになりました…。日本のテレビもEテレだけだし、学校も英語だけ、日本語プレイグループでもそんなことを言っている子はいないのに…。やっぱりなるんですね。興味深いです。日本で保育園とか幼稚園行っていたら、お友達の影響かなーなんて思っていたでしょうが。もうこれは、完全に本人の性質なんでしょうね。唯一影響を与えているとすると、親なんですが。心当たりは…ないとはいいきれません。最近、次女がよく食べるし快便で、一日平均3〜4回大をします。それでどうしても口にしている、というのはあるかと思います。

ちなみに、英語では、うんちがpoo、おしっこがpeeなわけですが、これもやっぱり好きみたいです…。

うんこ漢字ドリル」でもやってみるか…。

日本一楽しい漢字ドリル うんこかん字ドリル 小学1年生

日本一楽しい漢字ドリル うんこかん字ドリル 小学1年生

 

 

ひらがなはほとんど読める、半分くらい書ける?

本をスラスラ読むことはまだできませんが、単体でならほとんど読めるようです。書きやすかったり、よく使う文字は、書けるようです。

日本語のお友達に手紙を書くのが好きで、お友達とお母さんの名前を書きたがります。教えてあげることもあれば、ひらがな表を見て勝手に書いていることもあります。

 

漢字も簡単なものが読めていた

「山」「三」など、お話のタイトルによく出てくるような簡単な漢字は、読めるようになっていました。概念と音が結びつけば、ひらがなカタカナよりは簡単なはずです。褒めちぎって、興味と意欲を継続させたいと思います。公文の漢字カード1、2を、種類分けしてリングに通して遊んでいます。

 

今後の課題はカタカナ

カタカナは、まだほとんど何も取り組んでいません。でも、本でも何でもよく出てくるし、外国生活していると使うカタカナも多いので、そろそろ取り組んでもいいのかな、と思っています。

 

おわりに

長女はもうすぐ4歳です。参加できるキャンプが増え、日本語英語両方、充実した夏休み期間を過ごしています。秋からはまた地元のプリスクールが始まります。キンダーまでの1年間にどんな成長をみせてくれるのか、楽しみです。

あと、1歳4ヶ月になった次女もいろいろしゃべったり、歩いたり、ベビーサインをしたりするようになったので、またそれも書きたいと思います。