国語の教員でしたが、アメリカで子育て始めます。

高校の国語科教員を退職し、1歳の子どもを連れて、アメリカで生活を始めました。英語から最も遠い職業だった私の、渡航から英語の学習、米国での生活、子どもの教育等を綴ります。現在、上の子3歳。下の子1歳。

長女がSuzukiでバイオリンを始めました。その2

前回は、バイオリンを始めるに至った経緯で終わってしまったので、今回は実際に始めるまでを書いてみます。

 

先生との顔合わせ

時間は午後すぐなので、プリスクールのお迎えから直接教室まで行きます。プリは午前中なので、車の中でお昼ごはんを食べながら30分ほどの移動。しかしそれだと約束の時間には早く着いてしまいます。でも一度家に帰ると、またすぐ出ないといけないので効率悪い、微妙な時間…。

結局長女は車の中で昼寝に入ってしまい、ベビーカーで教室へ向かうもご機嫌ナナメ。あいさつどころか先生の顔も直接見られませんでした。

私も緊張したし、長女も何が何やら理解できていなかったのかもしれません。こういうとき、1歳になったばかりの次女は緩衝材というか、場を和ませてくれるので、ありがたい存在です。

私が「実は英語があまり話せなくて、すみません」と言う(言ったつもり)と、先生は、「メールでは全然わからなかったわよ〜」と言ってくれましたが…。

結構ご高齢?だと思うのですが、まったくそれを感じさせず、溌剌として超長身の女性の先生でした。ちょっと厳しそうな雰囲気かな?と思いましたが、ここはアメリカ。フレンドリーに楽しくレッスンをしてもらえそうでした。

「明日グループレッスンがあるけれど、見学する?」と言われて、願ったり叶ったり。これを見れば、長女はバイオリンをやる気になるに違いないと思っていたのです。長女は、バイオリンには自宅で触っていましたが、先生のところへ習いに行く、というのがまだ理解できていないようで、どういう風に練習したら弾けるようになるのか、どんなことをするのか、わからなくて不安で、行くのをちょっと嫌がっていました…。

 

グループレッスン見学

長女はこの日もベビーカーから降りられず。超警戒モードでした。

でも、時間になって子どもたちがたくさん教室に集まり、先生の号令で一斉に弾き出すのを目の当たりにして、かなり興味をひかれたようです。レッスン中から自分の楽器を弾きたいと言いだし、最後の方は出してちょっと弾いていました(笑)。娘の知っている曲があったのも、よかったようです。「きらきら星」だけでなく、「こぎつね」や「むすんでひらいて」など日本でもおなじみの童謡が練習曲になっています。

教室には16名ほどの子どもとその保護者が中にいたりいなかったり。1番小さい子は5歳とのことでした。上は小学校高学年くらいでしょうか。あまり大きくなると参加しなくなるのかな?と思いました。

私もすっかり忘れていたスズキのグループレッスンの流儀を、この日鮮やかに思い出しました。教本1巻の始めの曲「きらきら星変奏曲」から始まって、先生が指示した曲を次々とみんなで(ユニゾンで)弾いていきます(暗譜)。最初の方は全員弾けるのですが、そのうちまだ練習中とか習っていない曲になってくると、弾けない子は楽器を下に置いて座り他の人の演奏を聴くのです。

次第に立っている人が減っていき、最後はユーモレスクで二人になりました。この二人は音程も弾き方も抜きん出ていて、ビブラートもかけていたので、4巻以上に進んでいるのだと思います。興味深いのが、二人ともアジア系の男の子だったことです。アジア系はその子達だけでした。

グループレッスンの良いところは、自分が今後弾く曲を他の人が弾いているのを聴いてモチベーションを高めることができるところにあると思います。また、楽器を置いて座っているのは嫌なので、少しでも、たくさん曲を弾きたい!という気にもさせてくれます。

ただ、上手な人もそうでない人も一緒に弾くので、音程という面から見ると甘くなってしまいます。「これくらいでいいんだ」と思ってしまうとよくないかなと。

かく言う私自身も、昔は音程がメチャクチャ、というか、大学生になるまで音程の概念がほとんどなかったので、ある時期にうまく誘導してあげる必要があるのではないでしょうか。

 

トライアルレッスン

「試しにレッスンしてみるからおいで」と言われ、次の週に早速行きました。長女は、バイオリン自体はやる気になっているものの、まだ新しい先生や場所に慣れず、その日もベビーカーから降りられませんでした。

仕方がないので、母親の私が、子どもになったつもりで先生のレッスンを受け、その様子を見ていてもらいました。

家に帰ってからは素直に練習してくれました。これなら大丈夫かなと思い、先生に次のレッスンもお願いしました。

最初のうちは、週に2回レッスンすることをお勧めすると言われたので、その通りにやってみることにしました。子どもは柔軟なので、レッスン数が多いとその分進みが早いような気がします。というか、最初のうちは1回あたり10分ほどしかレッスンしない(年齢的にできない)ので、週1回だとほとんど進まないのです。

 

本格的にレッスン開始

年間の会費45$を払い、正式に入会。

スズキの教本1巻と、スズキ教育の心得をまとめた?本をもらいました。本の方はけっこうしっかりボリュームがあるので、ちゃんと読まないといけません…。まだパラパラと見ただけです…。

レッスンの最後にロリポップをもらってご機嫌。今まで食べさせたことがなかったのですが、ごほうびに特別ということで、あげました。帰りの車で無言で舐めていました。

 

親の宿題

それがこの本です。最近日本語の本でさえまともに読んでいないのに…!(リーフレットとかじゃなくて)ちゃんとした本じゃん、と夫も驚いていました。

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週2回、往復1時間

最初のうちだけとはいえ、平日、週に2回、往復1時間運転するのはかなり骨が折れます。実際、11時半にプリスクールのお迎えに出てから、帰宅するのが午後3時を過ぎるので、その日は外へ遊びに行ったりはできないのが現実です。親の自分が疲れてしまって…。プリでお外遊びをしているからいいのかな、とは思いますが。早く週1回にならないかな、と思っています。家での家事をする時間が減って、洗濯物がたためません…。

でも、たまに私も楽器を出して、一緒に練習するのはとても楽しいし、私の精神衛生上も良いように思います。