国語の教員でしたが、アメリカで子育て始めます。

高校の国語科教員を退職し、1歳の子どもを連れて、アメリカで生活を始めました。英語から最も遠い職業だった私の、渡航から英語の学習、米国での生活、子どもの教育等を綴ります。現在、子ども2歳。4月に下の子を出産予定。

医師から手作りクッキーが届きました

出産体験記が全く進まないまま、次女は生後2ヶ月を迎えてしまいました。娘は、いろいろとありながらもかわいく順調に育っています。

先日、とても感激した出来事があったので、取り急ぎ書き残しておこうと思います。

 

数日前、自分の産後健診がありました。傷の回復も順調とのことでした。これでもうしばらくは産婦人科に通う必要はないようです。その時に、医師から母乳の出についてきかれたので少し話をしました。医師によると、ビール酵母を入れたクッキーが母乳の出を良くするので、レシピを送ってくれるというのです。その時に、「私不器用だから作れるかな…?」ということを言ったら、「明日作るから送ってあげるわよ!」と言われて、実際に翌日家に届いたのです。

 

何度か書いていますが、私の担当医は日本人の医師(女性)です。ご両親は日本人のようですが、アメリカ育ちなので、英語ネイティブです。日本語は正直ちょっとあやしいところもありますが、診察は全部日本語でやってもらっています。年齢は私よりも少し上ですが、ほぼ同年代で、未就学のお子さんがいるとのことで、頼れるお姉さん的存在です。経歴を見るととても優秀で、学部は私でも知っている米国内トップクラスの大学(ということは世界トップクラス)を卒業されています。それなのに、何となく天然で、面白いのです(日本語で話すからそう感じるのかもしれません)。それより何より、気さくで、いつも元気で、話をよくきいてくれます。私の周りでお子さんのいる日本人は、彼女のお世話になった人も多いのですが、誰にきいても良い話しか出てきません。そしてもちろん、日本人以外の患者もたくさん受け持っています。また、ナース達からも好かれていて、「私は彼女のファンなの」と言っていた人もいました。そんな人気のある忙しい医師なのです。

 

クッキーの話は、「家に酵母がたくさんあるから、患者さんに作ってあげることになっているので、あなたにも送りますね」というようなことをおっしゃっていたので、「たくさん作って患者さんに少しずつ配るのだろうか?」と思い、ついでになら頂いておこうと思って「ありがとうございます」と返事しました。2〜3枚くらい頂けるのかなと思っていたら、実際届いたものは、缶の箱に20〜30枚も入っていました。医師との会話は、正直日本語だと正しいニュアンスが伝わらないことがあるので、ひょっとしたら私のためだけにわざわざ焼いて下さったのかもしれません。しかも手書きの、一生懸命日本語で書いてくださったカードをまで付いていました。やっぱりちょっとあやしいところがある日本語だったのですが、だからこそ余計に感動してしまいました。ちなみに、お味はチョコレートチップとオートミールがザクザク入ったアメリカンなソフトクッキーで、スタバとかで買うのよりも美味しかったです。

 

日本だったらまず考えられないことだなあ、と思いました。医師から手作りクッキーが届く国、アメリカ。そういえば、(出産体験記でも書こうと思っているのですが)出産の時にも麻酔科医(男性)が、やはり自分で焼いたと言ってケーキをくれました。

お医者さんって、料理も好きなのでしょうか…?

妊娠・出産を通して、それまで以上に米国の良いところを感じられている気がします。

f:id:nicota:20170603195932j:image