読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

国語の教員でしたが、アメリカで子育て始めます。

高校の国語科教員を退職し、1歳の子どもを連れて、アメリカで生活を始めました。英語から最も遠い職業だった私の、渡航から英語の学習、米国での生活、子どもの教育等を綴ります。現在、子ども2歳。4月に下の子を出産予定。

大統領就任式

生活

昨日、初めて大統領就任式というものを観ました。

朝「今やってるんじゃない?」というノリでこっちのテレビ局のニュースアプリを起動したら、生中継していました。日本にいたら、大統領就任演説と、よくても有名歌手の歌う国歌くらいしか観ることはなかったと思います。元大統領がヘリコプターで飛んで行くところなんて、何だか映画の演出のようでした。まあ、こういう国なんだなというのがよくわかりました。

新大統領に関しては、以前少し書いたのですが、それから少し考え方が変わってきました。

現大統領当選直後のブログ→大統領…… - 国語の教員でしたが、アメリカで子育て始めます。

これまで私は、アメリカ人は自分たちの選択を受け入れなさいよ、それがあなたたちの民主主義なんでしょ、という考えを持っていました。しかし、州郡制で仕方ないにしろ、実際の得票数ではクリントン氏の方が勝っていたとか、現大統領がロシアのサイバー攻撃に関わっていて偽ニュースを流したりしていたという疑惑があるとかで、必ずしもアメリカ人の総意とはいえない大統領が生まれてしまったのだな、という風に今は感じています。

最近、自分の健診や子どもの健診で病院へ行くことが多かったのですが、先日病院のロビーでアンチトランプのプラカードを掲げた家族がいました。オバマケアの継続を訴えているのです。実際、オバマケアで命を救われたような子どもや、もちろん大人もたくさんいたのです。トランプが守りたい「アメリカ」って、本当の弱者は含まれていないんですよね。

就任式のあった金曜日の夕方、市の中心部の広場から大規模なデモが行われました。もちろんアンチトランプの。開始前からかなり物々しい警備体制で、夫は機関銃を持って武装した警察官におののきながらもその写真を撮って帰宅してきました。パトカーが通りを固めて、大通りを何百メートルも人々が行進していくのが、窓から見えました。幸い平和的なデモでした。夜になってから、パトカーが騒がしく4台続けてサイレンを鳴らして高速へ入っていくので、何かあったかなあと話していたのですが、後で調べたら別の場所の集会で、きな臭い事件があったとのこと。本当に、混沌としてきている感じがします。

今日の土曜日も、昼間に集会があったようで、続々と人々が集まってきていました。

この政権、長くはもたないんじゃないかなあ…。4年間は無理なのでは。日本の首相は仲良くできそうですが。

 

今までは言葉通り「遠い国」だったのが、自分ではどうすることもできないものの、身近な場所で起こる出来事になったのだなあと実感しているこの頃です。