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国語の教員でしたが、アメリカで子育て始めます。

高校の国語科教員を退職し、1歳の子どもを連れて、アメリカで生活を始めました。英語から最も遠い職業だった私の、渡航から英語の学習、米国での生活、子どもの教育等を綴ります。現在、子ども2歳。4月に下の子を出産予定。

右側通行の車生活その1 (半分以上愚痴)

生活 車の運転

自分の右側通行の車生活を振り返ってみました。状況は良くなってきているので書くのですが(運転できるようになったのはひとえに夫のおかげです、夫には大感謝です)、今回は半分以上愚痴です。気分のすぐれない方は、余計気が滅入る可能性がありますので、ご注意ください。

 

免許取得まではおおむね順調

アメリカは、ニューヨークのマンハッタンにでも住んでいない限り、生活する上で車は必須らしいです。日本でも大都市以外はそうですよね。私は地方都市のベッドタウン出身なのでよくわかります。ただ、免許取るのが東京出てからだったので、ペーパードライバーになってしまっただけなのです。

私もある程度は覚悟の上で、日本から出る前にゴールド免許を握りしめ、自動車教習所のドアを叩き、ペーパードライバー教習を受けたのです。(高速教習は受けそびれてしまったけれど)

 

渡米して約1ヶ月経った7月の末。

何とか筆記試験に続いて翌週実技試験に合格し、さらにその翌週あたりに免許交付所へ行って(長いこと並んで)現地の運転免許を取得しました。ここまでは、割と順調に進みました。自分もやればできるじゃん!と自信が付いてきた頃でした。

しかし、ここからの道のりが長く辛い暗闇のトンネルでした…。

 

運転する気が起きるまで

都市部から郊外へ引っ越し、それと同時につわりが始まったのです。

夫からは、せっかく実技試験パスしたばかりなのだから、たくさん乗らないと慣れないぞ、とつつかれるものの、新しい環境と吐き気、体調の悪さにより、何事にも積極的になれない日々でした。

周囲は車の交通量も多くなく、練習するには最適です。しかし、近郊の都市部へ行くには絶対に高速道路(無料のフリーウェイ)に乗らなければならないという環境です(詳しくは書けませんが、これはもう絶対なのです)。

最初はいたわってくれた夫も、元来せっかちなので、ことあるごとに運転をするよう勧めてきます(夫の車は購入済)。この人は、車(というか機械)と運転が苦にならない人種です。正直いって、つわり中に一番辛かったのが、この運転しなきゃという脅迫観念でした。

理性では、周りは交通量も少ないし、道も単純だし、運転はたくさんした方が慣れるし、試験から間をあけない方が良いし、高速乗る練習もしないとどこにも行けない、ということはわかるのです。頭ではわかっていても、気持ちと身体がついていかないのです。そして、そのことを夫は理解できず、ただ単に私がまだ運転を怖がっているだけとか、怠けているだけだと思っているのです。

これは、帝王切開後2週間足らずで都心の運転練習をさせて頂いた悪夢を思い出しました。娘の退院直前で、安全に運転できるのは今しかないという勧めによるものでしたが、まだ降圧剤も飲んでいたし、どう考えてもよくないタイミングでした。未だにフラッシュバックに苦しみます。その後、シドニー同行で運転の必要がなくなり、帰国後夫が大型の車に買い換えるのにあたって、もう私は運転しませんと宣言して東京では練習していませんでした。

 

自分用の車を購入

夫には、「24時間、いろは坂(@日光)にいるような気分なんだよ!」と言っていたのですが、さすがに2ヶ月以上もそれが続いていると、何しろせっかちなので、明らかにじりじりしてきていました。多少波はあるものの、2ヶ月以上吐き気がしているのはこっちなのに‥。私が「運転する気になったら自分から言うから、車の話はしないで」と言っても、少し元気そうな様子を見せると翌週にはまた運転を勧めてくるという有様で(本人は善意でやってるつもり)、もうこれは逃げられないなと諦めました。

でも、夫の車で運転するのがどうしても嫌だったので(そもそも初心者に向かないような車が好きなので、私が運転し辛いのと、傷付けたり何かあったら嫌なので)、「自分の車を買ってから運転の練習がしたい」と申し出たところ、早くも3日後にはアパートの駐車場をもう一つ申し込んでくれました。

「せっかくお金払って駐車場借りてるから、早く車買わないとね」とまたつつかれるので、まだつわりが治まっていない9月末日の日曜日の午後、ついに「車を見に行く」と重い腰を上げました。それまでも、どの車を買うのか、と隙があれば車の話をされて、これにしようというところまで決めてはありましたが、車を買いに行くと決めたのは、もうそれ以上車の話をしたくなかったというのが本音です。

何度も書きますが、当時、2ヶ月間も車酔いが続いているような状態だったのです。どうか、車酔いしている人に、車の話をしないであげてください。24時間いろは坂なんですマジで。

 

さて、ディーラーで1割も分からない早口の英語を横にききながら、つわり対策用の飴を舐めてやり過ごし(交渉はもちろん夫)、試乗もせずに車を買いました。色だけは、黒は嫌と伝えましたが、他に特に自分の希望はありませんでした。日本から持ってきた自分の資産(の一部)は全てこれに費やしました。日本にいたら自分では絶対買わなかったであろう、四駆のSUVというらしい種類の日本車を購入しました。全体的に気に入ってはいるのですが、なんとナビがついていませんでした‥。

車選びについては、また別の記事を書きたいです。

 

納車が10月頭で、そこから実際に運転し始めるまで更に1ヶ月かかったのですが、長くなってしまったので、その2に続きます‥。